「豚汁」の各地域の読み方を調べたら、薄れゆく「方言」の実態が明らかに→ネット民「具材や出汁の違いかと思ってた」「初めてしった」「驚かれた事あります」
寒い冬に美味しい汁物のひとつ「豚汁」は、「とんじる」という人もいれば「ぶたじる」という人もいます。地域によって呼び方が異なるようで、地図で有名な「ゼンリン」さんが調査結果を公開してくださいました。
X(旧:Twitter)では、こんな投稿が注目されています。
\ 豚汁マップできました /
— 株式会社ゼンリン🗾 (@ZENRIN_official) December 12, 2023
北海道と九州の「ぶた汁」率の高さは、正直なんとなく分かっていましたが、富山県と三重県の「ぶた汁」率の高さはなんででしょうか...?
分かる方教えて下さい!! pic.twitter.com/aWX6HG6l2l
今回の集計は「出身地での言葉」を基に集計していますので、多少肌感覚と異なるかもしれません。あくまでもエンターテイメントとして楽しんでいただければと思います。
— 株式会社ゼンリン🗾 (@ZENRIN_official) December 12, 2023
これ以降リプで、何点か気づいたことをコメントしていきます😌
気軽に始めた調査でしたが、薄れゆく「方言」の実態を感じる事ができました。10年後、20年後では結果が大きく変わるかもしれませんが、方言は残したいですよね。⁰ ⁰今回調査にご協力いただいたみなさま、ありがとうございました!引き続きよさそうなネタがあれば教えてください😉
— 株式会社ゼンリン🗾 (@ZENRIN_official) December 12, 2023
株式会社ゼンリン🗾 (@ZENRIN_official) さんは、「豚汁」の読み方をまとめた豚汁マップを公開しています。北海道と九州は「ぶた汁」率が高いそうですが、なぜか富山県と三重県も「ぶた汁」率が高いようです。「薄れゆく「方言」の実態を感じる事ができました。10年後、20年後では結果が大きく変わるかもしれませんが、方言は残したいですよね」とポストしています。
この投稿を見たX(旧:Twitter)ユーザーからは、こんな声があがっています。
・北海道と九州がぶた汁率が高いなんて、なんか歴史とか調べたら面白そうですね🤔
・もともと全部「ぶたじる」だったけど「とんかつ」の影響で「とんじる」呼びが徐々に広がる。
・九州育ちだけど、ぶた汁って聞いたことなーいって思ったら、鹿児島は特別枠だった。😆
・ぶたじるとかよぶ地域があることを初めて知った とんじる一択じゃなかったのか
・語学的には訓読みの「ぶたじる」が正しそうだが、どこかの時点で重箱読みになったんだね!東京が中心だから近現代か!(*゚▽゚*)
・私は神奈川県民ですが「ぶたじる」呼びですね😌 個人的に音・訓読みが好きではないので訓・訓読みにしてました😊
・関西圏は普通に「とんじる」だと思う
・苗字とか地名も本州に入ると急に訓読みから音読みが増える気がする。高山とかもたかやまじゃなくてコウザンとかになったりする。
・南北に偏ってるんですね
・さつま汁とぶた汁は別もの さつま汁は鶏肉 ぶた汁は豚肉
・まーた北陸や中部で富山だけ孤立しとるちゃ…。『ぶた汁』も『とん汁』も言う人は言うって感じで、どっちでも気にする人いないですが。
・北海道と富山の親和性が高いのは北前船の影響だと思われます 富山の昆布の消費量が高いのは、その関係もある
・宮城県の人は豚汁のことを「芋煮」と呼びます。
・津軽の民ですがうちでは『にぐじる』です。
・家で作るのはぶた汁 お店で出てくるのはとん汁
・三重県民ですが、実家にいた頃は「ぶたじる」でしたね。上京したときに、それが通じ無くて驚いた。
・トン汁とブタ汁って同じ物だったのか。。。具材や出汁の違いかと思ってた。
・三重県は鈴鹿にホンダがあるので、九州出身が集まっている、というのはどうでしょうか?
・「肉まん」VS「豚まん」でもやってください!
・トン汁の一択🐷ブタ汁は初めてしった
・函館だと『とんじる』のほうが多いと思います。
・関西の友人に 「ブタジルって生々しいな…」と 驚かれた事あります(笑)
・三重、南北に長いから北(名古屋寄り)南(和歌山寄り)で全然風習ちがいますよ!西(奈良、大阪寄り)も文化違うかなぁ💦
・富山生まれの富山育ちですが確かに小さな頃はぶた汁って言ってましたね
豚汁マップをみると、北海道と九州は「ぶた汁」が多数、東日本はほぼ「とん汁」、西日本はとん汁が多いけれど「ぶた汁」と呼ぶ人もいる、そしてなぜか富山と三重も「ぶた汁」派が多いようです。今はSNSなどの普及で方言がどんどんなくなっているせいか、かつてぶた汁と呼んでいた地方も最近はとん汁と呼ぶようになっているようですね。
(いまトピ編集部:ヤタロー)