東方神起、約2年ぶりのアーティスト活動再始動を宣言!「新しい魅力をお見せします」

2017/8/22 08:00 西門香央里 西門香央里



▲東方神起:チャンミン、ユンホ

2017年8月21日、待ちに待った東方神起が動き出しました!

この度、ユンホとチャンミンの2人が揃って「東方神起 ASIA PRESS TOUR」と称し、21日にはソウルと東京、22日は香港の3カ所で記者会見を開催。アジア中で待ち望まれていた東方神起の再始動にあたり、本人たちの口から活動再始動を宣言し、それぞれのゆかりの場所での活動を発表したいという希望から、各地での記者会見が実施されることになりました。

今回は、この記念すべき記者会見の模様をお届けします!ファンの皆さんが首を長くして待っていた東方神起の帰還。ユンホとチャンミンの2人がどのような姿で私たちの眼の前に現れてくれたのでしょうか。


■約2年ぶりに揃った「東方神起」の姿



2人揃ってのメディアへの登場は、約2年ぶりとのこと。先日、京セラドームと東京ドームで行われた「SMTOWN LIVE WORLD TOUR VI in JAPAN」では、一足先に兵役より戻ってきたユンホがステージに立ち、新曲「Drop」でその存在感の大きさをアピールしました。その姿はまさに「王の帰還」と言えるもので、会場にいた観客を圧倒。真っ赤なペンライトに染まった会場は、「東方神起ここにあり」を体現していました。

そして、8月18日にはチャンミンが除隊。ソウルには国内外のファンたちがチャンミンを迎えるために多く駆けつけ、その様子はニュースにもなりました。そして、その3日後の8月21日、彼らは早くも「東方神起」として動き出したわけです。

今回の記者会見は既に終了しているソウルでも、多くの記者たちが集まりましたが、東京でも再始動する東方神起への期待感で多くのメディアが集まり、会場は緊張した雰囲気に包まれていました。

時間になり司会進行のどりあんず堤さんの呼びかけで東方神起のユンホとチャンミンが登場。フォーマルなスーツに身を包んだ二人は、にこやかにメディアに挨拶。

「お久しぶりです。よく見かける顔の方もいらっしゃいますね」と集まったメディアに呼びかけるユンホと、まだ除隊してから3日しか経っていないチャンミンは「まだ、人前には慣れてないので…1日くらい休めると思ったのに、1日も休めていません」と笑いを取り、緊張感に包まれた雰囲気を一気に温かいものに変えてくれました。


■東方神起はお互いが「家族」みたいなもの



今回のプレスツアーは東方神起が直接各地で挨拶をしたいということで計画されたもの。

ユンホ「今回のアジアプレスツアーは、『東方神起はこれからちゃんと活動します!』と挨拶をしたいと思って行うことにしました。今日はソウル、東京、明日は香港と行って、僕とチャンミンと合わせて東方神起として挨拶することができて、一番嬉しいです。ここにいる皆様に、成長した僕たちを見せれるんじゃないかなと思っています。これからも新しい魅力をお見せしますので、よろしくお願いします。」

と、これからの活動に強い意欲を見せてくれました。

活動再開を迎えるにあたり、お互いの存在をどう感じているのかという問いに、



ユンホ「今までずっと10年間以上隣にいて、活動も一緒だったわけですが、約2年間くらい離れてみてお互いの存在について考えました。僕が一番嬉しかった時、一番悲しかった時に、一番辛い時に、何も言わずに隣にいたチャンミンが、ただありがたいというだけじゃなく、『これが家族なんじゃないかな』ということを感じました。(この2年間は)そういうことに気づく機会になったんじゃないかなと思っています。自分も2年間でさらに成長して、チャンミンに会う時に『これがユンホだよ』というのを見せたかったです。ずっとこの瞬間を待っていたんです」

と、離れていた2年間にチャンミンの存在の大きさを感じたと語ってくれたユンホ。「(久しぶりに会った)チャンミンは雰囲気がちょっと大人っぽくなったような気がして、十分イケるなと思いました」とチャンミンの成長ぶりを褒めたのに対し、「ただ、老けただけです」と返すチャンミン。東方神起の仲の良さは2年間離れていても健在でした。

一方チャンミンは、



チャンミン「ユンホは、もともとから頼もしかったのですが、もっとさらに頼もしくなりました。これからもユンホに頼っていきたいな、と思っています。家族の中ですごく頼もしい兄貴ような存在で、僕はありがたいと言いたいです。」

そう言って、時折、お互いの顔を見合わせて笑う姿に、2人の強い絆を感じました




■「言葉より行動で魅力を感じられるアーティストになりたい」

東方神起が活動を休止していたこの2年間に二人にはどのような変化があったのでしょうか



チャンミン「最近思っているのは、知らないうちに僕の周りにいつも支えてくれる人たちがいてくれるということです。例えば大切な家族だったり、ユンホだったり、スタッフの皆さんだったり、ファンの皆さんだったりと、僕の周りにいつもいてくれる人たちの大切さが、重さがわかるようになりました。そういうことに感謝をしなくちゃいけないなと、感じるようになりましたし、より深く思うようになりました」

周りの人々の存在の大切さを感じたというチャンミン。ユンホはどのような2年間を過ごしたのでしょうか。



ユンホ「自分はこの2年間の中で、東方神起のユンホじゃなくて、人間のチョン・ユンホとして自分自身に向き合う時間が多かったと思います。これからの自分自身のことや、これからの東方神起はどんな色を見せていったらいいのかとか、真面目に自分自身に向き合う時間ができて、すごく良かったと思います。昔は『東方神起はこれです!』『東方神起は情熱です!』『東方神起は一生懸命気合を入れていきます!』とはっきり言っていましたが、今は言葉より行動で、その魅力を感じられるアーティストになりたいと思っています」

活動を休止していていた2年間に、お互いに成長したと語る二人。今後の活動ではどのような新たな東方神起の姿が見れるのか、期待が高まります。


■復帰記念アルバムもリリース!そして11月からは3度目の5大ドームツアーが決定!



10月25日には復帰記念アルバム「FINE COLLECTION〜Begin Again〜」をリリースすることが決定。このアルバムには2011年の再始動よりリリースされたシングル全13タイトル、アルバム全4タイトルより選ばれた楽曲に、新たに再レコーディングした3曲を加えた全40曲を収録し、映像にはミュージックビデオが収録されています。

チャンミン「今までたくさんのファンの方々に愛されてきた40曲が入っているアルバムなんですが、その中から3曲を再レコーディングしました。これはファンの皆さんにはいいお知らせになるんじゃいかなと予想しています。僕自身もこの話ができてドキドキしています」

と、チャンミンはアルバムの出来に自信を見せてくれました。

タイトルの「Begin Again」には、「東方神起が再始動を迎え、過去〜未来へと歩んでいく、その物語の道中」という意味が込められているそう。復帰記念アルバムとして、これまで支えてきてくれたファンへの感謝の気持ちが込められた、まさに「FINE COLLECTION ALBUM」といった内容とのことで、ユンホ曰く「二人の気持ちを込めたアルバムです。皆さんがそれを聞いたらすぐわかる、分かりやすいアルバム」だとか。

また、11月からは海外アーティスト史上初の3度目の札幌ドーム公演を含めた全国5大ドームツアー「東方神起 LIVE TOUR 2017 Begin Again」を開催することも決定!全国5都市(札幌、東京、愛知、大阪、福岡)14公演で行われ、約65万人の動員を予定しています。今回のドームツアーについて意気込みを語ってくれました。

ユンホ「東方神起の気持ちを込めたステージを作ることが一番重要じゃないかなと思っています。昔はみんなが楽しめるライブがしたいって言っていましたが、今回は言葉より思い出がたっぷりな、そういうライブがしたいし、東方神起のライブを見たら、夢とか希望とかそういうのが伝わる、伝えられる、というようなライブができたら嬉しいなと思っています。」

チャンミン「東方神起とファンの皆さんとのお互いの情熱と、汗と、涙を一緒に同じ空間で呼吸をしながら、共感しあえるそういうライブになるんじゃないかなと思います。」

毎回入手困難になる東方神起のチケットですが、きっとこのツアーも入手が困難になることは間違いないでしょう…。コンサートには定評のある東方神起ですから、きっと約2年ぶりのツアーを素晴らしいものにしてくれるはず!「とにかく(東方神起は)ライブが楽しいですね」チャンミンも語っていますとので、まずはコンサートで東方神起を感じたいところ!


もしかしたらバラエティーで東方神起に会えるかも?



「正直日本語が昔よりしゃべれなくなってました。俺は誰?ここはどこ?って感じでした」というチャンミンでしたが、今回の記者会見は全て日本語で行われ、常に日本でトップを走ってきた東方神起の凄さを感じました。難しい日本語もペラペラと話す二人に、2年間のギャップは全くありませんでした

今後の活動についてユンホは「今後は歌ったり踊ったり以外でバラエティーとかにも出て、これからの東方神起の意気込みとかをお話しできたらと思っています。機会があればすぐにやりたいと思います!」と、話してくれましたが、もしかしたら、久々にバラエティで東方神起に会えるかも?

アルバム、ツアーと、いよいよ本格的に動き出す東方神起。今後の動きに目が離せませんね。彼らの帰りを待っていたビギストの皆さん、これからの時間をたくさん楽しみましょう!

それでは、また!アンニョ~ン♪


■東方神起公式サイト
http://toho-jp.net/

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(取材・写真:西門香央里)