バブルサービスを体験!泡にまみれながらバブル時代の想い出を聞いてきた
エレファントの歌が流れ、ゼブラが夜空に飛んでますか。
こんばんは、バブル時代研究家のDJGBです。
毎日「バブル時代」でTwitterを検索していたら、こんなイベントを発見しました。
今日、明日の昼酒立ち飲み特別営業、活性日本酒特集「日本酒バブルでGO!」ではバブル時代の物や写真を持ってくる、またはバブル時代の恰好で来店すると日本酒1杯サービスの「バブルサービス」も実施します。
— 酒と醸し料理BY (@kamoshiby) 2017年2月11日
バブルの浮かれた感じで飲んでください。 pic.twitter.com/MgqitpPTm4
どうやら活性日本酒、つまり泡の立つ日本酒を飲みながら、バブル時代の想い出を伺いましょう(バブルだけに。)、という趣旨のイベントのようです。
お酒をいただきながらの昔話ほど、楽しいものはありません。
バブル時代のグッズがあれば、なおさらです。
■そこに行けばどんなバブルも語れるというガンダーラ

ということで、やってきました、バブル感ゼロのときわ台。

駅からほど近い商店街に、その店はありました。

やってるやってる。
この日、私が持参したのはこの2冊。ともに、バブルが始まったばかりの1987年(昭和62年)の発刊です。

果たして「バブルサービス」は受けられるのか。。。

あのー、バブルグッズ持ってきたんですけど…。

無事、店主の馬場さんから「オッケーバブリー!」の認定をいただき、にごり酒を1杯、いただきました。明るいうちから飲む日本酒は格別です。
聞けば、こちらのお店ではふだん日本酒になじみのない人にも関心を持ってもらえるよう、たびたびこうしたイベントを開催されているとのこと。

冬から春にかけては新しいお酒が出荷される季節。なかでも活性日本酒は、それほど多く出回らないこともあり、ちょうど2~3月ごろが旬だそうです。私にとっては「探偵!ナイトスクープ」の名作「爆発する酒」の回で見たことだけあった、という活性日本酒でしたが、今回、そのおいしさと、時間をかけて開栓すれば爆発しないことを教えていただきました。
■バブルの想い出を、当時の映像とともにふりかえる。
いよいよ本題です。「日本酒バブルでGo!」開催2日間でお客さんが持ち寄ったバブル時代のグッズはおよそ10件。その一部を、当時の映像とともにふりかえります。
●あすか組「悲しげだね」(1988)

アナログレコードは、DJをされている方の持ち物だそう。のちに「ちゅうかなぱいぱい」に変身からの失踪を遂げる小沢なつきの笑顔がまぶしいです。
それにしても小高恵美、似合わない役やらされていますね。
●杉本彩 「Body&Soul」 (1990年)

「ボディ&ソウル(B&S)」といえば、バブル世代的にはSPEEDではなく、杉本彩です。C.C.ガールズが歌を歌う時だけD.D.ギャップスを名乗っていたことも忘れてはいけません。
「夜も一生けんめい。」での故・逸見政孝さんとのデュエット曲「ナイスチョット」も印象深いです。
●「機動戦士ガンダム 逆襲のシャア」「アキラ」のテレカ(1988年)

1982年に発行が開始されたテレホンカードは、バブル景気に伴い企業の景品としても多く用いられ、のちにコレクターズアイテム化。
ひところ数十万円の価格がついていた電電公社時代の斉藤由貴のテレホンカードは、現在でもヤフオク!などで数万円で取引されているようです。
●TM NETWORK「GET WILD」 (1987年)

さきほどの「逆襲のシャア」の主題歌もそうですが、バブルのころの話をすると、ついついTM NETWORKの想い出が多くなりがちです。
「GET WILD」の発売は1987年4月。ちょうど上場したばかりのNTT株が最高値の318万円を記録していた(4月22日)ころです。
●「よかトピア」の入場チケット(1989年)

よくぞ大切にとっておきました、という貴重なチケット。アジア太平洋博覧会 福岡’89、通称「よかトピア」の開幕は平成元年3月。昭和から平成に移り変わった直後のバブル感あふれるタイミングでした。
このころ「世界・食の祭典 ‘88(北海道)」「世界デザイン博覧会(名古屋)」など、全国各地で地方博が開催されましたが、商業的に成功したものはわずかだったようです。
■まとめ:バブル時代の想い出と活性日本酒は相性がいい。

それにしても皆さん、物持ちがいいですね…。やっぱりバブル時代の楽しい思い出が詰まった品物は、なかなか捨てるに忍びないようです。
昼下がりから飲みはじめ、初めてお目にかかるお客さんとバブル時代の想い出を語りつづけていたら、気がつくと17:00過ぎ。「『昔はよかったね』と、いつも口にしながら、生―きて、ゆくーのは、本当にいーやーだーからー」と歌ったのは槇原敬之(「どんなときも。」1991年)ですが、おいしい日本酒とつまみ、そしてバブル時代グッズがあれば、昔話も悪くないことがはっきりと確認できました(少なくとも、私は)。
今回お邪魔した「酒と醸し料理BY」さんでは3月にこんなイベントも。BGMはユーミンに加え、斉藤由貴、菊池桃子、尾崎豊、さらに倉沢敦美の1985年「卒業」メドレーでお願いします!
3月18、19、20日三連休13時から18時は昼酒立ち飲み特別営業あります。春日本酒特集で春のイメージの日本酒入ります。卒業アルバムや学生の頃の写真など出会いと別れをイメージする本人の写真を持ってきたら日本酒1杯サービスの「卒業写真の面影がそのままだったから」サービス実施します。 pic.twitter.com/L44LjuGoLg
— 酒と醸し料理BY (@kamoshiby) 2017年2月25日
・酒と醸し料理BY
(バブル時代研究家DJGB)