約70の展覧会を掲載!『大人が観たい美術展2023』がついに発売されました!

2023/3/7 18:30 明菜 明菜

今年も『大人が観たい美術展2023』が発売となりました!



特別展 東福寺で展示予定の《五百羅漢図》が目印の、賑やかな表紙です。日本美術・西洋美術を中心に、なんと約70の展覧会が紹介されております!



東福寺展、長沢芦雪展、ルーヴル美術館展、モネ展など、作品を大きく取り上げつつ見どころが詳しく紹介されています。



2020年以降、海外から作品を借りる展覧会が中止や延期を余儀なくされてきましたが、ようやく開催できる状況に戻ってきている印象。マティス展、ゴッホ展など西洋美術の展覧会も楽しみです!

僭越ながら、今回も執筆などご協力させていただきました。担当したのは第三特集とSOMPO美術館で開催予定のゴッホ展紹介ページです。



第三特集では、全国で開催される展覧会のなかから「これは!」というものを52件、ずらっと紹介。会期終了順に並んでいるので、「今すぐ行かないと終わってしまう展覧会」に気づきやすくなってます!



以前、ネット上で美術展に関するアンケートの結果を見たことがあり、展覧会に行かない人の理由として多かったのが、「行こうと思っているうちに終わってしまったから」だった記憶があります。美術展が大好きな我々からすると「んなことある?!」ですが、忙しいと趣味のスケジュールまでなかなか管理できないですよね……。そうしたニーズに応えられる誌面になったと思います!



SOMPO美術館で開催予定のゴッホ展の紹介も、取材と執筆を担当させていただきました。本展は、同館が所蔵する名品中の名品《ひまわり》と、オランダのファン・ゴッホ美術館から来日予定の代表作《アイリス》を同時に見られる貴重な機会です。

静物画の歴史の中で、ゴッホがどんな画家から影響を受け、後世の芸術家にどんな影響を与えたのかがわかる展覧会。西洋の美術史においてゴッホがどれほど偉大で重要な画家なのかがわかる興味深い展覧会になりそうなので、入門編として本誌を読んでいただけたらうれしいです!



ちなみに以前にも時空旅人ではゴッホを特集した別冊『孤高の画家 ゴッホ』を刊行しております。こちらでもSOMPO美術館さまに取材し、『5つのキーワードで読み解くゴッホ』の特集を執筆しました。あわせてお読みいただくと、今年のゴッホ展がよりおもしろくなると思います!

Amazonで確認したところ紙の本のバックナンバーがまだありそうです。または、電子書籍ならいつでもお読みいただけますのでぜひ!



ちなみに、『大人が観たい美術展2023』は紙の本をおすすめします! 75組150名様に当たる無料鑑賞券のプレゼントに応募できるので、ぜひ紙の本を手に取ってくださいませ。2023年も楽しみな美術展がたくさんあるので、私も見逃さないように本誌を活用します~!