高速道路トンネル内で炎上しているクルマは「絶対に追い越してはダメ!」その理由がこちら!→ネット民「知らなかった」「確かにその通り」「止まる勇気が必要」

2023/6/16 22:30 ヤタロー ヤタロー


高速道路のトンネル内で渋滞が発生していると、何となく息苦しくて早くトンネルを抜けて外に出たくなりますよね。もしもトンネル内で燃えているクルマを前方に見かけたとしたら、多くの人はその車両を追い越して、一刻も早くトンネルから抜けようとアクセルを踏むのではないでしょうか。


Twitterでは、こんなツイートが注目されています。




SAIKI-traffic@交通政経批評 (@westnozomi02)さんによると、「高速道路トンネル内での火災で、火災車両を絶対追い越してはダメ」だとし、その理由をイラストで紹介しています。

火災車両の先は煙が充満していて前方が全くみえない可能性があるため、必ず手前で停車することが大切。火災車両を追い越してしまうと、煙で先が見えず追突事故につながる恐れもあるそう。「追突事故で済めばまだマシ。有毒ガスにまかれたら即アウト」とのことです。





この投稿を見たTwitterユーザーからは、こんな声があがっています。













ほかにも、こんな引用ツイートがありました。

仕事柄この話題よく出ます。トンネルが一方通行なら排煙、対面通行なら煙をその場に留めるような換気運転をします。トンネル内で火災に直面したら車をその場に置いて非常口へ逃げて下さい。それ以前に進入禁止が情報板に出てたら入口で止まって下さい。

・明石海峡大橋の切り通し部分でエンジンブローしたトラックが白煙を大量に撒き、視界不良のため止まってしまった車両に次々と多重衝突するという事故が過去にありました。大型車に挟まれたジャンボタクシーの画像、今でも思い出します。

・情報ありがとうございます!これは大事!

・高速道路のトンネルの整流は進行方向に向かってる。最悪トレーラーとかが変な有毒物質漏らしてても事故車両の後方で近寄らなければ2次被害に遭う可能性も低い。

・エンジンブローしたトラックに続けてアンダーパスに入ってしまった事があるワイとしては、凄く実感がある。「煙にまかれたら側面の壁さえ見えない」

・首都高の山手トンネルみたいに規格外に長いとこだと本当に大丈夫なのか不安になるところだが。

・「火元から離れないと危ないから走り抜けた方がいい」って言ってる人居るけどじゃあ何のための避難通路なんだよ...って頭を抱えてる

・トンネル内でハイエースが横転したてで追い越したら白煙で何も見えなかった。覚えていても多分追い越してしまいそう…

・止まる勇気が必要なのか。仮に関越トンネルのど真ん中で車捨てて出口まで徒歩で避難することになったら、結構キツイ(´・ω・)

・これは知らないと危ないですね❗


高速道路のトンネルの多くは、クルマの排気ガスを進行方向に流す仕組みになっているため、車両火災のときに前方に走りつづけというのは煙に巻かれにいくようなものなのですね。つまり、火災車両の後ろには煙がない状態なので、後方からの追突に注意しながらクルマを停止させ、徒歩で後方へ避難するのが正しいようです。

なお、「トンネル内で火災が発生!トンネル内で火災が発生したら」によると、車から離れるときは、車を左に寄せ、サイドブレーキをかけ、エンジンを止めてキーを付けたまま、ドアのロックはしないことが大切とのことです。





(いまトピ編集部:ヤタロー)