「ダリ展」がいよいよ開幕! 見どころやグッズを紹介
シュルレアリスムを代表する画家、サルバドール・ダリの回顧展「ダリ展」が、東京・国立新美術館にて2016年9月14日(水)から12月12日(月)まで開催されます。
約10年ぶりの回顧展となる本展では、油彩やジュエリー、映像など約250点を展示。日本では「過去最大規模のダリ展」となっています。
東京に先立って、京都市美術館で開催された京都展の来館者は、20万人を超えたそうです。
●見どころは?
スペイン、フランス、アメリカと様々な場所で多くの人を魅了したダリ。初期から晩年まで、ダリの創作活動の全貌が網羅的に紹介されています。
CHAPTER1 初期作品
10代のダリが描いたスペインのカダケスの風景や、自画像などを紹介。
CHAPTER2 モダニズムの探求
マドリードのサン・フェルナンド王立美術アカデミーに入学した時期の作品を展示。キュビズムの影響を受けた作品や、ピカソとの類似性が見られる作品も。
「ピュリスム風の静物」 ガラ=サルバドール・ダリ財団蔵
Collection of the Fundació Gala-Salvador Dalí, Figueres © Salvador Dalí, Fundació Gala-Salvador Dalí, JASPAR, Japan, 2016.
CHAPTER3 シュルレアリスム時代
ダリは「パラノイア的=批判的方法」を開拓し、シュルレアリスムに革命をもたらしました。
「子ども、女への壮大な記念碑」 国立ソフィア王妃芸術センター蔵
Collection of the Museo Nacional Centro de Arte Reina Sofía, Madrid © Salvador Dalí, Fundació Gala-Salvador Dalí, JASPAR, Japan, 2016.
「奇妙なものたち」 ガラ=サルバドール・ダリ財団蔵
Collection of the Fundació Gala-Salvador Dalí, Figueres © Salvador Dalí, Fundació Gala-Salvador Dalí, JASPAR, Japan, 2016.