禅の名宝が集結!過去最大規模の禅宗美術展覧会「禅―心をかたちに―」
特別展「禅―心をかたちに―」が、2016年10月18日(火)から11月27日(日)まで、東京・上野の東京国立博物館 平成館で開催されます。
今回の展覧会は、臨済宗・黄檗宗の源流に位置する臨済義玄禅師の1150年遠諱と、日本臨済宗中興の祖、白隠慧鶴禅師の250年遠諱を記念して行われます。
臨済宗・黄檗宗15派本山をはじめ、末寺・塔頭などから国宝22件、重要文化財102件を含む計240件が集まった、禅宗美術に関する過去最大規模の展覧会となっています。
展示の様子を紹介!
「第1章 禅宗の成立」では、達磨、慧可、慧能、臨済義玄など、歴代祖師の姿や言行を表した作品を展示。インドから伝えられた禅が、中国において禅宗として成立するまでの流れを紹介します。
「第2章 臨済禅の導入と展開」では、臨済宗・黄檗宗の各派の開祖ゆかりの作品を紹介。日本における臨済禅の導入と展開の軌跡をたどります。
「第3章 戦国武将と近世の高僧」では、戦国武将と禅僧の肖像画、近世の代表的な禅僧の遺品など紹介し、禅宗の広まりの様子を展示しています。