イチャイチャしすぎ!亀と山P「背中越しのチャンス」Mステ出演と品薄で悲鳴

2017/5/20 02:03 柚月裕実 柚月裕実


ミリオンセラーの大ヒット『青春アミーゴ』から12年、あの二人が帰ってきた!



5月17日発売のシングル『背中越しのチャンス』をリリースした亀と山P。その名の通り、KAT-TUN亀梨和也と山下智久のユニットが復活した。


■「修二と彰」あれから12年…亀と山Pが帰ってきた

現在二人が出演中のドラマ『ボク、運命の人です。』(日本テレビ系/毎週土曜夜22時〜)の主題歌として起用されている『背中越しのチャンス』。初回限定盤1、初回限定盤2、通常盤の3形態で発売されている。

オリコンのデイリーランキングでは、発売前日(入荷日)の5月16日から18日現在まで、3日連続で1位を獲得。この調子でいけば週間ランキングの首位獲得もほぼ確実といえそうだが、ツイッターでは気になる情報が流れている。

17日発売日には既にネット通販では「予約不可」「入荷待ち」の状態が続き、全国のCDショップでも在庫切れが相次いでいる。特に、MVが付属する初回限定盤1、ソロ曲が充実する限定盤2は深刻で、ファンが自主的に店舗の在庫状況を伝えている。

ドラマの影響もあるだろうが、なんといっても両者の不動の人気得ていること、絶対的なファンが支えている証だ。 ただ、品薄でチャートに影響するのではと心配する声や、買い占め業者かamazonやフリマアプリで新品に高値をつけて出品する現象も見られ、問題視するネットニュースも見られた。実際にamazonでは定価1,200円(税抜)の初回限定盤1を4,000円超えで出品されている。


■記録的大ヒットの裏で…二人の12年

さて、二人のユニットは、2005年放送のドラマ『野ブタ。をプロデュース』(日本テレビ系)の出演がきっかけ。役名の修二と彰名義でリリースしたドラマ主題歌『青春アミーゴ』は、蓋を開けてみれば年間シングル CDランキング1位獲得、160万枚以上の売り上げという記録的大ヒットとなった。

11歳で入所した山P、その2年後に加入した亀ちゃん。総武線仲間でもあり、昔から仲がよかった二人。当時は、襟足や前髪が長い茶髪で、体の線も細く、キューっとくびれた腰はそこらの女子よりも細かった。

山Pは当時NEWSに所属しており、絶対的なセンターとして不動の人気を得ていた。対して、KAT-TUNはグループは結成されていたもののCDデビューが未定だった。亀梨は一足先にデビューすることになった。

「Youは背負っていく運命なんだよ」
若干17歳の若さで事務所社長のジャニー氏からこう言われた亀梨和也。

振り返ってみれば長いようであっという間の12年だったかもしれないが、この間にどれだけのことがあっただろう。グループメンバーの脱退が相次いだNEWSとKAT-TUN。自らソロとしての道を歩むという一大決心をした山P。

他のメンバーからはシビアな言葉も聞こえてきたし、その都度ファンも涙を流してきた。…ファンではない人からすれば「自由にしてやれ」かもしれないが、側から見ているよりも現場での影響は大きい。

あれから12 年。制服姿からスーツ姿へ、年齢も30代に突入した。「修二と彰」のバックダンサーとして踊っていたJr.も、Kis-My-Ft2やA.B.C-Zとしてデビューを果たした。

山Pは昨年、全国ツアーを敢行。代々木体育館でのコンサートに参戦したが、山Pが振り向くだけでものすごい声援が飛び交っていたのが印象的だ。

亀梨はKAT-TUNが充電期間に入っているものの、メンバー3人がそれぞれの方向で全力で活動するもんだからファンも休む暇がない。(おまけに週刊紙は3人の会合まで報じてくれた)
映画「PとJK」、「美しい地球」と立て続けに出演、ドラマやスポーツ番組の生放送、プロ野球の副音声で実況など、とにかく全力投球している。

亀と山Pは、2015年ー2016年大晦日の「ジャニーズカウントダウンライブ」の企画「初夢2ショット」という視聴者リクエストに応え、修二と彰として6年ぶりの復活を果たした。

これを機に再び食事にいくなど、よく遊ぶようになったという。そこからドラマの共演にCDリリースと、トントン拍子に進むあたりは、まさに「運命」を感じるエピソードだ。干支が一周した頃、まさか二人が再びステージに帰ってくるなんて夢にも思わなかった。

■「ジャニーズを謳歌しよう」

ちょうど修二と彰の頃は「尖っていた」と当時を振り返る二人。当時、ドラマの番宣ではかなりクールなやり取りを目にしていたが、それも今となっては微笑ましいエピソードに変わった。

5月18日深夜放送「日テレプッシュ 「亀と山Pとクリームシチュー」2人だけで運命の場所を巡る旅へ」(日本テレビ系/関東地区のみ放送)では、Jr.時代に亀梨宅で食べた亀梨母のお手製クリームシチューを食べるシーンがあった。少し照れ臭そうに器に分ける亀梨、懐かしい味を噛みしめるようにして味わう山P。
グループ、個人といろんな経験を経て、肩の力の抜き方を覚えた二人からは精神的な余裕が滲み出ている。

番組に出演すればお互いの愛おしいところを打ち明けあい、酔った山Pをベッドに運んだこと、山Pからメールがこまめにくることを明かした亀ちゃん。Jr.時代に一発芸を少しテレながらする亀ちゃんを愛おしく思った山P。

『an・an』(2017年5月17日発売号)の対談でも、「山Pは王子様」「付き合うなら山P」と亀ちゃん、山Pは「男としての責任感がある」という感じでお互いをリスペクト……をはるかに越えたイチャイチャぶり。
もう、なんなら付き合っちゃえばいいのに!!

「そう、僕らジャニーズを謳歌しようと思っていますからね」
『anan』(2017年5月17日発売号より引用)

これまでもジャニーズの世界で生きてきたが、改めて「謳歌しよう」と明言した亀ちゃん。その言葉に違わぬ清々しいほどの前向きな楽曲を、楽しそうに踊って歌う亀と山P。

友情をテーマにした「青春アミーゴ」から、直球なラブソングへ。今だから歌える楽曲であり、この姿を多くの人に見て欲しいと思う。

(柚月裕実)