コンサートの遠征に!新大久保の新感覚カプセルホテル「ナインアワーズ 北新宿」

2017/4/6 11:00 西門香央里 西門香央里




コンサートの遠征時に一番悩むのが、宿泊するホテルじゃないでしょうか?最近は、海外からの観光客の増加もあり、ホテルを取るのも難しかったり、高かったり…。

そんな遠征組の皆様にオススメのホテルが新大久保にできました!それが、新感覚のカプセルホテル「ナインアワーズ 北新宿」です。「カプセルホテルなの?」と思うかもしれませんが、ここは従来のカプセルホテルとは全く違うんですよ。今回は「ナインアワーズ 北新宿」に取材をさせていただきましたので、ホテルの中をとくと紹介させていただきます。

東方神起の活動再開も今年中と言われている昨今、東京ドームでのコンサートの際の宿にいかがでしょうか?


■チェックインはiPadとアプリで



「ナインアワーズ 北新宿」は新大久保駅を降りて、新大久保通りを東新宿方面に行ったところにあります。駅からだと徒歩2分程度という好立地



かなり大きい建物で、建物の壁には大きく「9h」のロゴが。すぐに見つけられるので迷いませんよ。



入口にもしっかりとロゴがあります。おしゃれですね。



少し奥の方に入るとフロントに向かうエレベーターがあるホールが。



ここからエレベーターでロビーのある8階へ。外国から来られた方でもわかりやすいように、ピクトグラムを多用しています。



エレベーターを降りると目の前がロビーです。でも、なんだか普通のロビーと違いますね。



ここでは、アプリによるセルフチェックインができるのです。



「ナインアワーズ」のアプリをダウンロードしてログインすると、自分の予約のバーコードが発券されます。



このバーコードをフロントにあるiPadにかざすと、簡単にチェックインが完了。自分のアプリの画面には、自分のロッカーのナンバーが表示されます。このナンバーは自分が使うカプセルのナンバーにもなりますよ。

つまり、このセルフチェックインを使うと、誰にも会わずに簡単にチェックインができちゃうんです。もちろん人を介したチェックインの可能ですよ。

注意したいのは連泊の場合でも1日ごとにチェックイン・チェックアウトが必要になり、利用するカプセルは掃除をする関係で日ごとにチェンジするとのこと。



フロントには日本人でも外国人にもわかるようにピクトグラムで注意書きを表示



チェックインすると渡される各アメニティーはこんな感じです。全てがシンプルですね。追加すると有料になるものもあるので、お気をつけください。


■新宿の景色を見渡しながらゆったりできるラウンジ



8階のロビー階には広いラウンジがあります。ここからは新宿の景色が一望できてとても気持ち良い!



数に限りはありますが、仕切りのついたデスクもあります。仕切りがあるので、仕事などでちょっと作業したい時にいいですね。



各テーブルには電源もあります。広い壁際のカウンターにも電源がありますよ。新大久保のあたりには、電源がありかつ静かなカフェとか少ないので、これはありがたいです。 この北新宿のラウンジスペースだけの時間貸しなどもしているとのこと。宿泊者じゃなくても使えるんです。とても静かなので、ゆっくりしたい時にはいいかもしれません。


■ぐっすり眠れると評判の「カプセル」



8階のロビーから各エリアに行くにはエレベーターで向かいます。エレベーターはここから男女に分かれているので、安心ですね。



こちらは男性用エレベーターです。ここから先は異性に会うことはありません



女性専用のカプセルのフロアは5〜6階にあります。エレベーターを降りると、目の前にロッカーがあるので、自分のロッカーの番号を探します。



自分のロッカーを見つけたら、取っ手の部分にある電子キーにアプリに表示されているバーコードをかざすと、ロッカーが開きます。つまり、このバーコード一つで色々できるんです。



ロッカーを通り抜けると、そこにカプセルが広がります。その光景はまるで宇宙船の中のような不思議な空間。



自分のカプセルの番号は、床に大きく書かれています。



カプセルの中身は非常にシンプル。特注のマットレスや枕は寝心地の良さを追求した特注モノだとか。旅行サイトの口コミなどでは「よく眠れた」という感想もあり、その寝心地を体験してみたいもの…。カプセルにはちゃんとカーテンがついてますのでご安心を。

カプセルは宿泊は3,900円〜、仮眠は13時〜21時までで1時間につき1,000円〜で、以降1時間ごとに500円でシャワーも使えるということで、ちょっとした休憩にもいいですね。


■24時間利用のシャワーでさっぱりできる!



7階のフロアに行くと、シャワーと洗面ブースが。トイレもここにあります。シャワーだけの利用は24時間いつでもOKで、1時間800円だそう。コンサート当日に到着したら、シャワーでさっぱりするのもいいですね。



中央に洗面スペースがあり両脇にシャワーブースです。シャワーの数は豊富なので、よほどがないと使えないということはなさそう。シャワーが共有なのが気になる方は多いようですが、ここはとても清潔に保たれていますよ。





シャワーブースも脱衣所がついてて、比較的広めです。しっかり鍵も閉まります。



アメニティーは無添加石鹸などを作っている「TAMANOHADA」のノンシリコンのものを使っているのも嬉しいですね。細部にこだわりを感じます。

エレベーターの横にはトイレがずらっと並んでます。トイレもとても綺麗でした。これなら女性も気持ちよく使えますね。




■提供するのは「汗を洗い流す。眠る。身支度をする」



ナインアワーズは都市での滞在における「3つの基本行動」がコンセプトになっています。それは「汗を洗い流す。眠る。身支度をする」ということ。これを時間単位にしたのが「1h(汗を洗い流す)+7h(眠る)+1h(身支度)」で、ホテルの名前の元になっています。

そのサービスを提供する中で一番大事にしているのが「掃除」なのだそう。この「ナインアワーズ」に来てみて感じたのが、とにかく「綺麗」だということ。確かに施設が隅々まで掃除され綺麗になっていると、滞在してても気持ちがいいですよね。





また、誰でもわかるようにと案内のほとんどをピクトグラムにしているのも特徴的。デザインでマナーや案内を促すのも、このナインアワーズ流だとか。見るだけでわかるので言葉がわからなくても安心ですね。

チェックインはアプリを使えば人を介さないセルフチェックイン、鍵も電子キー、とフロントに人がいなくても完結するというシンプルさ。できるだけサービスを省きシンプルなものにしているのだそう。都市型滞在のお客様が気持ちよく過ごせるように、フィットしたサービスを提供することを考えられたのが、「ナインアワーズ」なのです。

ナインアワーズの担当の方の話だと、 「高級ホテルが街中の高級レストランなら、ナインアワーズは街中のパンとジュースしか提供しないようなスタンドを目指している」 のだとか。お客様のニーズに合わせて、サービスはシンプルに…。それがナインアワーズが目指すものなのでしょう。


■コンサートの後に、新大久保で遊んだ後に!



コンサートの遠征のときって、ホテルを取っても「シャワーを浴びて、寝に帰るだけ」という人が多いですよね。「ナインアワーズ」はそんな人のニーズに応えてくれるのにピッタリなホテルなのではないでしょうか?

新大久保なので、朝起きたら次の予定まで遊んでも余裕がありますよ。コンサートの遠征にはこんなにもってこいの場所で、K-POPファンのニーズにピッタリなホテルはなかなかないと思います。しかも、1泊4,900円からで泊まれるなんていいですよね!浮いたお金はグッズや美味しいご飯に使っちゃいましょう(笑)

ただ、3月22日のオープン以降、ほぼ毎日満室状態のとのこと。現在のお客さんの割合は6割が外国人観光客の方なのだとか。取材に訪れた日も、ロビーには大量のスーツケースが並んでいました。

宿泊を希望される際は、早め早めの予約をオススメします。早ければ早いほどお得になる早割もやっているそうなので、公式サイトをチェックしてくださいね。コンサートで上京したら、「ナインアワーズ 北新宿」に泊まってのんびり遊びましょう!

それでは、また!アンニョ〜ン♪

ナインアワーズ 北新宿
東京都新宿区百人町1-4-15 ナインアワーズ北新宿ビル3-8F
https://ninehours.co.jp/shinjuku-north/

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(西門香央里)