安藤サクラは渥美清の寅さんや西田敏行のハマちゃんのような当たり役には出逢えるのか?

2023/9/29 17:25 龍女 龍女

安藤サクラは、俳優の奥田瑛二(1950年3月18日生れ)とエッセイストの安藤和津(1948年3月6日生れ)の次女で
姉は映画監督の安藤桃子(1982年3月19日生れ)である。


(奥田瑛二 イラストby龍女)

2017年の日本アカデミー賞の授賞式では、前年の最優秀主演女優賞受賞者が司会を務めると言う慣例に従って、西田敏行(1947年11月4日生れ)のアシスタントを務めた。
西田敏行と言えば、1988年から2009年まで続いた『釣りバカ日誌』浜崎伝助が当たり役である。

安藤サクラは昨年からBSプレミアムで断続的に放送されているドラマ『旅屋おかえり』で、主人公の丘えりかを演じている。

原田マハ(1962年7月14日生れ)の原作小説を元に、劇作家の長田育恵(1977年5月18日生れ)が脚色した。
長田育恵は先程まで放送されていた朝の連続テレビ小説『らんまん』の脚本も書いている。

丘えりかは、唯一のレギュラー番組を打ち切られた「よろずやプロ」所属タレントの女性である。
事務所に届いた依頼人のメールをきっかけに旅代行業を生業として、全国行脚をする過程を描いている。

丘えりかはいわば女版車寅次郎のような役で、全国を飛び回る。
渥美清(1928~1996)が映画シリーズ『男はつらいよ』演じた車寅次郎は毎回旅先でマドンナに出逢い恋をするがフラれてしまう。
『旅屋おかえり』の兵庫編(2023年2月1日~2日)でも丘えりかは依頼人の慶田盛元(玉置玲央)にフラれるなど寅さんっぽいのである。


このドラマシリーズの第3弾があれば、来年の初頭に放送されるだろうが、果たしてこれは安藤サクラの当たり役になるのだろうか?
また別の映画シリーズの主人公の役が回ってくるのだろうか?
安藤サクラにはまだこの人と言えばこの役というモノはまだ無い。
しかし、そろそろそういう役に恵まれそうな予感はする。
さて安藤サクラは次はどんな役を演じるだろうか?
まずは『BAD LANDS』を観に行きたい。


今回がいまトピの連載の最終回となります。
ありがとうございました。
今後はnoteに移って継続しますので、興味がございましたら是非よろしくお願いします。



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