コンクリート人形の秘境・桃太郎神社に行ってきた
こんにちは、フレネシです。
1年ぶりに帰省した岐阜からのレポートです。
各務原市から木曽川をまたいだ県境の対岸に位置する犬山市。犬山城をはじめ、お菓子の城やモンキーパーク、明治村、リトルワールドなどテーマパークが集まるこのエリアは、幼少の頃から何度も訪れたことがある馴染みの地ですが、そういえばまだ行ったことがないスポットがありました。
それは、桃太郎神社。
近年メディアの露出もあったたため、今でこそ秘境として注目されるようになりましたが、高度成長期からバブル期にかけて増えていった華やかなテーマパーク群の影に隠れ、その存在を全く知らないで育った地元民も少なくないと思います。私自身、存在を知ったのは大学在学中でした。
友人から「犬山にペンキの禿げたコンクリート像だらけのものすごく怖い神社がある」と聞き、車に乗れるようになったら一人で行こうと思っていたのでした。しかし、今日に至るまで車を運転できるようになることはなかったので、結局行かないまま…。
そこで、今回のシルバーウィークを利用した帰省のタイミングで、姉夫婦にお願いして連れて行ってもらいました。
父曰く「小学生の時の遠足で行ったことがある」。遊園地などなかった当時のテーマパークとして、近隣の子供たちに親しまれたスポットではあったのでしょう。しかし、そんな父もそれ以来一度も行ったことがないとのこと。
昭和5年に桃山から遷座されて80余年、10数年前に友人が見た「ハゲハゲのコンクリート像群」が、さらに時を重ねどれほど風化しているのか確かめるべく、秘境に足を踏み入れると…。
あれあれ?何だかすごく塗りが綺麗ですね!
どうやら2012年以降に修復活動が行われ、コンクリート像は本来の鮮やかな色彩を取り戻したようです。
大きさはネシ子(165cm)と比較するとこんな感じ。
石段を半分上った中央にある桃太郎誕生の瞬間の像。
なお、この後ろにある石段の溝は滑り台だそうです。急だしザラザラしてるし滑ったら絶対に危ないぞ。
後ろ姿。登る人いるんだな。
桃型の鳥居、かっこいい。
母に撮影をお願いしたら右の鬼が思いっきり見切れていました。
右の鬼はこんな鬼。
やさしい鬼さん。
お言葉に甘えて乗せてもらいました。乗っていいコンクリート像はこの鬼さんだけですよ!
うふふ。
やさしい鬼さんの後ろ姿。
顔ハメパネルに顔パネルはめればよかったな。
一番奥にいる一番大きな鬼さん。
クライマックスのシーンの桃太郎。
これらの像は、浅野祥雲氏による作品。岐阜県の関ヶ原ウォーランドでも浅野氏のコンクリート像作品が見られます。併せて訪れたいですね。
打ち捨てられた子供用の車。
ここをくぐると何かいいことあるらしいです。
ところで、帰り際にこんなカラオケ喫茶が目に留まりました。
何なのかしら?今度行ってみよう。
さて、桃太郎といえば、「オニガシマ」という名曲を生み出したINN JAPANが、8月に新作「N.U.D.E.」を発表しましたね。INN JAPANファンでなくとも手に取らずにはいられないアーバンなロゴがイカした豪華ショルダートート付き。しかもアルバムは20曲も入ってたったの3,000円。「恋のくノ一忍法帖」という楽曲では、私も歌唱で参加していますので、どうぞお手に取ってみてくださいね。
こちら↓の「オニガシマ」は私もカバーしてます。併せてお聴きになってね。