山口もえ流!子育ての哲学は「我流」gooいまトピインタビュー

2017/3/10 16:40 柚月裕実 柚月裕実


Photo by:gooいまトピ


3月10日(金)公開のアニメ映画『劇場版しまじろうのわお! しまじろうとにじのオアシス』の公開に先立ち、完成披露上映会に登壇したタレントの山口もえさん。映画のみどころから子育て論まで、gooいまトピのインタビューに答えてくれました。

■ファーストシネマで観る親子映画

――いよいよ映画が公開になりますが、ママ目線から見てファーストシネマのどんなところがオススメですか?

山口さん(以下、山口):映画ってたくさんの方が一緒に観るじゃないですか。暗くなったりとか大画面の音だったりとか、なかなか子どもと一緒に映画に行きたくでも行けないという方がいらっしゃると思うんですね。
そんな中にファーストシネマという一緒に親子で声を出してもいいし、騒いでもいいし、途中に休憩も入るし、っていうお母さんからしたらこんなサービスあったら嬉しいなというものが盛りだくさんになっているところがステキだなと思います。

――5周年をむかえるしまじろう劇場版シリーズの魅力はどんなところですか?

山口:映画の中に一緒に入り込めて親子でしまじろうと冒険していろんな途中でメガホン振って応援シーンであったりとか、声をかけるシーンであったりとか、小さな子どもも最初から最後まで楽しめる作品になってるところが、よりオススメなんじゃないかなと思います。

――お子さんと一緒にご覧になったそうですが、お子さんたちはどんな感想をお持ちでしたか?

山口:どんどんスクリーンに引き込まれて行く感じで、途中の6分休憩も「早くこのあとが観たい!」って言ってたくらい楽しみにしていて。ラストシーンは親子で抱きしめ合いました。上の子は9歳なので「メガホン振らなくても大丈夫?」ってクールなことも言っていましたけど、一緒に応援していました。

――劇中で強く印象に残っているシーンはどこですか?

山口:ハプニングから始まり、でもそこからみんなが乗り越えていって。途中、敵かなと思ったら味方だったり、大好きなお母さんのためにがんばって探しているシーンがあったり。しまじろうのお母さんが(洋服を)汚して怒るところからはじまって、しまじろうが汚れて帰ってきて……。
日常にありそうなシーンが要所要所にあったところが、子どもも入りやすくて。また、お母さんの愛情とか親子の愛とか、子どもの中の冒険とかがうまく盛り込まれている作品だなと思いました。

――山口さんご自身の子育てと重なるところはありましたか?

山口:重なりますね! 泥だらけだったらもうほんとに「ちょっとー」ってなりますけど(笑) 最後はやっぱり(しまじろうのことを)心配する、というところがどこのお母さんも一緒だなと思いましたし、ココちゃんがお母さんのために一生懸命に頑張る姿にもキュンとしてしまいました。



■山口流、子育ての哲学は“我流”


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自身の子育てを“我流”と呼んでいる山口もえさん。減点ではなく、加点方式で自分を褒めているそうです。

山口:雑誌には完璧なママが離乳食を全て手作りしているなど、お手本になるママがたくさんいて。それをみて、きっとたくさんのママもがんばっているのに「私はもっとがんばらなきゃいけない」とマイナス方式で自分を減点しちゃうママが多いんじゃないかなと思うんですね。

メディアには完璧なママ像が取り上げられる一方で、それを見てへこんだ経験もあると山口さん。

山口:私が思っているのは、この子は私を選んで生まれてきてくれた、だから私がこの子への愛情さえしっかり持っていれば私の育て方で間違いはない、と思っているところがあって。今日はこれができなかったというマイナスではなくて、これできたじゃない、私、すごく頑張ってる!というプラス点にして子育てをしていったらすごく楽になったんですよね。それは大きいなと思います。

ご飯づくりにちょっと手を抜いた日でも「笑顔だったからプラス」、という風に思考を変えていったのだとか。子育てに限らず、仕事や生活を送る上でポジティブになれそうな加点方式は参考にしたい。

以前と比べてより子育てに協力的になった山口さん夫妻。家事も、夫である爆笑問題の田中裕二さんのスケジュールをみながら、家庭と仕事との両立を図っていく。担当を設けず、やれる人がやるようにするなど、お互いに寄り添うことを心がけているのだそう。

――家庭内でのルールや決まり事などはありますか?

山口:特にはないのですが、一日あったことをその日のうちに二人で話して、「こんなこと話してたからこんなことしようか」とかそういう夫婦の時間は毎日話す時間は多かれ少なかれ取ってますね。

――その日のうちというのがポイントなんですね
山口:わたしすぐ忘れちゃうので(笑)何を言いたかったとか、子どもも次の日には発言が変わっちゃうこともあるので。こんなことをして遊んだとか、取っ組み合いのケンカしたとか、そういう話を共有するようにしています。

「小さなことでもいい」と山口さん。子どもが頑張ったことや悩みなど小さなことの共有を重ねることで、成長や変化に気づけるものかも。
最後に、gooいまトピのコンセプトである「すごい好奇心」を軸にお話しを伺いました。


――野菜ソムリエやホリスティックビューティアドバイザーの資格を取得されていますが、お仕事と家庭がある上でさらに勉強の時間が必要になると思うのですが、突き動かすものといいますか、何が原動力になっているのでしょうか。

山口:私は仕事も子どもも大好きなのですが、一番はじめのきっかけは産休を人生で初めてもらったときに、16歳からこのお仕事をしているので長期休みに何をしていいのかが分からなくなってしまったのがきっかけです。
もっと自分のスキルアップをしたいと思ったのと、子どもが生まれたら野菜嫌いというのは絶対くるだろうなと思ったので、私も野菜好きというのもあって野菜ソムリエの学校に通ったんです。そんな感じで自分の興味のあることをみつけると、それがいいモチベーションになる、いいリフレッシュになると思います。もちろん資格じゃなくてもいいんです。そういうものが一つあると母として女性としても人生を楽しめるのかなと思います。

――ママや仕事を離れて、ひとりの人生として

山口:そうですね、それがあるからこそ子育ても仕事も楽しめるという。切り替えができるものがひとつあるっていうのはいいことなのかなと思います。ちょっと前は塗り絵にハマったことがあって。ペーパークラフトといって、ママ友に聞くと「無になれる時間があるとすごくいいよ」と教えてもらって。
子どものことも仕事のことも考えずに、ただただ自分の好きなことを無になってやるってことを。裁縫とかでもいいんですけど。それはすごくストレス発散になります。ポイントは無になることです。

――お子さんの好奇心を伸ばすために、気をつけていることはありますか?

わたしの両親も、私が何かをやりたいって言ったときに、出来る限り応援してくれたんですね。例えば、習い事にしても続くかがわからない習い事でも、本人の意志を尊重してさせてくれたことがたくさんあったなと思って。
なので、子どもに関して「何かやりたい」って言ったことは応援、サポートする形をとる。もし向いてなかったりやる気がなかったりしたらすぐに止めちゃうんですけど。何かこう、門を叩きたいと言っていることに関してはサポートしてあげる。そこで本人がすごく気に入ったらとにかく褒める!

――映画のイベントでおっしゃっていたムツゴロウさん方式ですね
山口:「すごいね、上手いね!はじめてやったとは思えないよ」って(笑)
――褒めてのせていく感じですね!
山口:子どもってわかりやすいというか、大人も一緒なんだと思うんですけど。とにかく褒めてもらったり上手って言われたりすると嬉しいじゃないですか。最近は上の子が漢字が大好きになって。褒めていたらいつの間にか漢字が好きになってくれたので、よかったー褒めておいてと(笑)

終始やさしい表情で、インタビューに丁寧に応じてくださった山口もえさん。
劇中に登場した、母を探すためにひとりで頑張っていたココちゃんにキュンとしたそう。「はじめて観た映画はいまでも思い出に残っている」と、もえさん。しまじろうたちが繰り広げる大冒険を親子一緒に観る事が何よりの思い出となりそうです。

映画『劇場版しまじろうのわお! しまじろうとにじのオアシス』は3月10日(金)全国ロードショー。


『劇場版しまじろうのわお! しまじろうと にじのオアシス』
3月10日(金)全国ロードショー
声の出演:南 央美、高橋 美紀、山崎 たくみ、杉本 沙織、稲葉 実 ほか
監督:平林 勇
アニメパート監督:ヒロ高島
脚本:平林 勇
制作:DASH
アニメーション制作:アンサー・スタジオ
原作:ベネッセコーポレーション
配給:東宝映像事業部
製作:ベネッセコーポレーション、テレビせとうち、電通 
協賛:花王、ソニー生命保険、トヨタ自動車、丸富製紙
協力:ソニー・ミュージックダイレクト
テーマソング:PUFFY
エンディングテーマソング:PUFFY/トモダチのわお!
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(取材・文/柚月裕実)