キャッシュレス決済の普及が進み、クレジットカードやQRコード決済、電子マネーなど、支払のうえでの選択肢が増えています。しかし、「どれをつかうべきかわからない」という方も多いのでは。

今回は、お金のプロ監修のもと、キャッシュレス決済の種類やそれぞれの特徴を解説。主要なサービスを比較しながら、キャッシュレス決済選びのポイントを紹介します。

※本記事の情報は2025年2月25日時点のものです。




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目次
キャッシュレス決済とは？
キャッシュレス決済の種類
キャッシュレス決済の選び方
おすすめのクレジットカード3選
おすすめのQRコード決済3選

キャッシュレス決済とは？

キャッシュレス決済とは、現金を使用せずに支払いを完了する方法です。クレジットカードやスマートフォンを利用した決済手段が代表的で、利便性の高さから多くの人に利用されています。

経済産業省の発表によれば、2023年のキャッシュレス決済の比率は39.3％と報告されており、政府が掲げる2025年までの40％達成目標に近づいてきました。

我が国のキャッシュレス決済額及び比率の推移（2023年）

引用：経済産業省「ニュースリリース」

特にスマートフォンの普及やポイント還元キャンペーンの影響で、QRコード決済の利用が増えています。今後もさまざまな場面でキャッシュレス決済が定着し、より便利な支払い方法として普及が進むでしょう。

キャッシュレス決済の種類

キャッシュレス決済にはさまざまな種類があり、方法によってつかいやすさやお得さが変わるのがポイントです。 ここでは、それぞれの決済方法の特徴を詳しく解説します。

■クレジットカード：安定した還元率と利便性が魅力

クレジットカードは、商品やサービスを購入した際に、一時的にカード会社が代金を立て替え、後日、登録した銀行口座からまとめて引き落とされる仕組みです。支払い方法は 1回払い・分割払い・リボ払い などから選べます。

クレジットカードの魅力は、利用額に応じてポイントをためられる点です。基本的な還元率は0.5％程ですが、特定のカードでは1.0％以上の還元を受けられる場合もあります。高還元率カードでは特定の条件下で1.5～2.0％の還元が適用されることも。

また、カードによっては旅行保険やショッピング保険といった付帯サービスが充実しており、万が一のトラブル時に安心感を得られます。

■QRコード決済：手軽さとキャンペーンがお得な決済方法

QRコード決済は、スマートフォンの専用アプリを利用して支払う方法です。支払い方法には事前に銀行口座やクレジットカードからお金をチャージして利用する事前チャージ型と、クレジットカードと連携し、決済時にカードから直接引き落としされるクレジットカード紐づけ型の2種類があります。

QRコード決済は、スマートフォンがあれば簡単に支払いができる手軽さが特徴です。専用のアプリを開き、店舗のQRコードを読み取る、またはアプリに表示されたコードを店舗側にスキャンしてもらうことで決済が完了します。

QRコード決済の通常時の還元率は、0.5～1.0％程度です。しかし、キャンペーン時には10％以上のポイント還元が受けられる場合もあります。たとえば、d払いやPayPay、楽天ペイなどでは、期間限定のポイント還元キャンペーンを頻繁に実施しています。場合によっては、一般的なクレジットカード決済よりもお得に利用できるでしょう。

■電子マネー：チャージしてつかう安心感が特徴

電子マネーは、 事前にチャージして使うプリペイド型が基本です。決済時にカードやスマホをかざすだけで、チャージ残高から支払いが行われます。クレジットカードと連携し、オートチャージを設定することも可能です。

通勤・通学時の電車やバスの運賃支払いにつかえる交通系電子マネー（Suica・PASMOなど）、特定の店舗での利用に適している流通系電子マネー（WAON・nanacoなど）の大きく2種類あります。

どちらの電子マネーも、決済時にカードやスマホをかざすだけでスムーズに支払いが完了するため、レジでのスピードを重視するシーンで便利です。



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キャッシュレス決済の選び方

キャッシュレス決済を選ぶ際には、「どのようなシーンでつかうのか」「どれくらいお得に利用できるか」「安全につかえるか」を考えることが重要です。自分のライフスタイルに合った決済方法を選びましょう。

■利用シーンで選ぶ

使用するシーンによって適した決済方法が異なります。日常の買物にはスマホ1台で手軽に支払ができるQRコード決済（d払い・PayPay・楽天ペイなど）が便利です。

高額商品の購入にはクレジットカードが向いており、分割払いやポイント還元のメリットがあります。さらに、スマホ料金やサブスクの支払いはクレジットカードの自動引き落としを利用すると、手間なく支払え、ポイントもたまりやすくなります。

■還元率で選ぶ

決済方法によって還元率が異なり、お得度が変わります。クレジットカードは安定した還元率が魅力で、基本0.5～1.0％程度ですが、特定のカードでは1.5％以上の還元を受けられる場合も。

QRコード決済はキャンペーンが強みで、通常時は0.5～1.0％でも、期間限定で10％以上の高還元が狙えることがあります。日常的につかう決済方法を選び、ポイントを効率よくためましょう。

■セキュリティ機能で選ぶ

キャッシュレス決済を利用する際は、安全性も重要です。QRコード決済には不正利用補償があり、万が一の被害も一定条件のもと補償されます。

クレジットカードはICチップや本人認証システム（3Dセキュア）が搭載されており、不正利用時の補償も手厚いのが特徴です。万が一に備え、各サービスの補償内容を確認し、安心してつかえる決済方法を選びましょう。

おすすめのクレジットカード3選

■dカード

dポインユーザー・d払いユーザーはぜひ持っておきたいカード。d払いの支払方法をdカードに設定、かつdポイントカードを提示しての支払で、dポイントの3重取りが可能です。


※dカードについての詳細はこちら

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■楽天カード

楽天市場を利用する人にとってお得なクレジットカード。通常還元率1.0％、楽天市場での買物ではポイントが＋2倍になります。


※楽天カードについての詳細はこちら

■三井住友カード（NL）

特定のコンビニや飲食店での還元率が高く、Visaのタッチ決済を活用すれば、対象店舗で最大7％の還元を受けられるのが特徴。日常つかいでもポイントがためやすいのが魅力です。


※三井住友カード（NL）についての詳細はこちら

おすすめのQRコード決済3選

■PayPay

利用者数が多く、コンビニ・飲食店・ネットショップなど、幅広い店舗でつかえるのが強みです。


※PayPayについての詳細はこちら

■au PAY

Pontaポイントを効率よくためられ、特にローソンやau関連のサービス（au経済圏）での利用が有利です。


※auPayについての詳細はこちら

■d払い

dポイントをためやすく、ドコモユーザーでなくても利用可能。キャンペーン時には高還元が狙えるのが特徴。街のお店だけでなく、ネットショッピングでもポイントがたまるので通販利用が多い方にもおすすめです。



※1)　 dカード以外のクレジットカードでのお支払は対象外となります。ポイントの進呈・利用について詳しくはこちら
※2）dポイントカードの還元率はお店によって異なります。
※3）ネットのd払い加盟店が対象。
※一部加盟店、チャージ等のお支払、dカード以外のクレジットカード、d払いバーチャルカードでのお支払、継続課金は対象外。詳しくはこちら　※基本還元ポイント・特典（税込200円につき1ポイント）と合わせた還元率　
※キャンペーンの詳細や注意事項はこちら ※最大４％の内訳：d払いのお支払で0.5%、d払いのお支払をdカードに設定で0.5%、d曜日ポイント3％。進呈上限10,000ポイント/月
※4) 5つ星ユーザかつdポイントの基本の還元率1%(ご利用金額100円(税込)で1pt）のdポイント加盟店の場合。
※5)５つ星ユーザかつd払いのお支払方法をdカードからの支払いに設定し、街のお店でd払いでお買物をした場合。一部対象外のお買物がございます。


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dポイントをためている方、普段の買物でポイントをためたい方におすすめなのがd払い。
街のお店やネットショップの利用でポイントがたまり、たまったポイントはd払いにも利用できます。

つまり、普段の買物がぐんとお得に！　

dカードと連携すればさらにポイント還元率がアップします。

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