広島の人気つけ麺も！新感覚スペース「近松(チカマツ)」って何？
どうも、ユナイテッドモンモンサンのまつきょんです。
ユナイテッドモンモンサンの「妻になりたい」が映画「ママは日本へ嫁に行っちゃダメというけれど」のエンディングテーマに使用され、現在大人気上映中。
ユナイテッドモンモンサン「妻になりたい」
宣伝はコレぐらいにしといて本編です。
様々なカルチャーの発信基地「下北沢」で惜しまれつつも閉店となったライブハウス「下北沢CAVE-BE」
その跡地にバンドTHEラブ人間」のKey.ツネ モリサワでもあり、
自身が代表を務める株式会社「近松」主催のライブサーキット「下北沢にて」の実行委員長でもある森澤恒行が発起人となり
新感覚のライブスペース 近松（チカマツ）がオープンしました。
今回はその代表のツネ君にお店のオープンのいきさつなど、話を聞きに行ってきました！
まつきょん
もともとはライブハウスで働いてたんやっけ？
森澤恒行
そう、もともとここ（近松ををやる）の前のライブハウス(下北沢CAVE-BE)で働いてたの。
まつきょん
(ツネの地元が広島なので)広島の時から？
森澤恒行
いや、広島の時は、広島のライブハウス(CAVE-BEは広島に本店がある)にはよく遊びに行ってて。
当時、高校生の時に。コピーバンドとかをやりつつ。
19歳の時東京来たタイミングでバンドを組みたいなと思ってて。 でも大学では友達ができず（笑） でもバンドしたくて、下北沢にCAVE-BEがあるの知ってたから、 広島の友達のバンドが東京のCAVE-BEにライブしに来ててそのバンド見に行ったタイミングで。 バイト募集してたからここで働きたいなと思ってそっから。 音楽業界のキッカケになった場所。
まつきょん
じゃあ、バンドをはじめるよりもライブハウスで働くほうが先やったんや？
森澤恒行
そうそうそう。当時は広島のスタッフの人とかがいろいろ教えてくれて。
まつきょん
そっから、働きつつバンドをやって。
森澤恒行
そうそう。(現在のバンドメンバー)金田と谷がここに別のバンドとして出てて。 それぞれバンドが解散するってなって、ここでTHEラブ人間組んで。 金田と谷もバイトで働いてたんだけど。 バンドが忙しくなるタイミングで、スタジオファミリアの立ち上げを手伝ってくれないかっていわれて でスタジオでも働いてたんだけど。
まつきょん
バンド自体がここで結成されたバンドやったんやね。
まつきょん
そもそも、「近松」を作ろうと思ったキッカケは？
森澤恒行
単純に、広島の本店から連絡が来て、「やらないか？」って去年の年末ぐらいにいわれて
で「やります」と（笑）「やらしてください」って。まあ、考えたけどね。
まつきょん
結構急やったんやね。でも二つ返事で（笑）でもすごく自然な感じがした。いろいろ「下北沢にて」とかのイベントもやってるし。不自然な感じじゃないよね。
森澤恒行
やると思ってなかったけどね（笑）
まつきょん
求められたからっていうのは大きい？
森澤恒行
知らない人に渡すよりかは、知ってる人にってのは言ってたから。
まつきょん
「近松」はライブハウスじゃないという風に聞いたんやけどそれはどういうことで？
森澤恒行
そうだね、基本音楽が中心にはあるんだけど。それ以外のところも。
映画であったりだとか、お笑いだとか。夜の時間はつけ麺やったりとか。
いろんなものをやっていくようなスペースにしていきたいなと言うのが理想と言うか。
まつきょん
「ライブハウス」じゃないとしたら なんていう呼称になるの？
森澤恒行
それね。結構悩んだんだけど。
まつきょん
すでにグーグルMAPでは「ライブハウス」って書いてあるみたいやけど（笑）
森澤恒行
それね(笑)「舞台 近松」なのか「ステージ 近松」なのかいろいろ考えたけど。
とりあえず今は「下北沢 近松」っていうライブハウスの名前ではやってる。
まつきょん
自分でも「ライブハウス」て言うてもーてるもんね(笑)
森澤恒行
まあね(ライブハウス以外の呼称が)言いにくいんだよね(笑)
「お店」って言ってる。「店舗」って。
まつきょん
そのまんまね(笑)
ツネ曰く「トイレを綺麗にすることにこだわった」とのことでトイレの写真。
まつきょん
「何をやってもいい場所」っていうことなんやね。
ライブだけじゃない場所にしたいっていうのは最初からそういう感じやったん？
森澤恒行
うん。もともと「下北沢にて」ていうサーキットフェスを(THEラブ人間主催で)やってて、 今年8年目なんだけど、このイベントも音楽だけじゃなくお笑いだったり、劇団だったり、映画だったりってのを取り入れてやってんだけど。
イベントってやっぱ一日になっちゃうから、定期的にこういう場所で音楽以外のカルチャーもどんどん融合していけば面白なっていうのがあって。
(音楽と)同じ業界じゃないじゃん？お笑いも映画も。
まつきょん
そうやね。下北沢ってすごい演劇とか音楽とかそういう芸術的なものがいっぱいある町なんやけど、それぞれが、あんまり交わってないっていうのはあるもんね。
森澤恒行
そうそう。そういう場所になれたらって思うんだよね。
まつきょん
「下北沢にて」とかはどちらかと言うと音楽よりのイベントではあるんやとも思うけど、演劇なり音楽なり映画なりができるハイブリットな場所っていうのは今まではなかったんかもね。
森澤恒行
俺らの知らないところであるかも知れないんだけどね(笑)
まつきょん
下北沢でこういうコンセプトをハッキリ打ち出してるところはなかったんかな。
森澤恒行
そうだね。
まつきょん
(プロジェクターとスクリーンも常設されてるし)自主制作で映画を作ってる人の上映会とかもできる場所やね。
森澤恒行
たとえばだけど、ライブ映像とかライブＤＶＤ出してるバンドとかもいるし、
そういうのを流したりとかもできるし。
まつきょん
ライブＤＶＤの鑑賞イベントとかもできるもんね。
森澤恒行
(上映するには)ちゃんと許可とか必要だから。それもしっかりやってるから。
勝手には流せないしね。
まつきょん
それはいままでのバンドとかスタジオとかライブハウスとかイベントとかでの経験を出せてるんかな？
森澤恒行
そうだね。いままでのつながりは結構大きいかもね。
バンドと一緒だなっていうのは思うけどね。
店作るのも。何かを作り出すってのは一緒で、繋がってるって思う。
まつきょん
バンドって社会の縮図的な部分あるかもね。
森澤恒行
なんでも、どんな仕事でもだけどね。
THEラブ人間：左から ツネ・モリサワ、金田康平、坂本遥、谷崎航大
まつきょん
キッカケは「やりませんか」ってのやから、そもそもライブハウスするっていう野望があったわけじゃないんかも知れないけど
この場所を通してやりたい野望とかそういうのはある？
森澤恒行
やりたいことはいっぱいあるんだけど(笑)このハコとしては。
作った理由のひとつとして、「アーティストが食えない」(っていう現状がある)から。今後の音楽業界の流れのことを僕が偉そうに語るのも嫌なんですけど(笑)
まつきょん
いや、いいんじゃない？(笑)
森澤恒行
たぶん、自分で(マネジメントなども含めいろいろなことを)やるバンドがどんどん増えていく時代になっていくだろうな。
という気がしてて、それが当たり前になっていくっていうのが見えてるから。それの架け橋になるような場所になりたいなっていうのはある。
今までってライブハウスに出て、その次はレコード会社とかメーカーの人に来てもらって見てもらって、どんどんステップアップしていくってのが当たり前の流れだったんだけど、そうじゃなくてここにでることで1から100にもっていけるって思ってて。
たとえば「ライブする」とか「レコーディングする」とか「イベント打つ」とか「全国ツアーにいく」とか「グッズつくる」とか、そういうノウハウをどんどん、受け継いで行けたらなってのがあるから。
それをここで作れたらなってのがある。
まつきょん
それってすごい新しいね。ライブハウスって今まで「ライブをするところ」っていうのだけで基本的には完結してたし、
ライブハウスの人ってもちろんバンドやってる人とかも多いけど
自分たちで全部作って、ＣＤも作って、流通にのせて、サーキットフェス開催してとか、窓口も自分達でやってって言うのを「ラブ人間」をとおして実際にやってきてるから
それを「できますよ」って言えるっていうのはそういうことをやったことがない人たちからすると「ここにくれば教えてもらえる」っていうのは新しいと思う。
教えてくれる人はおってもバンドマンから実体験を経てっていうのはなかったと思うし。
森澤恒行
やり続けないといけないし、よりさらに俺もどんどんやっていかなきゃなとは思ってるしね。
まつきょん
今でこそ、バンドがライブサーキットフェスを主催するっていうのは普通になってきたけど、(ラブ人間が「下北沢にて」をはじめた当時は)そういうのはまだ普通じゃなかったからさ。
大物ミュージシャンみたいに大金をがあるわけじゃない状態で自分達でお金の管理もバンドが全部するっていうのはいなかったと思うしね。
森澤恒行
怒られてばっかりだけどね。「しっかりしろ」とか言われるけど(笑)
まつきょん
「しっかりしろ」かぁ…しっかりしたことないけどな(私は)
森澤恒行
いろんな人がいろんなキッカケをくれてるとは思う。
まつきょん
自分が経験してきたものとか、自分なりのノウハウとかは全然隠すつもりはないんや？
森澤恒行
ないない。でも正解がないじゃん？音楽って、オレが言ってるのはひとつの経験則なだけで、全然違うやり方のほうがどーんっていったみたいなことも全然あるから。
ほんとにただ一意見っていうだけだし、それが全てじゃないし、それはそのバンド自体が見つけていくものだと思うから。
まつきょん
多少なりの手助けはできるけどってことね。
森澤恒行
そうそう、俺はこうしてきたけどとかね。
まつきょん
それを「聞いていいですよ」って言ってくれてる人がいるのといないのとでは違うと思う。
「誰にきいたらいいかわからない」とかってあると思うし。迎えてくれるっていう場所は新しい取り組みやと思う。
最後に何か伝えたいことは？
森澤恒行
いつでもきてください(笑)
まつきょん
いつでも、なんでもとりあえず聞きにきてくださいと(笑)
森澤恒行
はい、待ってます（笑）
まつきょん
ありがとうございました。
近松Twitter：@chikamatsu527
下北沢「近松」：https://chikamatsu-nite.com/
下北沢にて：http://www.shimokita-nite.net/
THEラブ人間：http://loveningen.jp/
ユナイテッドモンモンサンの「妻になりたい」が映画「ママは日本へ嫁に行っちゃダメというけれど」のエンディングテーマに使用され、現在大人気上映中。
宣伝はコレぐらいにしといて本編です。
様々なカルチャーの発信基地「下北沢」で惜しまれつつも閉店となったライブハウス「下北沢CAVE-BE」
その跡地にバンドTHEラブ人間」のKey.ツネ モリサワでもあり、
自身が代表を務める株式会社「近松」主催のライブサーキット「下北沢にて」の実行委員長でもある森澤恒行が発起人となり
新感覚のライブスペース 近松（チカマツ）がオープンしました。
今回はその代表のツネ君にお店のオープンのいきさつなど、話を聞きに行ってきました！
まつきょんもともとはライブハウスで働いてたんやっけ？
森澤恒行そう、もともとここ（近松ををやる）の前のライブハウス(下北沢CAVE-BE)で働いてたの。
まつきょん(ツネの地元が広島なので)広島の時から？
森澤恒行いや、広島の時は、広島のライブハウス(CAVE-BEは広島に本店がある)にはよく遊びに行ってて。
当時、高校生の時に。コピーバンドとかをやりつつ。
19歳の時東京来たタイミングでバンドを組みたいなと思ってて。 でも大学では友達ができず（笑） でもバンドしたくて、下北沢にCAVE-BEがあるの知ってたから、 広島の友達のバンドが東京のCAVE-BEにライブしに来ててそのバンド見に行ったタイミングで。 バイト募集してたからここで働きたいなと思ってそっから。 音楽業界のキッカケになった場所。
まつきょんじゃあ、バンドをはじめるよりもライブハウスで働くほうが先やったんや？
森澤恒行そうそうそう。当時は広島のスタッフの人とかがいろいろ教えてくれて。
まつきょんそっから、働きつつバンドをやって。
森澤恒行そうそう。(現在のバンドメンバー)金田と谷がここに別のバンドとして出てて。 それぞれバンドが解散するってなって、ここでTHEラブ人間組んで。 金田と谷もバイトで働いてたんだけど。 バンドが忙しくなるタイミングで、スタジオファミリアの立ち上げを手伝ってくれないかっていわれて でスタジオでも働いてたんだけど。
まつきょんバンド自体がここで結成されたバンドやったんやね。
まつきょんそもそも、「近松」を作ろうと思ったキッカケは？
森澤恒行単純に、広島の本店から連絡が来て、「やらないか？」って去年の年末ぐらいにいわれて
で「やります」と（笑）「やらしてください」って。まあ、考えたけどね。
まつきょん結構急やったんやね。でも二つ返事で（笑）でもすごく自然な感じがした。いろいろ「下北沢にて」とかのイベントもやってるし。不自然な感じじゃないよね。
森澤恒行やると思ってなかったけどね（笑）
まつきょん求められたからっていうのは大きい？
森澤恒行知らない人に渡すよりかは、知ってる人にってのは言ってたから。
まつきょん「近松」はライブハウスじゃないという風に聞いたんやけどそれはどういうことで？
森澤恒行そうだね、基本音楽が中心にはあるんだけど。それ以外のところも。
映画であったりだとか、お笑いだとか。夜の時間はつけ麺やったりとか。
いろんなものをやっていくようなスペースにしていきたいなと言うのが理想と言うか。
【東京初上陸！！】
— 下北沢 近松 (@chikamatsu527) 2017年4月20日
広島のソウルフード！
バンドマン御用達の人気店”つけ麺 ひこ”が念願の東京 下北沢に初出店！！
広島に４店舗を展開する「ひこ」が
下北沢 近松とともに5月27日に近松店舗内にOPEN致します。
東京 下北沢で本格的な広島のつけ麺が味わえるのは近松だけ！ pic.twitter.com/E5dmkqRp9y
広島の人気店 ”つけ麺 ひこ” が東京 下北沢に初出店！！
まつきょん「ライブハウス」じゃないとしたら なんていう呼称になるの？
森澤恒行それね。結構悩んだんだけど。
まつきょんすでにグーグルMAPでは「ライブハウス」って書いてあるみたいやけど（笑）
森澤恒行それね(笑)「舞台 近松」なのか「ステージ 近松」なのかいろいろ考えたけど。
とりあえず今は「下北沢 近松」っていうライブハウスの名前ではやってる。
まつきょん自分でも「ライブハウス」て言うてもーてるもんね(笑)
森澤恒行まあね(ライブハウス以外の呼称が)言いにくいんだよね(笑)
「お店」って言ってる。「店舗」って。
まつきょんそのまんまね(笑)
ツネ曰く「トイレを綺麗にすることにこだわった」とのことでトイレの写真。
まつきょん「何をやってもいい場所」っていうことなんやね。
ライブだけじゃない場所にしたいっていうのは最初からそういう感じやったん？
森澤恒行うん。もともと「下北沢にて」ていうサーキットフェスを(THEラブ人間主催で)やってて、 今年8年目なんだけど、このイベントも音楽だけじゃなくお笑いだったり、劇団だったり、映画だったりってのを取り入れてやってんだけど。
イベントってやっぱ一日になっちゃうから、定期的にこういう場所で音楽以外のカルチャーもどんどん融合していけば面白なっていうのがあって。
(音楽と)同じ業界じゃないじゃん？お笑いも映画も。
まつきょんそうやね。下北沢ってすごい演劇とか音楽とかそういう芸術的なものがいっぱいある町なんやけど、それぞれが、あんまり交わってないっていうのはあるもんね。
森澤恒行そうそう。そういう場所になれたらって思うんだよね。
まつきょん「下北沢にて」とかはどちらかと言うと音楽よりのイベントではあるんやとも思うけど、演劇なり音楽なり映画なりができるハイブリットな場所っていうのは今まではなかったんかもね。
森澤恒行俺らの知らないところであるかも知れないんだけどね(笑)
まつきょん下北沢でこういうコンセプトをハッキリ打ち出してるところはなかったんかな。
森澤恒行そうだね。
まつきょん(プロジェクターとスクリーンも常設されてるし)自主制作で映画を作ってる人の上映会とかもできる場所やね。
森澤恒行たとえばだけど、ライブ映像とかライブＤＶＤ出してるバンドとかもいるし、
そういうのを流したりとかもできるし。
まつきょんライブＤＶＤの鑑賞イベントとかもできるもんね。
森澤恒行(上映するには)ちゃんと許可とか必要だから。それもしっかりやってるから。
勝手には流せないしね。
まつきょんそれはいままでのバンドとかスタジオとかライブハウスとかイベントとかでの経験を出せてるんかな？
森澤恒行そうだね。いままでのつながりは結構大きいかもね。
バンドと一緒だなっていうのは思うけどね。
店作るのも。何かを作り出すってのは一緒で、繋がってるって思う。
まつきょんバンドって社会の縮図的な部分あるかもね。
森澤恒行なんでも、どんな仕事でもだけどね。
THEラブ人間：左から ツネ・モリサワ、金田康平、坂本遥、谷崎航大
まつきょんキッカケは「やりませんか」ってのやから、そもそもライブハウスするっていう野望があったわけじゃないんかも知れないけど
この場所を通してやりたい野望とかそういうのはある？
森澤恒行やりたいことはいっぱいあるんだけど(笑)このハコとしては。
作った理由のひとつとして、「アーティストが食えない」(っていう現状がある)から。今後の音楽業界の流れのことを僕が偉そうに語るのも嫌なんですけど(笑)
まつきょんいや、いいんじゃない？(笑)
森澤恒行たぶん、自分で(マネジメントなども含めいろいろなことを)やるバンドがどんどん増えていく時代になっていくだろうな。
という気がしてて、それが当たり前になっていくっていうのが見えてるから。それの架け橋になるような場所になりたいなっていうのはある。
今までってライブハウスに出て、その次はレコード会社とかメーカーの人に来てもらって見てもらって、どんどんステップアップしていくってのが当たり前の流れだったんだけど、そうじゃなくてここにでることで1から100にもっていけるって思ってて。
たとえば「ライブする」とか「レコーディングする」とか「イベント打つ」とか「全国ツアーにいく」とか「グッズつくる」とか、そういうノウハウをどんどん、受け継いで行けたらなってのがあるから。
それをここで作れたらなってのがある。
まつきょんそれってすごい新しいね。ライブハウスって今まで「ライブをするところ」っていうのだけで基本的には完結してたし、
ライブハウスの人ってもちろんバンドやってる人とかも多いけど
自分たちで全部作って、ＣＤも作って、流通にのせて、サーキットフェス開催してとか、窓口も自分達でやってって言うのを「ラブ人間」をとおして実際にやってきてるから
それを「できますよ」って言えるっていうのはそういうことをやったことがない人たちからすると「ここにくれば教えてもらえる」っていうのは新しいと思う。
教えてくれる人はおってもバンドマンから実体験を経てっていうのはなかったと思うし。
森澤恒行やり続けないといけないし、よりさらに俺もどんどんやっていかなきゃなとは思ってるしね。
まつきょん今でこそ、バンドがライブサーキットフェスを主催するっていうのは普通になってきたけど、(ラブ人間が「下北沢にて」をはじめた当時は)そういうのはまだ普通じゃなかったからさ。
大物ミュージシャンみたいに大金をがあるわけじゃない状態で自分達でお金の管理もバンドが全部するっていうのはいなかったと思うしね。
森澤恒行怒られてばっかりだけどね。「しっかりしろ」とか言われるけど(笑)
まつきょん「しっかりしろ」かぁ…しっかりしたことないけどな(私は)
森澤恒行いろんな人がいろんなキッカケをくれてるとは思う。
まつきょん自分が経験してきたものとか、自分なりのノウハウとかは全然隠すつもりはないんや？
森澤恒行ないない。でも正解がないじゃん？音楽って、オレが言ってるのはひとつの経験則なだけで、全然違うやり方のほうがどーんっていったみたいなことも全然あるから。
ほんとにただ一意見っていうだけだし、それが全てじゃないし、それはそのバンド自体が見つけていくものだと思うから。
まつきょん多少なりの手助けはできるけどってことね。
森澤恒行そうそう、俺はこうしてきたけどとかね。
まつきょんそれを「聞いていいですよ」って言ってくれてる人がいるのといないのとでは違うと思う。
「誰にきいたらいいかわからない」とかってあると思うし。迎えてくれるっていう場所は新しい取り組みやと思う。
最後に何か伝えたいことは？
森澤恒行いつでもきてください(笑)
まつきょんいつでも、なんでもとりあえず聞きにきてくださいと(笑)
森澤恒行はい、待ってます（笑）
まつきょんありがとうございました。
近松Twitter：@chikamatsu527
下北沢「近松」：https://chikamatsu-nite.com/
下北沢にて：http://www.shimokita-nite.net/
THEラブ人間：http://loveningen.jp/
