「ラブホリ王子様」に出てくる恋の方程式がヤバイ【オレ-オマエ=過去】

2013/8/28 18:50 柚月裕実 柚月裕実

最近よく乙女ゲームをしている女性をみかける柚月です。

乙女ゲームといえば、最近はテレビCMも多いですね。

元カレに「結婚したのか、俺以外のやつと…」言われたり、
復讐か愛か、究極の選択を迫られたりするゲームも。


ボルテージCM「復讐のキスをあなたに」2013年8月放映

(あぁ悩む!)



あきらかに現実離れした設定ですが、むしろそれがいいのです。
だいたい現実を直視していても疲れますからね。
ほんの一瞬でもいいから現実逃避したいのです。


そこでお手軽なのが『妄想』。

今日は、すごすぎる妄想ドラマ、『ラブホリ王子様』を紹介したいと思います。



●「JMK 中島健人ラブホリ王子様」がヤバイ




現在放送中の『JMK 中島健人ラブホリ王子様』。

ジャニーズの若手人気アイドル、Sexy Zoneの中島健人(なかじま・けんと)さんと、仮想デート気分が楽しめるこの番組。

出演者はたった一人。

中島さんと付き合いはじめて3日目という設定でドラマがスタートするのですが、彼女役はカメラ=視聴者。つまり自分と中島さんが恋愛中かのように錯覚し、思いっきり妄想を膨らませることができるのです。

中島さんは実際に都内の大学に通う現役の大学生。
劇中でも大学生アイドルという設定はそのままとあれば、より番組に没頭できるというもの。

年々忘れていく恋愛初期のドキドキ感、トキメキ、恥じらい…… これらを思い出させてくれる、ひとことで言えば恋愛ゲームの実写版といったところ。

学食で一緒にご飯を食べたり、ベンチで話したり、自由気ままなキャンパスライフを舞台にデートを重ねていきます。



●急に飛び出す「恋の方程式」が特にヤバイ

ゲームのような番組構成もさることながら、急に飛び出す「恋の方程式」がTwitterでも話題になりました。

空いてる教室をみつけて黒板にこんな方程式を書き始める王子

これが「恋の方程式」




そのインパクトに、ツイッターでも多くの書き込みが行われました。



学生らしくお金をかけないデートが基本。この回はホームセンターデートでした。





一目惚れということでしょうか。







「俺のイタリアン」「俺のフレンチ」「俺の恋の方程式」 気がつけば巷は“俺”ブーム。







オレ×オマエ = forever → 「結婚」という解釈でいいのでしょうか



この謎の方程式に萌える男性もいれば




クサイセリフの連投に違和感を覚える人も……




そしてお母さんは爆笑





●「なにこの番組」で検索するとたいていヒットするのはラブホリ王子様に……




実在したらひくけど「健人くんならば許せる」というギリギリのラインを保っています




台本でもお世辞でもマニュアルでも、なんでもいいんです。結局は「誰が言うか」なんです





月曜の深夜にも関わらず、視聴率は回を重ねるごとに上昇中





●「2.5次元妄想恋愛」……この現象はAERAにも取り上げられるほど



今週発売の『AERA』(朝日新聞/No.36)では、アニメやドラマなど2次元キャラクターでは満足できず、かといって3次元の恋人はいらない、 そんな仮想世界で遊ぶ女性を「2.5次元女子」と名づけて紹介していました。

番組スタッフのコメントによれば、
『イマドキの番組づくりとは真逆で、ナレーションや女性のセリフ、テロップなどを一切排し、視聴者それぞれが自身の妄想を楽しむことができる』

と、番組制作スタッフは公式サイトに寄せられた意見を、以降の番組作りに生かしているのだとか。



テロップなし、出演者一人と、これまでに例をみない構成も話題となっています。

この番組の放送作家である鈴木おさむさんもコメント





●ラブホリ伝説は番組内だけじゃない

自らラブホリを公言し、雑誌のインタビューでもおなじみの発言に。
SexyZoneの握手会ではこんな一幕も。





いくらキャラ作りをしていたとしても、咄嗟にこんなセリフが出るのは、ほぼ“素”なんじゃないかと。
中島さんの私生活が気になります。



こうした発言の数々が“ラブホリ先輩”と呼ばれる所以かもしれません





「ジャニーズに入るために生まれてきた」といっても過言ではない王子様系アイドル、それもど真ん中を爆走する中島さん。

この調子でぜひ『恋愛論』を語っていただきたい





確かにan・anにぴったりかもしれません。ヌードの話が来るのもそう遠くはない!?




番組はいよいよ後半戦に突入! この先どんな方程式が飛び出すのか、デートを重ねた先には何があるのか?

まったく読めないストーリー展開にラブホリ先輩的結末やいかに?


(柚月裕実)