【今年も大河ドラマが熱い!】特別展「どうする家康」開催中!!
東京・日本橋の三井記念美術館では、NHK大河ドラマ特別展「どうする家康」が開催されています。
フォトスポット
今回の特別展は、徳川家康ゆかりの地、江戸、岡崎、静岡にある三井記念美術館、岡崎市美術博物館、静岡市美術館の3館共同開催で、3館あわせて全部で260件もの作品が展示されるという超豪華版の展覧会。
3館の展示にはそれぞれ特長があって、岡崎市美術博物館は古文書や甲冑、静岡市美術館は刀剣が多く、三井記念美術館では屏風が多く展示されるとのことですので、大河ドラマファンならきっと3館とも巡りたくなるに違いありません。
それではさっそく展示室内をご紹介したいと思います。
※展示室内は撮影禁止です。掲載した写真は美術館より特別に許可を得て撮影したものです。
ロビーの展示ケース内の作品のみ撮影可です。 今回は家康ゆかりの地・静岡にちなんで富士山の形をした香炉ですね。
慶入作《黒楽富士形香炉》明治時代 三井記念美術館
※展示構成は次のとおりです。
第1章「家康誕生」-今川からの独立と三河平定
第2章「戦国乱世の選択」-今川・武田との抗争
第3章「豊臣大名徳川氏」-豊臣政権下の家康
第4章「天下人への道」-関ヶ原から江戸開府
第5章「大御所時代」-駿府での生活と大坂の陣
第6章「東照大権現」-家康、神となる
三井記念美術館では、展示室の制約上、上記の章立て順とは異なる展示順になっていますが、はじめに独立ケースの並ぶ展示室1、続いてメインの一品が展示される展示室2と続いて、国宝の茶室「如庵」を再現した如庵ケース、広い部屋の展示室4といった具合に、三井記念美術館の展示室の特長に合わせて展示が進んでいくので、特に違和感なく展示を見ることができました。
オシャレな洋風の内装の中に個別展示ケースが並ぶ展示室1には、家康が亡くなるまで身近にもっていた脇指、火縄銃、茶碗、硯箱、燭台などの遺品が展示されています。
展示室1 展示風景
中でも驚いたのは、いかにも健康に気を使った家康らしく、薬剤の処方集(朝鮮版『和剤局方』6冊のうち前期1冊、後期1冊展示)や、薬剤を擦り潰す青磁の鉢と乳棒(《青磁鉢 附 乳棒》通期展示)、そして胃腸薬とされる「陳皮」(ミカンの皮を干したもの)と思われる粉末が残されたガラス製の薬壺(《びいどろ薬壺 附 溜塗倹飩蓋造手箪笥》通期展示)などの遺品まで残されていることでした。
(今回の展覧会で展示室1に展示される遺品はすべて重要文化財で、静岡・久能山東照宮博物館所蔵です。)
今回、展示室2に展示されているのは三井記念美術館が所蔵する国宝の短刀でした。
展示室2 展示風景
前期(4/15-5/14)は、国宝《短刀 無銘正宗(名物 日向正宗)》(鎌倉時代・14世紀)。
この短刀は、かつて石田三成が所持していましたが、関ケ原の合戦で水野日向守勝成が三成の娘婿・福原長堯から分捕ったといういきさつがあり、まさに家康の人生の分岐点となる重要な場面に登場した貴重なものなのです。
後期(5/16-6/11)に展示されるのは、国宝《短刀 無銘貞宗(名物 徳善院貞宗)》(南北朝時代・14世紀)。
この短刀は、織田信長の嫡男・信忠、本能寺の変後に織田家の家督を継いだ秀信、さらに豊臣秀吉、五奉行の前田徳善院玄以と渡り、家康の所有となったもので、やはりこちらも家康とともに激動の時代を渡り歩いたいきさつがありました。
昨年までの改修で、照明がLEDに替わったおかげで刀剣の刃紋が今までよりよく見えるようになりましたので、ぜひ目線を刃紋の高さに合わせて左右に体を動かしてご覧いただきたいです。
展示室3に展示されているのは、五街道の起点・日本橋の欄干に付けられていた万治元年(1658)の擬宝珠。
《日本橋擬宝珠》 江戸時代・万治元年(1658) 三井記念美術館 通期展示
後方の壁面には江戸の鳥観図と古地図がパネル展示されているので、この場に立つと、天正18年(1590)の小田原の陣で家康が秀吉から転封を命じられ江戸城に入り、江戸の街づくりを始めた当時の様子を感じ取ることができます。
国宝の茶室「如庵」を再現した「如庵ケース」には、家康の所持品で尾張徳川家に伝わった茶道具が展示されていますが、質素なものが好みの家康らしく、《灰被天目(大名物)》(徳川美術館 通期展示)も落ち着いた色合いをしています。
「如庵ケース」展示風景
《大日本五道中図屏風(江戸~京都)》が見えてきました。
8曲2双の屏風ということは、縦長の画面(「扇(せん)」)がなんと32面!
全長26mもあるこの金屏風には、家康没後30年頃の江戸時代初期の景観の中に、家康が生まれた岡崎城、家康の出世城と呼ばれる浜松城、天下分け目の戦い・関ケ原の布陣、家康が祀られた久能山東照宮はじめ家康ゆかりの地が詳細に描かれているので、家康の一生をビジュアルにたどることができます。
《大日本五道中図屏風(江戸~京都)》江戸時代・19世紀 三井記念美術館 通期展示
しかしこれだけで驚いてはいけません。
この屏風にはまだまだ続きがあって、展示室5には《大日本五道中図屏風(大坂~長崎)》(通期展示)が展示されているのです。
展示室4冒頭のプロローグから先は、第1章「家康誕生」、第2章「戦国乱世の選択」、第3章「豊臣大名徳川氏」と続き、家康本人やゆかりの人物の肖像画、長篠、長久手の合戦の屏風などで、家康が天下人になる前の前半生をたどることができます。
展示室4 展示風景
「どうする家康」に登場する武将たちの肖像画も展示されていますが、織田信長、明智光秀、豊臣秀吉の肖像画が並んでいるのを見ると、同時代が舞台になった「軍師官兵衛」や「麒麟がくる」の名場面が思い出されてきます。
展示室5には第3章「豊臣大名徳川氏」のうち、三井記念美術館が所蔵する秀吉ゆかりの茶道具や能面、先ほどご紹介した《大日本五道中図屏風(大坂~長崎)》他が展示されています。
展示室5 展示風景
刀剣ファンのみなさま、展示室5には秀吉ゆかりの刀剣が展示されているのでお楽しみに!
前期(4/15-5/14)に展示されるのは、秀吉に仕えて文禄・慶長の役に出陣した加藤清正の愛刀、重要文化財《刀 銘国広(号加藤国広)》(江戸時代・17世紀 三井記念美術館)。
後期(5/16-6/11)には、秀吉の実妹・朝日姫が家康の継室として輿入れした際に持参したとされる薙刀、《薙刀 無銘 国宗》(鎌倉時代・13世紀 久能山東照宮博物館)です。
秀吉が亡くなると、秀吉の家臣の五大老や五奉行らの対立が激化して関ヶ原の合戦が起こりました。
展示室5の最後は第5章「天下人への道」のうち、関ヶ原の合戦や江戸時代初期の江戸の地図などが展示されています。(下の写真は、展示室7で展示されている大形の関ケ原合戦図屏風。)
重要文化財《関ヶ原合戦図屏風(津軽屏風)》江戸時代・17世紀 大阪歴史博物館 前期展示(4/15-5/14)
(後期(5/16-6/11)には、《関ヶ原合戦図屏風》(江戸時代 大坂城天守閣)が展示されます。
展示作品を間近で見ることができる小部屋の展示室6には、家康自筆の書状や、家康自筆と伝わるサギが描かれた水墨画(伝徳川家康《水艸立鷺図》久能山東照宮博物館 通期展示)(下の写真右)が展示されています。
展示室6 展示風景
水辺の草むらにぽつんと立つサギは何を見つめているのでしょうか。想像がかきたてられる作品です。
関ヶ原の合戦に勝利を収め征夷大将軍に任じられた家康は、のちに将軍職を秀忠に譲り、駿府に隠居して大御所となりましたが、ひとときも心が休まることはありませんでした。
その原因は大坂城に居を構えていた秀吉の子・秀頼の存在。
大坂冬の陣、夏の陣で豊臣氏は滅ぼされますが、展示室7には大坂冬の陣の様子を描いた屏風が展示されています。
《大坂冬の陣屏風》江戸時代(19世紀) 東京国立博物館 前期展示(4/15-5/14)
後期(5/16-6/11)には、長谷川等意《大坂冬の陣屏風》(江戸時代 出光美術館)が展示されます。
豊臣氏が滅亡した翌年の1616年に家康は75歳で亡くなりましたが、その後に起こったのが家康の神号を巡る論争でした。
家康、秀忠、家光の三代将軍に仕えた天台宗の僧・天海は「大権現」、京都・南禅寺270世住持の以心崇伝は「大明神」を主張しましたが、さすがにこの時は「どうする」と決断を迫られたのは家康ではなく二代将軍の秀忠。
秀忠が採用したのは、天海(下の写真右の肖像画)の「大権現」でした。
展示室7 展示風景
そして特別展「どうする家康」は、家康ゆかりの刀剣や、家康が着た金ピカの甲冑などでエピローグを迎えます。
展示室7 展示風景
ミュージアムショップは「どうする家康」グッズでいっぱい!
ミュージアムショップには、大河ドラマ「どうする家康」のロゴマークの入ったキャンバストートや巾着袋はじめ展覧会グッズがいっぱいです。
ミュージアムショップにもぜひお立ち寄りください!
大河ドラマファンはもちろん、歴史ファンも、刀剣ファンも楽しめる展覧会です!
フォトスポット
今回の特別展は、徳川家康ゆかりの地、江戸、岡崎、静岡にある三井記念美術館、岡崎市美術博物館、静岡市美術館の3館共同開催で、3館あわせて全部で260件もの作品が展示されるという超豪華版の展覧会。
3館の展示にはそれぞれ特長があって、岡崎市美術博物館は古文書や甲冑、静岡市美術館は刀剣が多く、三井記念美術館では屏風が多く展示されるとのことですので、大河ドラマファンならきっと3館とも巡りたくなるに違いありません。
それではさっそく展示室内をご紹介したいと思います。
※展示室内は撮影禁止です。掲載した写真は美術館より特別に許可を得て撮影したものです。
ロビーの展示ケース内の作品のみ撮影可です。 今回は家康ゆかりの地・静岡にちなんで富士山の形をした香炉ですね。
慶入作《黒楽富士形香炉》明治時代 三井記念美術館
※展示構成は次のとおりです。
第1章「家康誕生」-今川からの独立と三河平定
第2章「戦国乱世の選択」-今川・武田との抗争
第3章「豊臣大名徳川氏」-豊臣政権下の家康
第4章「天下人への道」-関ヶ原から江戸開府
第5章「大御所時代」-駿府での生活と大坂の陣
第6章「東照大権現」-家康、神となる
三井記念美術館では、展示室の制約上、上記の章立て順とは異なる展示順になっていますが、はじめに独立ケースの並ぶ展示室1、続いてメインの一品が展示される展示室2と続いて、国宝の茶室「如庵」を再現した如庵ケース、広い部屋の展示室4といった具合に、三井記念美術館の展示室の特長に合わせて展示が進んでいくので、特に違和感なく展示を見ることができました。
展示室1(第5章「大御所時代」)
オシャレな洋風の内装の中に個別展示ケースが並ぶ展示室1には、家康が亡くなるまで身近にもっていた脇指、火縄銃、茶碗、硯箱、燭台などの遺品が展示されています。
展示室1 展示風景
中でも驚いたのは、いかにも健康に気を使った家康らしく、薬剤の処方集(朝鮮版『和剤局方』6冊のうち前期1冊、後期1冊展示)や、薬剤を擦り潰す青磁の鉢と乳棒(《青磁鉢 附 乳棒》通期展示)、そして胃腸薬とされる「陳皮」(ミカンの皮を干したもの)と思われる粉末が残されたガラス製の薬壺(《びいどろ薬壺 附 溜塗倹飩蓋造手箪笥》通期展示)などの遺品まで残されていることでした。
(今回の展覧会で展示室1に展示される遺品はすべて重要文化財で、静岡・久能山東照宮博物館所蔵です。)
展示室2(国宝の刀剣 第4章「天下人への道」)
今回、展示室2に展示されているのは三井記念美術館が所蔵する国宝の短刀でした。
展示室2 展示風景
前期(4/15-5/14)は、国宝《短刀 無銘正宗(名物 日向正宗)》(鎌倉時代・14世紀)。
この短刀は、かつて石田三成が所持していましたが、関ケ原の合戦で水野日向守勝成が三成の娘婿・福原長堯から分捕ったといういきさつがあり、まさに家康の人生の分岐点となる重要な場面に登場した貴重なものなのです。
後期(5/16-6/11)に展示されるのは、国宝《短刀 無銘貞宗(名物 徳善院貞宗)》(南北朝時代・14世紀)。
この短刀は、織田信長の嫡男・信忠、本能寺の変後に織田家の家督を継いだ秀信、さらに豊臣秀吉、五奉行の前田徳善院玄以と渡り、家康の所有となったもので、やはりこちらも家康とともに激動の時代を渡り歩いたいきさつがありました。
昨年までの改修で、照明がLEDに替わったおかげで刀剣の刃紋が今までよりよく見えるようになりましたので、ぜひ目線を刃紋の高さに合わせて左右に体を動かしてご覧いただきたいです。
展示室3(第3章「豊臣大名徳川氏」)
展示室3に展示されているのは、五街道の起点・日本橋の欄干に付けられていた万治元年(1658)の擬宝珠。
《日本橋擬宝珠》 江戸時代・万治元年(1658) 三井記念美術館 通期展示
後方の壁面には江戸の鳥観図と古地図がパネル展示されているので、この場に立つと、天正18年(1590)の小田原の陣で家康が秀吉から転封を命じられ江戸城に入り、江戸の街づくりを始めた当時の様子を感じ取ることができます。
国宝の茶室「如庵」を再現した「如庵ケース」には、家康の所持品で尾張徳川家に伝わった茶道具が展示されていますが、質素なものが好みの家康らしく、《灰被天目(大名物)》(徳川美術館 通期展示)も落ち着いた色合いをしています。
「如庵ケース」展示風景
展示室4(プロローグ、第1章「家康誕生」~第3章「豊臣大名徳川氏」)
《大日本五道中図屏風(江戸~京都)》が見えてきました。
8曲2双の屏風ということは、縦長の画面(「扇(せん)」)がなんと32面!
全長26mもあるこの金屏風には、家康没後30年頃の江戸時代初期の景観の中に、家康が生まれた岡崎城、家康の出世城と呼ばれる浜松城、天下分け目の戦い・関ケ原の布陣、家康が祀られた久能山東照宮はじめ家康ゆかりの地が詳細に描かれているので、家康の一生をビジュアルにたどることができます。
《大日本五道中図屏風(江戸~京都)》江戸時代・19世紀 三井記念美術館 通期展示
しかしこれだけで驚いてはいけません。
この屏風にはまだまだ続きがあって、展示室5には《大日本五道中図屏風(大坂~長崎)》(通期展示)が展示されているのです。
展示室4冒頭のプロローグから先は、第1章「家康誕生」、第2章「戦国乱世の選択」、第3章「豊臣大名徳川氏」と続き、家康本人やゆかりの人物の肖像画、長篠、長久手の合戦の屏風などで、家康が天下人になる前の前半生をたどることができます。
展示室4 展示風景
「どうする家康」に登場する武将たちの肖像画も展示されていますが、織田信長、明智光秀、豊臣秀吉の肖像画が並んでいるのを見ると、同時代が舞台になった「軍師官兵衛」や「麒麟がくる」の名場面が思い出されてきます。
展示室5(第3章「豊臣大名徳川氏」~第4章「天下人への道)
展示室5には第3章「豊臣大名徳川氏」のうち、三井記念美術館が所蔵する秀吉ゆかりの茶道具や能面、先ほどご紹介した《大日本五道中図屏風(大坂~長崎)》他が展示されています。
展示室5 展示風景
刀剣ファンのみなさま、展示室5には秀吉ゆかりの刀剣が展示されているのでお楽しみに!
前期(4/15-5/14)に展示されるのは、秀吉に仕えて文禄・慶長の役に出陣した加藤清正の愛刀、重要文化財《刀 銘国広(号加藤国広)》(江戸時代・17世紀 三井記念美術館)。
後期(5/16-6/11)には、秀吉の実妹・朝日姫が家康の継室として輿入れした際に持参したとされる薙刀、《薙刀 無銘 国宗》(鎌倉時代・13世紀 久能山東照宮博物館)です。
秀吉が亡くなると、秀吉の家臣の五大老や五奉行らの対立が激化して関ヶ原の合戦が起こりました。
展示室5の最後は第5章「天下人への道」のうち、関ヶ原の合戦や江戸時代初期の江戸の地図などが展示されています。(下の写真は、展示室7で展示されている大形の関ケ原合戦図屏風。)
重要文化財《関ヶ原合戦図屏風(津軽屏風)》江戸時代・17世紀 大阪歴史博物館 前期展示(4/15-5/14)
(後期(5/16-6/11)には、《関ヶ原合戦図屏風》(江戸時代 大坂城天守閣)が展示されます。
展示室6(徳川家康の筆跡)
展示作品を間近で見ることができる小部屋の展示室6には、家康自筆の書状や、家康自筆と伝わるサギが描かれた水墨画(伝徳川家康《水艸立鷺図》久能山東照宮博物館 通期展示)(下の写真右)が展示されています。
展示室6 展示風景
水辺の草むらにぽつんと立つサギは何を見つめているのでしょうか。想像がかきたてられる作品です。
展示室7(第5章「大御所時代」~第6章「東照大権現」)
関ヶ原の合戦に勝利を収め征夷大将軍に任じられた家康は、のちに将軍職を秀忠に譲り、駿府に隠居して大御所となりましたが、ひとときも心が休まることはありませんでした。
その原因は大坂城に居を構えていた秀吉の子・秀頼の存在。
大坂冬の陣、夏の陣で豊臣氏は滅ぼされますが、展示室7には大坂冬の陣の様子を描いた屏風が展示されています。
《大坂冬の陣屏風》江戸時代(19世紀) 東京国立博物館 前期展示(4/15-5/14)
後期(5/16-6/11)には、長谷川等意《大坂冬の陣屏風》(江戸時代 出光美術館)が展示されます。
豊臣氏が滅亡した翌年の1616年に家康は75歳で亡くなりましたが、その後に起こったのが家康の神号を巡る論争でした。
家康、秀忠、家光の三代将軍に仕えた天台宗の僧・天海は「大権現」、京都・南禅寺270世住持の以心崇伝は「大明神」を主張しましたが、さすがにこの時は「どうする」と決断を迫られたのは家康ではなく二代将軍の秀忠。
秀忠が採用したのは、天海(下の写真右の肖像画)の「大権現」でした。
展示室7 展示風景
そして特別展「どうする家康」は、家康ゆかりの刀剣や、家康が着た金ピカの甲冑などでエピローグを迎えます。
展示室7 展示風景
ミュージアムショップは「どうする家康」グッズでいっぱい!
ミュージアムショップには、大河ドラマ「どうする家康」のロゴマークの入ったキャンバストートや巾着袋はじめ展覧会グッズがいっぱいです。
ミュージアムショップにもぜひお立ち寄りください!
大河ドラマファンはもちろん、歴史ファンも、刀剣ファンも楽しめる展覧会です!
展覧会開催概要
会 期 2023年4月15日(土)~6月11日(日)
※会期中、展示替えがあります。
前期 4月15日(土)~5月14日(日)
後期 5月16日(火)~6月11日(日)
開館時間 10:00~17:00(入館は16:30まで)
休館日 月曜日
入館料 一般 1,500円、 大学・高校生 1,000円 中学生以下 無料
巡回展情報
[岡崎展]岡崎市美術博物館 2023年7月1日(土)~8月20日(日)
[静岡展]静岡市美術館 2023年11月3日(金・祝)~12月13日(水)
※出品作品は会場ごとに異なります。
※展覧会の詳細、各種割引等は同館公式サイトをご覧ください⇒三井記念美術館
巡回する3館全体の展示作品がカラー図版が詳しい解説付きで掲載されている展覧会公式図録(税込2,970円)も金ピカです!
会 期 2023年4月15日(土)~6月11日(日)
※会期中、展示替えがあります。
前期 4月15日(土)~5月14日(日)
後期 5月16日(火)~6月11日(日)
開館時間 10:00~17:00(入館は16:30まで)
休館日 月曜日
入館料 一般 1,500円、 大学・高校生 1,000円 中学生以下 無料
巡回展情報
[岡崎展]岡崎市美術博物館 2023年7月1日(土)~8月20日(日)
[静岡展]静岡市美術館 2023年11月3日(金・祝)~12月13日(水)
※出品作品は会場ごとに異なります。
※展覧会の詳細、各種割引等は同館公式サイトをご覧ください⇒三井記念美術館
巡回する3館全体の展示作品がカラー図版が詳しい解説付きで掲載されている展覧会公式図録(税込2,970円)も金ピカです!