お通夜に「喪服」を着ていくと「亡くなることを予想していた」と思われて失礼にあたる?→ネット民「ダメと習った」「知らせを聞いた時のそのままの格好で」「着替える時間くらいはある」
人が亡くなると、葬儀の前に、故人と別れを惜しむための「お通夜」が営まれます。お通夜に着ていく服に関しては、急な訃報のときに喪服を着ると「まるで事前に準備していたかのよう」「亡くなることを想定していたの?」として遺族に対し失礼にあたるという説もあるようです。
X(旧:Twitter)では、こんな投稿が注目されています。
今までお通夜は喪服必須ではないと知りつつもそうは言っても喪服だよなと思ってたのだけどさ。父のお通夜の時、父の勤めてた会社の人が会社帰りに来てくれて、みんな工場の作業着のままで、私ら家族側はそれがものすごく嬉しかったんだよね。会社の人だ!ってすぐわかるし、父も絶対嬉しかったと思う。
— なのふな (@nanofunya) October 15, 2023
お通夜行く時、あえて故人と一緒だった時の服装ってのもありかなと思ったよ。というか遺族側としてはお通夜受付で故人との関係性と名前書いて胸から下げててくれると一番ありがたい。それかお焼香する時に「草野球で一緒だった田中です!」とか名乗ってほしい。
— なのふな (@nanofunya) October 15, 2023
焼香後に声かけてくれる時、神妙にお辞儀をしつつも半分以上は「誰だっけ……」ってなってました。「なのちゃん、久しぶりね…大変だったわね(涙)」とか名前呼ばれて労ってくれると特に誰だかわからないのが申し訳ねぇ。
— なのふな (@nanofunya) October 15, 2023
ちなみに用意してたみたいだから通夜では喪服の方が失礼論も当然知ってるけど私の通夜参列経験では喪服の人が多かったから基本は喪服と思ってただけだよ。地域性もあるかもだけど、喪服は一度買えば持ってるものだし着替える時間くらいはあることが多いので喪服が失礼ということはないんじゃないかな
— なのふな (@nanofunya) October 15, 2023
なのふな (@nanofunya)さんは今まで「お通夜は喪服必須ではないと知りつつもそうは言っても喪服だよな」と思っていたそうですが、お父様の通夜の時、お父様が勤めてた会社のみんなが会社帰りに工場の作業着のまま参列したそうです。なのふなさんやご家族はそれがものすごく嬉しかったそうで、「会社の人だ!ってすぐわかるし、父も絶対嬉しかったと思う」とポストしています。
この投稿を見たX(旧:Twitter)ユーザーからは、こんな声があがっています。
・お通夜に喪服はホントはダメなんだよね、急な不幸に喪服を準備してある状態が失礼とかで。もっと広まれば良いのに。
・お通夜って急に訃報を聞いて駆けつけるものだから、喪服は着ないのが普通なんじゃないの???
・故人が喜べば全然OKだと思うんですよね。
・昔はお通夜の喪服というのは死ぬのを待ってたような準備の良さにみえるので、喪服で行ってはダメと習ったんだけどなあ。
・トラックの運ちゃんだった叔父さんのお通夜で、駐車場に次々とデカいトラックが入ってきて、作業着の人々が手を合わせに来てくれたの本当に嬉しかった。
・ウチの親はお通夜には敢えて地味目な平服で行きなさい、とワシに言ってたんよね。
・在籍中の社員さんだった方の葬儀は示し合わせて社員全員会社の作業着でした。
・確かに喪服で行くと「用意してた」となるので必須ではないことは浸透して欲しい
・お通夜が喪服NG(地域によるとはおもうが)なのは、こういうふうに訃報を聞いて着替えるまもなく来ました、みたいな気持ちを表すためと聞いたことがある。
・私達介護福祉施設の職員は、入居者の方が亡くなると喪服では無く制服で行くことが多い
・仲間が駆けつけたって、感じがしますね
・愛方の通夜も仕事上がりの同僚の方が作業着のまま お焼香に来てくれて嬉しかった🥹
・お通夜は平服(スーツ)でも何ら問題ありません。
・長く勤めてこられた会社の方達が、いつもの作業着のままで来てくださったなんてお父様もきっと喜ばれたと思います✨
・祖父の葬儀も曾祖父の葬儀も、お仲間はみんな半被姿で、コレが俺たちの正装だって言ってて凄くよかったです。(半被で仕事をする業界だったので)
・これはそう思う。息子の通夜は「普段着でお越しください」とあえて書いた。息子は保育園の先生方のいつもの格好で最後のお話しをしてほしかったはず。
・キメっキメの喪服よりも、突然の訃報に用意もままならず、出先から急いで駆けつけた格好の方が良いとされているようです。
・本来は、知らせを聞いた時のそのままの格好でって、聞いた事があるな。
・喪服は一度買えば持ってるものだし着替える時間くらいはあることが多いので喪服が失礼ということはないんじゃないかな
・告別式と違って、お通夜は「取るものも取りあえず駆けつけました」「予め準備していたわけではありません」っていう意味もあるから、余程ド派手な格好でなければいいはずなんだよな…
・父の(いわゆる)告別式の時、地味な感じのスーツで来られた方いました(黒じゃない)。全然気になりませんでした。それよりも「来てくださってありがとうございました」って気持ちで一杯でした。
・私ぐらいの年齢(アラフィフ~アラカン)って、お通夜に喪服は亡くなるのを待ってたみたいだから逆に失礼って教えられてた。
・泣いちゃいました😭素敵なエピソードありがとうございます😭
・お通夜って、急いで駆けつけるって意味でも喪服にこだわることってないな~っておもう時あります。
・これ素敵!よっぽどいつも会ってる時のまま来てくれたほうが良いなぁ、真っ黒な服着てるより。自分の葬式がきたら、みんな楽しく飲んで食べて、楽しかった思い出話とかしたり、久々に会ったもの同士キャッチアップしたり楽しく過ごしてほしいもん。
お通夜への服装は「故人への哀悼の意を表す」ことを優先すれば、地味な平服で参列してもかまわないそうで、男性は地味なスーツに黒のネクタイ+黒の靴、女性は地味なスーツかワンピース+黒の靴あたりがいいのだとか。喪服を着ていくと故人が亡くなることを予測していたかのような印象を与えるため、以前は嫌がる人もいたようです。
でもお通夜は翌日の夜または翌々日の夜に行われるのが一般的で着替える時間ぐらいはあるのが普通ですし、通夜のみの参列が多くなってきていることから、喪服を着てもマナー違反にならない傾向にあるようです。
(いまトピ編集部:ヤタロー)