どっちがどっち?すあまとすまきがあまりにも似すぎている!

2015/1/1 11:00 フレネシ フレネシ




こんにちは、フレネシです。

突然ですが、皆さんは「すあま」、お好きですか?

わたくしは、「すあま」という食べ物を、上京してから初めて食しました。というのも、地元ではほとんど見かけることがなかったのです。

関東を中心に、東日本では庶民的な和菓子の定番としてコンビニやスーパーでも売られているすあま。「あのかまぼこのようなものは一体なんだろう?」と気になりつつも、なかなか手に取る機会がなく、しかしついに口にしたあのときの感動… 想像通り、ういろうの仲間のような、三色だんごのような、ほんのりした甘さで大好きな味でした。

ところで、白にピンクの縁取りのコントラストが可憐なすあま、その紅白の配色はまさに「かまぼこ」そのものですが、中でもとりわけすあまにそっくりな「すまき」というかまぼこがあるのを、皆さんはご存じでしょうか。

土佐名物の「すまき」は、その名の通り「簀」ですり身を円筒形に巻いたもので、棒状で売られていることが多いようです。

そこで、すあまとすまきがどれくらい似ているか、Twitterの投稿画像を元に比較してみたいと思います。



●どっちがどっち?すあまとすまきの区別が付かない問題


土佐名物の「すまき」。むむ、これはたしかに、「すあま」にそっくりですね。



いや、そもそも「すあま」がかまぼこに似ているのだろうか…。



むむ! お主は「すあま」か? はい、「すあま」です。



袋に入って売られている状態だと、間違えようがないですね。「すまき」と書いてあるし。



むむ、どちらにも見えますね。



犬が反応するなら「すまき」でしょうね。



白オンリータイプ!こういう「すあま」もあるから、紛らわしい。



このもちもち感は「すあま」で間違いない。



いえ、ご飯に合うのは「すまき」だと思うんです…。



しょうゆが合うなら「すまき」ですね。



粉がついていない「すあま」だと、本当に見分けがつかない問題。



ああ~どっちだろうか?



ちくわと並ぶと親戚同士ということがよくわかります。



「簀」のあとがついていないと、お餅っぽくなる「すあま」ちゃん。



なるほど、土佐のおでんだねでは「すまき」が定番の具のようです。



「すまき」の斜め切り。斜め切りは練り物の専売特許な気がします。



ここで一旦、一般的なかまぼこの画像を見てみましょう。



何にのせるかによって確信が持てますね。正解は「すまき」です。



しかしこの切り方だと、生麩のようでもあります。正解は「すあま」。



こういう食べ方もあるのか。なるほど「すまき」。



もっちり感がたまらないですね、色が濃い目の「すあま」。



切り口がでろ~んと膨らんでいるのが「すあま」ということは大体わかってきました。



高知には、「えびちくわ」、「えびてんぷら」といった練り物製品の亜種も。



「すあま」には、こうした手まり柄のものや、



単色のつるのこタイプもあります。


さて、いかがでしたか?

すあまとすまき、交互に並べてみると、似て非なるものであることがおわかりいただけたかと思います。


皆さんもこのお正月、すあまとすまきを手にする機会があれば、ぜひ実物で比べてみてはいかがでしょうか。