これ読める?「白夜」を「びゃくや」と読んだ人は…【難読漢字クイズ】(2)
それでは正解です。
正解は、「はくや」または「びゃくや」でした。
goo辞書によると、「白夜(はくや)」の意味は
高緯度地方で、夏、太陽が地平線近くに沈んでいるために薄明が長時間続く現象。びゃくや。《季 夏》「街灯のひとり灯 (とも) れる—かな/万太郎」→極夜
とあります。
もともとは「はくや」という読みが正しかった「白夜」ですが、同志社大学の吉海教授のコラムによると、森繁久弥や加藤登紀子が歌って大ヒットした「知床慕情」の中で「白夜は明ける」という歌詞があり、これを「びゃくや」と歌ったため、こちらが一般的な読み方となった、ということです。
ちなみに、goo辞書では「百夜(びゃくや)」で引くと「白夜(はくや)」へと誘導され、「はくや」の読みが優先されています。
コトバンクの「百夜」の頁によれば、他に『精選版 日本国語大辞典』、『デジタル大辞泉 』においても「白夜(はくや)」が優勢ですが、『百科事典マイペディア』『改訂新版 世界大百科事典 』などでは「白夜(びゃくや)」が優勢で、読み方が変化しつつある漢字のひとつといえそうです。
では続いて第2問。
こちらの漢字、何と読むか分かりますか?
「頒」は読めそうで読めない漢字…かもしれません。
「領」と似ているので思わず
こう読んでしまいそうになりますが…
「…ちょっと、自信がない…かも…」そんな声が聞こえてきそうです。
では正解を見てみましょう。
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
- <
- 1
- 2
- 3
- >
次へ 「頒」はなんと読む漢字?