京都駅から徒歩5分!「お東さん広場」ができました
京都駅の北側に「お東さん広場」ができました!
「お東さん」とは、京都駅から徒歩5分のお寺「東本願寺(ひがしほんがんじ)」の、親しみを込めた呼び方です。浄土真宗「真宗大谷派」の本山で、正式名称は「真宗本廟」といいます。
たしか昨年から工事が始まり、2023年3月に完成しました! 以前の様子をすっかり忘れてしまったのですが、広い範囲が平らに舗装され、歩きやすくなったように思います。
工事中のようす(2022年12月19日撮影)
というのも、以前は人通りの多さに反して狭かった……気がします。以前から広い通りではありましたが、住民が通るのに加えて観光の方が多く訪れるので、道幅が狭く感じていたんですね。自転車も通りますし、衝突事故が起きそうな場面に何度か遭遇しました。
そうした印象を持っていた場所だけに、歩きやすく見晴らしのよい通りになってとても助かるな〜、と思っています。京都駅から徒歩5分という好アクセスですし、京都にお越しの際は訪れてみてはいかがでしょうか?
東本願寺は観光の方にも人気があり、正面を彩る御影堂門(ごえいどうもん)の前は、写真を撮る方でいつも賑わっています。
高さは21メートルもあり、木造建築の山門としては世界最大級なのだそうです。木造建築の二重門としては日本一の高さとも言われています。
下から仰ぎ見るとその迫力に圧倒されます。とにかく大きい! のもそうですが、小さな木のパーツが組み合わさって綺麗に並んでいる様子を見ていると、押し寄せる波に飲み込まれてしまいそうな錯覚を覚えました。
重要文化財に指定される御影堂門の目の前にできたのが、「お東さん広場」です。東本願寺門前のこのエリアを盛り上げていく「おひがしさん門前未来プロジェクト」もスタートしています。広場のお披露目と同時に、オリジナルビールの発売されたり、京都の食品などが並ぶマルシェが開かれたりしました。
マルシェのようす(2023年3月28日撮影)
お東さんは、地域の住民や観光客など、さまざまな人がいろいろな目的で訪れる場所です。「お東さん広場」が、訪れる人々の憩いの場になるといいな、と近隣住民のひとりとして応援しております。
ちなみに、お東さん広場は京都市初の市民緑地になる、と聞いていたのですが、今のところの緑は……少なくはないですが多くもない状態でしょうか? 工事前の記憶では、夏は緑がみずみずしく、秋は赤と黄色の紅葉が綺麗でした。これから育っていくのかもしれないですね!