李闘士男監督を直撃!ジャニーズWEST主演「炎の転校生REBORN」撮影秘話

2017/10/25 14:00 柚月裕実 柚月裕実



(C) Kazuhiko Shimamoto, SHOGAKUKAN/ J Storm Inc.

ジャニーズWESTが主演をつとめる「炎の転校生REBORN」が11月10日(金)からNetflixで世界190 カ国で配信される。
原作となる「炎の転校生」は『週刊少年サンデー』(小学館)にて1983年から1985年まで連載された島本和彦作の少年漫画。ジャニーズWESTの主演により、「炎の転校生REBORN」としてリブート。今回、映画化にあたってメガホンをとった李闘士男監督に撮影秘話を聞いた。


■スタッフがロスになるほど熱くなった「炎の転校生REBORN」

――作品を取り終えて、いまの心境はいかがですか?

李闘士男監督(以下、李):感想は、僕よりも……。仕上げが終わってスタッフに聞くと、ロス状態だったらしいです。

――スタッフさんがロスに!

:最近にはない、くだらなくて熱いことを一生懸命やっていたので、スタッフが放心状態だったと聞きました。その後に他の現場に行くとつまんないと(笑)普通じゃないじゃないですか、やってることが。毎日が祭り状態だったので、祭りが終わったようにロス状態だったと聞きました。僕の場合は編集、仕上げがあるので最後まで気を緩められないのですが、みんなは炎の転校生ロスだったと。

――チームがロスになるくらい愛情が注がれている作品なのですね。

:ジャニーズWESTのメンバーが、人を楽しませようと頑張ってやるので。当然、僕もそうだけど、スタッフもやってやろうと本当に祭りみたいな感じでした。祭りって目的が明確じゃないですか。当然、そのあいだには多少のいさかいというか、うまくいかないことがあったりもするけれど。でも全員が楽しませてやろうという状況だったので非常にいい感じでやれてたんじゃないかな。

ーーなるほど。

:言い方がおかしいんですけど、現場にはグルーブ感があった気がします。普通、こういうドラマの撮影現場ってシーンとしてる現場が多いらしいんですけど、ジャニーズWESTも僕も大阪だということでラテン系の感じがあるから、それでグルーブ感が出たのかなと思います。「今日はこういう絵を撮る」となると、現場も僕もどんどんアイデアが浮かんでくる。もっとこうしたほうがいいな、面白いなということが出てきて、現場にはいいグルーブが流れていたと思います。

――監督の姿勢を受けて、WESTのメンバーの方からも「こうしたいです」みたいな意見もあったのでしょうか?

李:もちろん、ありました。監督これどうですか?とか。例えば藤井くんが、手の回し方はこういうほうがいいですか?とか、いろいろありましたね。自分のキャラクターを掴むまで、自分が演じている人がわからないので周囲に確認して。こんな形でやろうかなとか、特に撮影が始まった当初は自分がやっているキャラクターの確認とかアイデア出しはやってましたね。

――わりとすぐにキャラクターがインストールされたのでしょうか。

:撮った順番が違うので答えにくいですが、撮影が始まって3〜4日したときにはほぼできてきてたんじゃないですかね。

――作品ではジャニーズWESTのみなさん全員が出演されましたが、主演が7人も珍しいですね。

:7人いて、普通は5レンジャーとかじゃないですか。7人は多いんですよ。キャラクター(作り)が大変なんです。女の子もいないし、デブッチョもいないという中で、僕だけじゃなくてプロデューサー、脚本家と相談しながら、それぞれのキャラクターを作っていきましたね。痛く真面目なんだけれども……。

――今回は特に神山さんの意外な一面がみられました。

:彼はなぜ学園に呼ばれたのかわからないんですけれども(笑)僕なんかが小学校のときにイジメっ子みたいなやつがいて、いじめられてるやつが泣き出すとめちゃめちゃ強くて怖かったんですよ。彫刻刀を持って暴れだしたりして。そういうやつがいたっていいんじゃないの、泣いたら強くなるっていう。ウルトラマンは変身したら強くなる、こいつは泣いたら強くなるみたいなのが面白いという感じで、逆に言うと前半は弱々しいおとなしい人。それにもう1個大きく裏切る何かをつけています。

――最後はかっこいいキャラになっていましたね。

:今回は戦隊モノでもヒーローモノでもないですけど、人には2面性があると思うので、個々のキャラクターの、特に今回みたいな決まったキャラクターでその偶像をつくった上でどう崩していくかみたいなところが一つキャラクターの魅力になるんじゃないかなと思った。特に神山くんは芝居に対して真摯で、あそこのお花畑みたいなところも僕は何も言ってないです。こんな感じだからね、と言ったらあれをずっと……。よく元宝塚の女優さんを相手にやりますよね。「おまえ宝塚相手にようやるなあ」と言ったら「これやらしてるの李さんですよね」、「そうやねんけどさ。すごいなあ、おまえ宝塚と真っ向勝負やなあ」というくらい。彼は真面目に役に対して真摯に取り組もうという感じでした。

――藤井さんと神山さんは以前『アゲイン!!』からのお付き合いということで、3年ぶりの再会でお感じになられたことはありますか?

:僕が言うとおかしいですけど、成長というか、昔は手探りでやっていたのが、自分なりにちゃんと考えてアプローチを見つけてやるようになったいうのは感じました。以前はまだこれでいいのかどうかわからない、手ごたえがない不安というか、手探りな感じがしていたけれど、今回のキャラは途中から吹っ切れてやれていますから、そこは違いますね。
前はまだ自分のやっていることに自信がないというか、確信が持てなかったんでしょうね。でも今回は本当にこれでいいかなあ、いいかなあ、と言いながらやってますけど、やるときは確信を持ってやってますね。それはなぜかというと、メンバーのうち何人が覚えてるかわからないですけど、本読みのときに自分がこれから演じる役はちょっとキテレツというか変わった役だけど、その存在を疑っちゃダメですよと。本当にこういう人がいて、こういうことを言うんだと信じて言わないといけない。いないよね、こんなやつ、本当はいないんだけど、と思っていると絶対に出るからね、と最初に言ったんです。藤井くんはもしかしたらそういうことをちゃんと頭に入れてくれてたのかなとも思いますね。

――それが迫力に繋がった。

:そういった意味では、みんなわりとなりきってちゃんとやってくれたのではないかなと思うんです。
――他の5人とは初対面、どのようにコミュニケーションを取っていったのでしょうか。
:まあ普通ですね(笑)僕も構えるほうではないし、彼らも構えることもないので。普通に……。何をしたらいいのかを僕は明確に伝えたくて、悩むことを「こっちじゃないよ、こっちだよ」と背中を押してあげること。僕もこういう感じなので、いわゆる映画の怖い監督というわけじゃない。彼らも普通に話しかけてくれるし。あいつら監督に対して、なんか友達みたいに来すぎだよね(笑)。

ーーフレンドリーに(笑)

:急にこうなったんじゃなくて、撮影をしてだんだんお互いにですけど。不思議だけど、最初から信頼関係みたいなのがあった気がする。僕もやるときに、神山くんと藤井くん以外は初めてですけど、舞台を見させてもらったり、ライブを見させてもらったりしたときに常々感じたのが、周りを楽しませよう、お客さんを楽しませようというのが徹底しているなあと。そこは本当に素晴らしいな、エンターテイナーだなと思っていたので。もちろん年齢は下だし、この世界で言うと後輩ではあるけれども、僕も僕なりに彼らをリスペクトしているところがもちろんあったので。
リスペクトしながらもフレンドリーというか、本当は親子ほど年が離れてるんだけど、そういう感じもなくコミュニケーションができたんじゃないかなと。彼らも監督だから気を使うとかなく、全然僕に気を使わないです。もう少し気を使ったほうがよかったかもわからないですね(笑)。
撮っていくうちに面白くなるじゃないですか。面白いと彼らも思うし、周りのスタッフも言うから、彼らもこれでいいんだと監督のことを信じようとか、これで大丈夫なんだという感じになってきて、いい信頼関係が生まれたんじゃないですかね。彼らを見た感想としては、意外…想像を超えていくリアクションでした。

:いま話しながら思い出したんですけど、『デトロイト・メタル・シティ』のときもそうでしたね。やっぱりスタッフはまだ何を言われているかわからなくて、僕と松山くんだけはわかってて、2人で確信を持ってやっていたら、途中でみんなが面白いと。僕と松山くんはこれでいいんだと確信を持っていたんだけど、周りのスタッフが面白いかどうかわからなくてついてこれてないときがあったんです。

ーーそんな逸話があったのですね。

:撮り始めて3日か4日くらいしたら、みんな、これは大丈夫だ、面白いんだとなってましたけど。今回はその3日も4日もなくて、すぐにそういう状況になったので。そういったときって演者さんとつくり手の関係はわりといいんじゃないですかね。そうだ、一番僕がやってて楽しかったのは、特に言葉で伝えなくても彼らはわかってるんですね。これはこうでこうでと言わなくても、「ああはい」という感じが。阿吽の呼吸と言ったら早いですけど、お互いに近しいことを考えてたのかなと、それがとても心地よかった。これは演者さんと監督だけでなく男と女の関係とも同じで、どれだけ話し合ったってわからないものはわからないんですよ。理屈で説明しなきゃいけないほど、つらいものはないんですよ。そういう経験あるでしょう?

――はい、あります(笑)

:なんであなたはこれをわかってくれないの、というと絶対わかりあえない。だからそういった意味では、彼らが持っている間と僕が持っている間が合ってたような気はします。

――先ほど7人、ヒーローモノじゃないということだったんですけど、7人だから、WESTだからできたことはありますか?

:7人という意味でWESTができたのは、これだけ暑苦しくてバカバカしいものは彼らでなければできないんじゃですかね。もちろん本来の彼らのキャラクターがあるのかわからないけど、クールなんて誰もいないでしょう。みんなバカになれるしかわいいでしょう。こいつら本当どうしようもないけどかわいいなあという感じだから、それはWESTが持っている資質なんじゃないですかね。さっき言った、徹底的に喜んでもらおうという。かっこつけるとかよりも、喜んでもらうほうが勝つということは、彼らが今できることじゃないですかね。

――ジャニーズWESTの皆さんがデビューするときも、この7人じゃなきゃと社長さんに直談判したといういうエピソードがありますね。

:細かいことを僕がいちいち言う必要がなくて、うまくできてる。控室でも、しゃべる子、聞いてる子、自分でゲームやってる子とかよくできたバランスですね。桐山くんなんかは常に、僕ら外の人間に気を使っているし。神山くんと藤井くんはマイペースだし。よくできてますね。

――それぞれの役割が自然と出る。

:そうなんですよ。僕はよく思うんですけど、映画でもドラマでも配役があって、例えばバラエティ番組でも出演者があるじゃないですか。あれって僕はイス取りゲームだと思っていて。それぞれ同じキャラクターの人は2人はいらない。このイスは1人座ればいい、この人はこのイス。あれちゃんとうまく7人みんなが……。しかもおかしいのが、真逆じゃなくて近しい人もいるけど離れてる人もいる。絶妙なバランスで7つのイスが用意されてますね。あと、陰と陽のバランスがよくできてますね。

――陰と陽ですか。

:僕はいろんなものを見ると、必ず陰と陽のバランスがとれているものが当たっている…というか評価されていて、陰だから悪いという意味じゃないですよ。コンビでもそうだし。
嵐でいうと大野くんはちょっとおとなしいイメージがあるじゃないですか。だから陰というか月ですよね。でも松本くんとかは太陽でしょう。太陽と月のバランスがとれている。太陽ばっかりだったらうるさすぎてダメだし、月だけだったらあれだし。みんなそうなんですよ、どんなところでも。WESTもそうですよね。神山くんなんかはおとなしい。そのバランスが取れたグループだと思います。


■Netflixの配信「これがジャパニーズコメディだ」


(C) Kazuhiko Shimamoto, SHOGAKUKAN/ J Storm Inc.




――今回はテレビ放送でも映画でもなく、Netflixで配信されますが、そこで何か特別に気を使ったことはありますか?
:世界190カ国で配信するので、世界の人にも伝わるギャグをと思ったけど無理でしたね。
(一同笑)
:見ていただいたらわかるように、これがジャパニーズコメディだ、どうだと。

――マンガでいう書き文字、“ガッ”という効果音の描写が印象的でした。

:オノマトペね。あれは日本のコミックを原作にしている感じのアイコンとして何かほしいなと思ってたんですよ。実は打ち合わせでも言ってないし、クランクインまで全然考えてなくて。日本のコミックを実写にしたら、何か欲しいなとだけは思っていて、答えがわからなかった。最初の第1話のトップカットが校舎の前をザザザと走ってくる。これは本当に面白い話で、島本先生に台本を見せたときに先生が手書きで直されたんです。台本上では「ダダダ」と書いあったのが、家に帰ったら「ザザザ」と自分の字で直してた。意地でもこの「ザザザ」を絵にしたいなと思ってたんだけど、できないんですよ。「ザザザ」できないなと思って、原作をパッと見たら、これをやればいいのかと思って。

ーーそれであの手法を採用した。

:日本のコミックの特徴ってオノマトペなんですよね。静かなときにシーンというでしょう。あれは手塚治虫が発見したんですよ。それまではシーンってないんですよ。あれは手塚治虫さんが始めてみんなシーンというようになった。日本のコミックはすごくオノマトペを大事にするのを知ってたので、「ザザザ」を絵にするの難しいなと思ったときに、原作に「ザザザ」と書いてあって。またいい味なんですよ。島本先生の手書きのやつが。これを活かさない手はないぞと思って、アナログ的なアプローチでやったほうが味が出るんじゃないかなあ、という感じですね。それが印象に残りました?

――はい、すごく。

:やった甲斐がありました。あれで編集に時間がかかってね。やろうか、やっとこうよって相談して決めました。


■意外すぎた李監督の好奇心とは?

gooいまトピの独自質問にも快く応じてくださった李監督。最近とても不思議なご経験をされたそうです。

ーー最後に「gooいまトピ」のコンセプトがすごい好奇心ということで、監督の好奇心についてお聞かせください。

:これは面白いほうがいいんですかね、真面目なほうがいいんですかね。

――面白い方を!

:無茶言うねえ(笑)普通はどちらでもと言われる。好奇心はいろいろあるんですけれど…ああそうだ、最近面白かった話を。アガスティアの葉って知ってます?

――存じ上げないです。

:アガスティアの葉ってインドの古い聖者、アガスティア聖者がいたんだって。その人がいろんな人の人生を葉っぱに書き記したという伝説、逸話があるんです。それをその人が亡くなってから弟子たちが葉っぱじゃ消えるから、古い紙に書き残したというのがこんな束がいっぱいあるらしいのね。僕の知り合いで、去年くらいまでうまくいってなかった人がいたんだけど、今年の1月か2月に会ったらすごく明るくて、何があったの?と聞いたらアガスティアの葉の話を聞いて。要するにインドの昔の聖者が予言してくれる、占いというよりも、こうしたら良くなるよという、自分の子どもたちに人生に迷うことなくより良い人生を送れるように書いているもので、面白そうだからやってみたの。

ーー実際にトライされたのですね!

:右手の親指の指紋だけ置くんです。あとは名前と僕の性別だけ。生年月日も送らない。FAXかPDFかで送ったんでしょうけど、最初の4月は見つからなかったと言われて。要するに僕の束が見つからなかった。再び9月に来るというから申し込んでもらったら、今度はその束があって、その中に1枚1枚人生がある。それをまた質問で僕の1枚があるかを確認しないといけないんです。
生年月日も教えてない、僕は名前と男だということと指紋しか送ってない。インド人はその情報しか知らないんですよ。僕のことは検索したら多少わかるけれども、子どもは1人でまだ学生さんですねとか、両親は健在ですねとか、奥さんと子どもと一緒に住んでいて、長男で、生まれたのは水曜日とか。あと一番すごいのは、お父さんの名前がヤスヒル……、発音が悪いけど、うちの親父はヤスヒデというんですよ。で、お母さんの名前がヨチオ、ヨチ……。ヨシコっていうんです。そこまで当たるのはすごいでしょう。

ーー名前までわかるなんて。

:そのインド人が探偵を雇ったらわかるけど、探偵を雇ったら俺が払う謝礼よりも多くなるからそれはしないと思うのね。しかも何十人といるから、そんなのアガスティア探偵大忙しになるから…それすごくない?あと10個くらい質問があるのよ。今あなたは53歳ですねって。要するに、5月が誕生日だから4月だったら52歳だった。それは何かというと、僕が何歳のときにそこに巡り合うかまで予言できてるってことなんですよ。

ーーすごいですね。

:そうなんですよ。知り合いのある人が同じように予約してて、土曜日に来る予定だったんだけど、土曜日に急に体調が悪くなってキャンセルだったの。月曜日だったら行けます、じゃあ月曜日にしてくださいって。で、月曜日にその質問。あなたの奥さんはいま海外にいますね、という質問があったんだって。奥さん日曜日から韓国旅行で、土曜日だったらそれは当たってないわけよ。すごいでしょう。これ好奇心バリバリでしょう!

――これは気にせずにはいられません!

:これから未来を予測されているので、大体の寿命も言われてる。寿命まで言ったらあれなんだけど、1年か2年くらいしたら予言があるから、当たってるかどうかわかる。もし当たってたら教えますね。
(ここで実際に録音した音声を聞かせてもらう…英語で名前を言っている様子が聞こえてきました。)

――ぜひ教えてください。

:過去が当たったのは事実。それだけ当てられることってないじゃん。仕事も自営業、自分でやってますよね。奥さんが健在でお子さんは1人で、両親が健在。僕の生年月日はネットで調べたらわかるからそれはどうかなと思うけど。お母さんの名前、ヨシコとかヤスヒデを当てられるのはすごいでしょう。アガスティアの葉は13章から14章まであって、13章は僕の前世やカルマについて。14章はその解消の仕方があってお金とられんねんけどそこはようできてるね(笑)

――すごいですね、これは。

:だから1年後に会おう。当たってるかどうか。それが最近の好奇心。

ーー最後に、配信に向けて視聴者の皆さんに一言お願いします。

:各話で微妙に撮り方を変えているところがあるんです。完全に演じてもらおうとか、ちょっと彼らの素を生かそうというところもある。ちゃんと演技をやりきっている彼らと、ちょっと思わず笑っちゃってる、ププッとなっている素とかもあるので、そういうところも探してみてくれたら楽しめると思います。海外の友達にも、日本のギャグを教えてあげてください。
(劇中に仕込んだ)全部のギャグは気がつかないでしょうね。あれ、全部のギャグ気づいてくれキャンペーンとかやってよ。僕が答え合わせしてあげるから(笑)





【プロフィール】
李 闘士男
1964年5月13日生まれ。 大阪市出身。日本大学芸術学部卒業後テレビディレクターを経て映画監督へ。大学在学中よりディレクターとして活躍し、数々の人気番組を手がける。近年は、映画監督として独自の価値観に根ざした作品を発表している。


【Introduction】
島本和彦の少年漫画「炎の転校生」は、『週刊少年サンデー』(小学館)にて1983年から1985年まで連載された少年漫画「炎の転校生」が、ジャニーズWESTの主演により、「炎の転校生REBORN」としてリブート!かつて「炎の転校生」と呼ばれた伝説の男・滝沢昇は、校長となり、ある目的のため謎のエリート校である種火学園を設立。そこに7人の転校生が現れる。そんな7人は偶然にも全員、下の名前が「駆(カケル)」だった。彼らには全国の問題がある学校に転校生として忍び込み、学校を内部から改善する極秘ミッションが与えられる。No.1「炎の転校生」を目指し、7人の駆たちの熱血学園バトルを繰り広げる! Netflixのオリジナルドラマとして、世界190カ国で全8話が配信される。


【作品概要】
作品 : Netflixオリジナルドラマ「炎の転校生REBORN」
配信: 2017年11月10日(金)、Netflixにて全世界配信
主演:ジャニーズWEST
重岡大毅、桐山照史、中間淳太、神山智洋、藤井流星、濵田崇裕、小瀧望
エピソード:全8話
原作:島本和彦「炎の転校生」(小学館「少年サンデーコミックス」刊)
監督:李闘士男 脚本:川邊優子ほか 音楽:佐橋俊彦
J Storm Presents In Association with NETFLIX OFFICECRESCENDO Production
(C) Kazuhiko Shimamoto, SHOGAKUKAN/ J Storm Inc.

特報:YouTube:https://youtu.be/f2Cjst8Rg1s
公式サイト: www.tenkousei-netflix.jp



(取材・文/柚月裕実)