北陸新幹線の開通によって消えた名所「美佐島駅」に行ったらシュールすぎて楽しかった話

2015/3/31 10:35 ネットきのこ ネットきのこ


北陸新幹線の開通の陰でなくなっていったもの、知っていますか?

その中のひとつが「美佐島駅の高速通過」です。

「美佐島駅の高速通過」と言われてもよくわからないという人のために、ニコニコ大百科とWikipediaから一部引用して紹介します。


・「駅舎は地上にあり、ホームは地下の赤倉トンネル内にある。無人駅である。

・特急「はくたか」(160km/h)及び、快速(110km/h)は、美佐島駅を通過の際に、列車風の風圧が凄まじく危険であるため、普通列車到着時(運転手が駅到着後にリモコンで扉を開けるための操作)以外は入り口の扉が施錠されホームに入れない。」Wikipedia

・ホーム内に残っていると、遠隔監視により注意のアナウンスが入り、退出を促される。」ニコニコ大百科

・「当駅では、列車が通過する際、他の駅と同様に通過警告のアナウンスとメロディが流れた後、「大変危険です。ホームには絶対に出ないで下さい」といったアナウンスが繰り返し流される。」Wikipedia

・「ホームに隣接した扉の他に、地下待合室と地上へ続く通路にも、もう1枚扉(鉄製の頑丈なドア)がある。(略)一見するとバイオハザードの研究所のような風体である。」ニコニコ大百科

・「防風扉が開いたままの状態で列車を通過させる実験を行ったところ、風圧で駅舎内の待合室の扉のガラスが粉砕されるという事態に」Wikipedia




以上の通り、電車が通過する時に、ホームから地上へと伸びる出入り口が風の通り道となる為、風圧がヤバいので2枚の扉で厳重に管理されている駅ということは分かって頂けたかと思います。

さて、この風圧ヤバいのは特急「はくたか」の通過が原因なわけですが、はくたかは東京⇔北陸を最速で結ぶ特急です。しかし、北陸新幹線の開通により役目が終わってしまうので、3月13日をもって運行が終了となりました。となると、風圧地獄も見納めとなるわけです。

というわけで思いつきで、この美佐島駅に特急の通過が終了となる日から1週間前の3月7日に行ってきました。

なかなか謎の空間で面白かったので紹介します。


駅。豪雪地帯の中でもさらに山の中。さすがに雪が凄い



駅から地下トンネル(ホーム)へ続く階段はこんな感じ。奥に1つ目のドアが見える。しっかり密閉しないと、ここが風の通り道になってしまうというわけ。


ドアの手前から見上げるとこんな感じ。



自動ドアを超えて中に入る。


先客数名。奥のドアの向こうがホーム。



ドアを見守る人達。


なんだこれ

いや自分もその一員なんだけど、この空間が謎すぎませんか。

ひたすらドア方向を見ている人達。

ちょっと広めのエレベーターの中に10人、みんなドアを凝視しているような感じです。

ここにいる人全員、通過する電車を扉越しに見たい、または通過時の風や音を感じたいという変態しかいません。

ドアはこんな感じ。この奥がホームだけど、鈍行電車が来るときしか開きません。


バイオの施設かな?


説明もありますよ。


そして密室で待つ事2-30分。
特急の通過する時刻に・・・

どんな感じかは動画でお楽しみ下さい。

(時間がない人は1分40秒位からどうぞ)


地味かよ。

まぁたしかにすごい音するけど・・・なんだこれ。

ガチなマイク持ってきてる人すごく満足げな顔しているし、みんな嬉しそうなのがまた。

全員が真剣にドアの向こうを通過する電車を見ているだけの空間。

すごいものを見に来るというよりはレアのものを見に来るという感じではあるのですが。


その後、普通電車が到着。


こんな感じ。

うおー!山の中のトンネルに単線の駅が!

こっちの方が楽しいかもしれない。

けどこれは北陸新幹線開通しても見れるという。

何しにきたのか、と一瞬思った。

しかし、地味とか以前に、もう二度と見られないですからね!


この後は近所の美味しい蕎麦を食べて帰りました。すごく美味しかったです。

新潟と言えばへぎそば!


春野菜をメインとした天ぷら!


ちらし寿司も!


安いし店員さんもみんな素晴らしい接客で感動しました!
小嶋屋総本店、オススメです!!