【注意】ブラック企業のスローガンに多い7つの特徴
こんにちは、ネットきのこさんです。
最近、テレビでもネットでも「ブラック企業」が話題になっていますよね。
「長時間労働」「パワハラ」「サービス残業」などなど、
けっこうな社会的問題になってると思います。
そんなこともあり、ブラックと噂される企業(以下ブラック企業)のホームページをいくつか見てみたんです。
すると見えてきました。
なんとなくヤバい。
なんでしょう・・・なんかこう、明るくさわやかな中にも
ブラック臭のようなものがホームページに漂ってるんですよね。
ということで今回、ブラック企業のホームページを分析して、
「ブラック臭が漂う特徴」を見つけたいと思います。
調査したのはネットで公開されていた
「ブラック企業偏差値」が高かった50社ほどの企業。
多分、ここまでブラック企業のホームページだけを見た人間はいないでしょう。
そしてスローガン(経営理念)にいくつかの法則を発見しました。
■ブラック企業スローガンの法則(1)
「企業姿勢が似すぎている」
・やたら創造しようとする
・やたら価値を考えようとする
・やたら挑戦しようとする
・やたら貢献しようとする
あるあるという方も多いのではないでしょうか。
そして、共通的に使われる単語もありました。
■ブラック企業スローガンの法則(2)
「こんな単語が頻繁に使われている」
・私たち
・社会
・発展
・お客様
・満足
・追求
これも、あるある・・・という感じですね。
そしてスローガンの書き方はこのようなものが多いです。
■ブラック企業スローガンの法則(3)
「スローガンは簡潔に書く」
なぜか中途半端な長さの経営理念は殆どなく、ほとんどがこの書き方をしていました。
■ブラック企業スローガンの法則(4)
「抽象的でよくわからない」
きれいな言葉がたくさん並んでいるのですが、「具体的に何をするんだろう…」というスローガンも多数見受けられました。
■ブラック企業スローガンの法則(5)
「『○○経営』などと造語をつくる。」
実際にどんな経営なのかわからない造語も……。
それでは、ブラック企業50社から導き出したこの5つの法則をふまえて考えました。
ブラック要素を詰め込んで作られた超絶ブラックなスローガンはこちら!
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どうでしょうか?
シンプルでありがちですがかなりブラック要素が詰め込まれています。
そしてこれだけではありません。
更に
■ブラック企業スローガンの法則(6)
「突然、英語が出てきたりする」
JPOPの歌詞レベルの英語が稀に出てきます。
例えばこちらです。
ダサさレベルがすごいことになってます。
けれど本当にあるんです、このレベルの英語。
そして
■ブラック企業スローガンの法則(7)
「簡潔なスローガンの後に長い説明がある」
こんな具合です。
長い。
価値を創造したいのか社会を発展させたいのか満足を追及したいのか…僕には分かりません。
どうでしょうか。
一見、さわやかで明るいように見えますが、こういったスローガンにはかなりのブラック要素が詰め込まれているのです。
さらに、たくさんのホームページを見ていると共通点はスローガン以外にもあることに気づきました。
■ブラック企業スローガンの法則(おまけ)
「素材集の笑顔写真を多用」
そこで、さっそく今回のスローガンをあてはめてみたのがこちらです。
一見ありがちで爽やかですがこれがブラック盛り合わせです。
内情がブラックだからこそ外向けには明るくしているのかもしれません。
ただ、実際のブラック企業に勤める社員さんは人知れず涙しているはず……。
そこで同じ素材集から、本当の内情はこちらでは?
という画像にスローガンを合わせてみました。
・・・・・・。
みなさんの会社は大丈夫でしょうか?
くれぐれも爽やかすぎる笑顔にはお気をつけください。