「担降り」

好きなアイドルを応援することを担当を呼ぶが、「担降り」とはその担当を降りること＝ファンを辞めること


他に夢中になれる人ができた、単純に飽きた、アイドルに熱をあげている場合じゃなくなったなど、何をきっかけに担降りをするかは人それぞれですが、そのきっかけになりやすいのが熱愛報道。
突然やってくるその知らせは、ファンを混乱させます。

今回Kis-My-Ft2の藤ヶ谷太輔と女優で歌手の瀧本美織の熱愛が報じられた本日。一部の藤ヶ谷担は混乱したようで、ツイッターには「担降り」というワードを筆頭に様々なツイートが流れてきました。

「担降り」がトレンド入りしたことから「ねとらぼ」でもワードの解説が行われるなど、色々な角度から注目されました。

報じられた内容によれば、交際は2011年放送のTBSドラマ『美男ですね』での共演がきっかけだとか。

男装のヒロインを演じたのが瀧本で、その彼（彼女）に片思いをしていたのが藤ヶ谷。劇中では紆余曲折したものの、最終的には藤ヶ谷と同グループで主演をつとめた玉森裕太扮する役どころと結ばれるストーリーだった。

熱愛を報じた各社は、交際歴2年半、3年、４年とまちまち。真偽のほどはさだかではないが、親密交際の様子を週刊文春がキャッチしたという。

複雑な心境を綴るツイートが目立ったが、恋愛を応援する派も多数おり、ジャニヲタの全てが熱愛に理解がないわけではなく「瀧本さんならば応援する！」という意見もありました。

しかし一部では
・担降りする！
・電車で藤ヶ谷くんの話しをしてる人がいて傷をえぐられた
・よりによってテスト前に…
・仕事で疲れていてこの報道はつらい

心中穏やかではないツイートが流れ、これを目にした別の担当さんは
・○○（別の人気グループ）にくるのだけはやめてね
・北山（シンメを組んでいたから）かわいそう
また、
・これでツアーの倍率減るかな？
などと、人気グループだけにチケットの争奪戦が少しは軽減されるのではないかと達観した意見もみられました。

爆発的な人気のキスマイだけに、今回の恋愛報道はちょぴりショックを受けた人も多かったようです。

アイドルの恋愛報道。大切な時間やお金をつぎ込んでいるので、どこか裏切られたような気持ちも半分、 一方で好きな人の私生活が充実していることを応援したい気持ちも半分。

個人的に担当の熱愛報道を聞いたときには、ただただ「黙った」という経験があります。 ショックでありつつも応援したいという気持ち、「いつかどこかで出会えるのでは」という妄想からきたであろう捨てきれない淡い期待、一方で「ムリムリ！絶対に出会えるわけがない」という諦めや絶望、等々、頭の中が混乱した結果、沈黙をしたことがあります。

突然の熱愛報道。一部の藤ヶ谷担さんにとっては、しばらくは複雑な心境との戦いが続きそうです。

（柚月裕実）