有名飲食チェーンの「1号店」を探して全国を旅するDJに会ってきた!
▲全国飲食チェーンの「1号店」「本店」をめぐる旅をしているDJ、BUBBLE-B(バブルビー)さん。取材の成果をまとめた著書『本店巡礼』も上梓している
こんにちは。
関西ローカル番組を手がける放送作家の吉村智樹です。
こちらでは毎週、僕が住む京都から耳寄りな情報をお伝えしており、今回が32回目のお届けとなります。
さて、学生さんの多くは、春休みに突入したのではないでしょうか。
新年度までのあいだ、楽しいご旅行のプランをたてている方は多いと思います。
旅といえば、やはり楽しみは、グルメ。
その土地で採れた食材、その土地ならではの調理法を活かしたご当地グルメをめぐることは、まさに旅の醍醐“味”。
しかし、京都在住のDJ、BUBBLE-B(バブルビー)さんの旅のスタイルは、ちょっと、いや、かなり違います。
彼はチェーン店のハンバーガーショップや牛丼店など、全国どこにでもある、なんだったら旅先ではもっともオミットする有名飲食チェーン店ばかりを食べ歩く旅をしているのです。
いったいなぜ?
それは、そこに「1号店」があるから。
そう、BUBBLE-Bさんは1号店を求めて旅をする「本店巡礼者」だったのです。
今回は、BUBBLE-Bさん言うところの「本店ツーリズム」の極意をうかがってきました。
■ある時はDJ、ある時は数万円かけて数百円のメニューを食べる男
BUBBLE-B(バブルビー 40歳)さんは、作曲家として活動し、「BUBBLE-B feat. Enjo-G」(エンジョージー)なるユニットでライブをするほか、DJとして全国のクラブで活躍しています。
▲日ごろは作曲家、DJとして活躍するBUBBLE-Bさん
▲走りのセダン - Driving Pleasure - / BUBBLE-B feat. Enjo-G
出身は滋賀県大津市。15年間、神奈川県川崎市に住み、そののち京都へ拠点を移し、現在3年目となります。
そんなDJ:BUBBLE-Bのもうひとつの大きなアクティビティが「本店巡礼」。日本各地にある有名な飲食チェーンの“1号店”ばかりを訪ね歩く“飲食チェーン1号店ジャーナリスト”なのです。
▲この日も、とある有名飲食チェーン店にてインタビュー
現在訪れた1号店はなんと150軒以上! ついやした行動経費は(飲食費を抜いて)およそ100万円。「1号店は僻地にぽつんある場合が多い」ため、取材スタイルはもっぱら自動車。自らハンドルを握り、長い時間と、高速道路料金やガソリン代に大金を注ぎこみ、数百円のフードメニューのために日本を縦断しています。
そういった行動記録を、おそらく日本でもっともメジャー店ばかりを採りあげるグルメブログ『チェーン店の1号店にひたすら行く 本店の旅』
http://blog.livedoor.jp/hontennotabi/
にアップデートし続けているのです。
さらにそれら1号店訪問をまとめた書籍『全国飲食チェーン本店巡礼』(大和書房)を上梓。日本唯一の“本店巡礼者”であり、マイナー視点の奪い合いに陥って閉塞している路上観察界に対し、思いッきり逆走している人なのです。
▲著書『全国飲食チェーン本店巡礼 ルーツをめぐる旅』(大和書房 1300円+税)
■「1号店を訪れることは秘湯へ行くのと同じ」
BUBBLE-Bさんは、いったいなぜ、どういうきっかけで、どこでもたやすく味わえる飲食店の、1号店ばかりをめぐることとなったのでしょう。
BUBBLE-B
「東京に住んでいた頃、当時はまだ銀座晴海通りにあったマクドナルドの1号店へたまたま行ったんです。するとそこに『マクドナルドハンバーガー発祥の地』というプレートが掲げてあった。それを見て『いろんな一号店に、こういうモニュメントがあるのかな? これはコレクション要素があるぞ』と思ったのがきっかけですね」
▲かつて銀座晴海通りにあったマクドナルド1号店。発祥の地の証しが掲げられていた
なるほど、はじめはマクドナルドだったのですか。さすが、味なことやるBUBBLE-B。そうして始まった1号店コレクションは、どのように進んでいったのでしょう。
BUBBLE-B
「ふだんは会社勤めをしているので土日しか使えない。ですから、はじめは東京~関東周辺をめぐっていました。とはいえ関東と言っても広いでしょう。『築地銀だこ』1号店はかつては群馬県にあって、築地でもなんでもない。回転寿司の『はま寿司』1号店は栃木県の足利市にぽつんとある。高速代を使って、ガソリン代を使って、海なし県へ寿司を食べに行くわけです。周りは本当、なんにもない。1号店へ行くのは秘湯を訪れるのと同じですよ。そして、お寺とか観光地には興味がないもんで、1号店へ行って食べたらそのまま帰ってくるんです。そういった充実した週末を過ごしていました」
▲「築地銀だこ」1号店はかつて群馬県みどり市のショッピングセンター「アピタ笹懸」のなかにあった。築地ではなく、まして豊洲でもなかった
▲日本でもっとも店舗数が多い回転寿司チェーン「はま寿司」1号店は、海がない栃木県の足利市にある
じゅ、充実の概念って、本当、人それぞれですね。とはいえ1日一軒めぐって終わってしまうと、ちょっともったいないように思います。
BUBBLE-B
「そうなんです。たとえば同じ県内に数軒あるのならば、最短距離を考え、1日でできるかぎりまわります。とはいえ『行ったら全部食べる。残さない』と決めているので、ラーメン店のようにボリュームがあるお店ばかりが続くと、きつい。そういうときは、ラーメン、カフェ、ラーメン、カフェとインターバルを持たないとだめですね。時間を見ながら、地図を見ながら、自分の胃袋と相談しながら、でないとまわれない」
■リンガーハットで開眼した全国飲食チェーン聖地巡礼
そんなふうに首都圏で第一歩を踏んだ1号店めぐり。現在は全国各地を巡っていらっしゃいます。Twitterでの“速報”やブログの更新の恐るべき頻度を見ると、行動範囲がどんどん広がり、訪問するお店の物量に驚かされます。このように1号店を目指して全国を行脚するようになったのはどうしてですか?
BUBBLE-B
「長崎ちゃんぽんで有名な『リンガーハット』の1号店を訪れた影響が大きいです。長崎県出身の友人に訊くと、みんな『ちゃんぽんは“リンガーハット”1号店がうまい』って言うんです。リンガーハットって全国どこでも食べられるし、僕も嫌いではなかったのですが、ちゃんぽんで有名な街の人が一番にあげるうまい店がチェーン店だなんて信じられなかった。『だったら実際に長崎県へ行ってみよう』と思ったんです」
そ、それは、ほかに長崎県へ行かれる用事があったからすか?
BUBBLE-B
「いいえ。リンガーハットへ行くためだけ(きっぱり!)。九州はさすがに遠いので車ではなく飛行機と特急に乗って行きました。すると、最寄駅からそうとう遠いんです。駅からタクシーに乗り、崖が見えるような切りたった山の中腹で降ろされて。えらいところに来たなと……。その山間に建つリンガーハット1号店で食べたちゃんぽんが……うまかった(しみじみ)。ぶっちゃけ、東京で食べられるものと味がどう違うのかは、わかりませんでした。きっと同じなのでしょう。でも往復1万円以上を払い、何時間もかかってここへ来て、すごい環境下で食べたちゃんぽんの味は格別でした。そのとき感じたんです。『1号店で食べることは総本山を参拝することなんだ』って。街の中にあるお寺と総本山ではご利益に差がある気がするじゃないですか。そうか、わざわざ発祥の地へ行って食うという行いが『うまい』ってことなのかと」
まさに開眼ですね! もはや神秘の世界に足を踏み入れているじゃないですか。
▲長崎市の宿町という山間部の街に忽然と姿を現す「リンガーハット」1号店。最寄駅と呼べるような駅はなく、しかもこの日は雨が降っていた。そんな秘境感のある場所で食べた長崎ちゃんぽんは絶品だったという
▲素朴さが伝わるハンドメイドの「ちゃんぽんちゃんファミリー」
■大衆向け=ダサいという風潮に抵抗があった
ここでやはり拭いきれぬ疑問がひとつ。1号店以前に、なぜ広範囲に展開する「有名チェーン店」にそこまで惹かれるのでしょう。地方へ行ったら、旅の想い出に、その土地でしか食べられないものを食べたいと思うものではないでしょうか。
BUBBLE-B
「以前から、大衆が好むものを蔑む風潮に抵抗感があったんです。いまでは違うけれど、むかしはJポップをかけるDJって、ありえなかった。Jポップなんてカッコ悪いってみんな思っていたし、クラブでかけるなんてご法度でした。DJはジャズや洋楽、日本の音楽ならテクノか“和モノ”と呼ばれる60年代、70年代のレアグルーヴが精一杯だったんです。そういう囚われた決まりみたいなものがいやで、ヴィジュアル系とかかけたんですよ。すると『なにこの曲!? すごいね!』ってみんな気がつきはじめて。チェーン店も同じで、個人がやっている路地裏の隠れ家的な店へ行くことがシヴいことで、旅先でどこにでもあるチェーン店で食事をするなんてダサいと思われていた。そういう潮流に対するアンチテーゼがどこかにあるのだと思います」
■いつまでもあると思うな「1号店」「本店」
BUBBLE-Bさんの驚愕の著書『全国飲食チェーン本店巡礼』を読んで、改めて知ることが多々ありました。それは「(創業第1号店としての)1号店、本店は、かなりの数が消えている」ということ。街の環境や会社の状況が変わるゆえに仕方がないとはいえ、味のある1号店が姿を隠すのは残念ですね。消えてしまう大きな理由はなんなのでしょうか。
BUBBLE-B
「ショッピングセンターが老朽化し、1号店もろともなくなる場合が多いんですね。先ごろ3月20日にはイトーヨーカドー上大岡店の閉店とともに『デニーズ』1号店がなくなりました。そんなふうにデニーズは減ってきています。『ドムドムバーガー』もダイエーのなかにあることが多く、ダイエーもろともなくなることが多いんです。いつまでもあると思うな、親と1号店、という感じですね」
▲3月20日(月・祝)に閉店となった『デニーズ』1号店
▲時の移ろいを感じさせてくれる看板
1号店のラストの日にそこへ出かけられることもあるのでしょうか?
BUBBLE-B
「最後の日だから行くというのはないのですが、知らずに訪問した例はあります。播磨地域で19店舗を展開する『たいこ弁当』へ行ったら、2日後に自己破産申請で全店閉店したことがありました。あれはびっくりしました」
それはきっと、総本山(1号店)の神から、最期を看取るよう、呼ばれたのではないでしょうか。
▲まさか2日後に全店閉店するとは知らずに入店したお弁当チェーン店「たいこ弁当」
▲お弁当屋さんだがイートインが充実。ドライバーたちのオアシス的な存在だった
▲チェーン店での不思議な経験を語るBUBBLE-Bさん
■「おすすめ1号店」第3位は福井県生まれの焼き鳥チェーン
では、BUBBLE-Bさんおすすめの1号店、まず第3位を教えてください。
BUBBLE-B
「はい。第3位は、福井県福井市にある*『やきとりの名門 秋吉』です」
▲ *やきとりの名門 秋吉
福井県を中心に展開する焼き鳥チェーンの大手店。1959年に、わずか四坪の1号店がオープンした。現在16都道府県に112店舗を展開。「純けい」(メスの親鶏)など他店では見られないメニューがある
▲キッチンをぐるりと囲むカウンター。調理の様子を”観戦”できる造り
秋吉の焼き鳥は火力が強いのか、アツアツでジューシーでおいしいですよね。超メジャーな焼鳥屋さんという印象がありますが、1号店ならではの魅力はどこにありますか?
BUBBLE-B
「まず味がパーフェクト。そしてスタジアムのように厨房をぐるりと囲むカウンター席があり、燃え盛る炎のなか、『純けい5本!』『あい! 純けい5本!』と威勢のいい声が飛び交っているグルーヴが最高です。まるで従業員全員でサンバを演奏しているような一体感があるんです」
▲豪快な火力で一瞬で熱を通すため、お肉がフレッシュでジューシーなまま。これが秋吉スタイル
1号店ならではの活気! 目に浮かぶよう。いますぐ飛んでいきたいです。
BUBBLE-B
「そして秋吉には男性客に対しては『社長さん』、女性客に対しては『お嬢さん』と呼ぶルールがあるんですが、これを徹底しているのが本店なんです。いかにも『本店らしい本店』ですね。1号店の醍醐味を感じられるお店です」
■第2位は埼玉県生まれの餃子チェーン
では、おすすめの1号店、第2位を教えてください。
BUBBLE-B
「第2位は、埼玉県生まれの*『ぎょうざの満州』です」
▲ *ぎょうざの満州
「3割うまい!!」のキャッチコピーでおなじみ。埼玉県所沢市に本店を持つ中華料理チェーン。2012年から関西進出が始まり、新たなファンを獲得。王将帝国関西の牙城を切り崩しつつある
「ぎょうざの満州」は、このところ関西への進出も目覚ましく、僕もよくいただきます。安いし、皮がもちもちしていて、食感がとてもいい。皮が薄い関西風に馴れていたから新鮮でした。
BUBBLE-B
「関西は『餃子の王将』『大阪王将』の本場ですが、満州の餃子は王将に較べて味があっさりしていますね。そのあっさりした味が好きだという人も多いんです。そしてここの1号店がすごい。埼玉の新所沢に『満州ビル』という自社ビルがあって、別館まである。そして100人は入れる大広間を貸し切れるんです。餃子パーティができるんですよ」
100人で餃子を食べるパーティ! それはすごいパワフルなレイヴですね。厨房は大変そうですが。
BUBBLE-B
「そういう豪華なことをやれるのは本店ならでは、ですよね」
▲地下一階と地上二階に最大100名まで収容できるパーティルームがある。焼き立ての餃子を100人で食べよう!
■第1位は、日本中が注目するアノ場所にある牛丼チェーン
では、おすすめの1号店、栄えある第1位を教えてください。
BUBBLE-B
「それはもうやっぱり、築地市場にある牛丼の『吉野家』1号店でしょう」
嗚呼……そうですよね。場所柄、今後どうなるか、わからないですもんね。
BUBBLE-B
「そうなんです。市場が豊洲に移転すればなくなりますから『とにかく、いま行っとけ。緊急に』です。筆頭絶滅危惧種、レッドカードです」
▲連日報道される築地市場にある『吉野家」1号店
とはいえここにきて豊洲へ移らない可能性も出てきて、吉野家もどうしたらいいのか、対応に困っているでしょうね。「どっちなんだ」って。
BUBBLE-B
「そうなんです。いったん閉店が決まっていたんですよね。吉野家は築地市場がなくなることを覚悟し、2016年には近い場所にある波除稲荷神社に“吉野家の石碑”まで建てている。『ありがとう!築地市場』ってWebによる大々的なキャンペーンまでやったのに、ここにきて移転するのかしないのかはっきりしなくなった」
▲2016年、波除稲荷神社に建てられた吉野家発祥の碑
行政によって1号店の去就が決まるという……チェーン店って本当、世情を映しているんですね。そして吉野家の1号店には他店にはない雰囲気があるそうですね。
BUBBLE-B
「築地市場で働いている人たちは食べ物のプロだから、味に厳しく、自分なりのカスタマイズを通したいという意思があるんです。なので『つゆだくだく』『ねぎだくだくだく』などオリジナルな注文をする。だからメニューは牛丼と牛皿しかないのに、バリエーションは300種類以上あるんです」
ええ! 牛肉と玉ねぎを煮たものとごはんの組み合わせで、300種類も?!
BUBBLE-B
「しかもみんな忙しい人たちばかりだし、江戸っ子は気が短いので、すぐに出さなきゃいけない。頼むものも座る場所も毎回同じなので、顔を見た瞬間に作り始めるんです。従業員は常連さん500人の顔と座る場所を記憶していて、記憶を共有するためのノートまである」
▲常連さんの座る位置はだいたい決まっており、すぐ供せるよう、顔を見た瞬間に調理が始まる
▲築地市場で働く人たちは忙しい。箸は壁にもかかっており、店に入るとすぐに箸を持つことができる
はぁ、すごいです。チェーン店だからすべてがマニュアル化され無機質なものだと思いがちですが、そのマニュアルは地元の人たちとの関係のなかから生まれているんですね。
BUBBLE-B
「1号店の魅力って、そこですよね。本店がそこにあるのは何らかの理由がある。だから1号店を訪ねると地元の文化がわかるし、支持されて広まっていった理由もわかる。チェーン店って文化なんですよ」
確かにコメダ珈琲やゴーゴーカレー、8番らーめんなど、ご当地の文化が他都市へ、そして首都圏へと同心円状に広がっていっていますものね。民俗学という見地からも興味深いものがあります。
では最後に、「1号店をめぐる行動」の魅力は、どこにあると思いますか?
BUBBLE-B
「人間って基本的に、好きなものしか食べないですよね。だから『ずっと食べないもの』も出てくる。でもスタンプラリーのように1号店をめぐろうと決めると、それが好物でなくても食べざるをえない。そうすると『あ、俺、こういう味も好きだな』って、自分のなかで新しい発見があるんですよ。それに1号店の味って“基準”なんです。フランチャイズの場合、1号店よりおいしくなかったり、あるいはその反対だったりすることも正直あります。だから1号店へ行くと、自分の中に基準が生まれる。考え方がニュートラルになり、ものの見方がフラットになる。『いつも心に本店を』ですよ」
「いつも心に本店を」。
どこでも同じだと思いがちだった有名飲食チェーン店にも、はじめの一歩があり、そこにはドラマがありました。
BUBBLE-Bさんは1号店がもつ深奥なる魅力に気がついた第「1号者」と言えるでしょう。
あなたも、有名飲食チェーン店をめぐる旅に出かけてみませんか?
とはいえ1号店を求める旅はもうBUBBLE-Bさんがしてしまっているので、あなたは、たとえば、全国津々浦々に点在する「2号店」だけを攻めてみるとか。
そんな本店巡礼者のBUBBLE-Bさんが出演するイベントが4月2日(木)、京都で開催されます。
街歩きトークイベント
「この世界の片隅にある看板」
4月2日(日) 18:00~21:00
Entrance: 1 Drink & 投げ銭
■トーク出演
吉村智樹
(放送作家・ライター)
藤本”ANI”健太郎
(グラフィックデザイナー / 昔:Nendo Graphixxx)
■司会・聞き手
BUBBLE-B
(作曲家・1号店ジャーナリスト)
■内容
この世界の片隅には、まだまだ知らない看板があるはずだ──── 街歩きの達人を迎え、収集した街のおもしろ看板や店名タイポについてひたすら突っ込むトークイベントです。
著書「ジワジワ来る関西(WEST)」を上梓し、関西の街歩きと丹念な取材をライフワークとして続ける放送作家でライターの吉村智樹氏と、著書「タイポさんぽ」シリーズを上梓し、街に溢れるタイポグラフィについてデザイナーの視点からのクールな分析をライフワークとして続けるグラフィックデザイナーの藤本”ANI”健太郎氏を迎えます
店名● カフェ ラ シエスタ(cafe la siesta – 8bit edition!!! )
場所● 京都市中京区四条西木屋町上ル紙屋町366 レイホウ会館1F
電話● 075-634-5570
Web●
(吉村智樹)