万年筆っぽいつけペン「iro-utsushi<いろうつし>」で文字を書くのが楽しくなった!

2023/2/26 21:00 明菜 明菜

みんな大好きハンズの「文具祭り」が始まりました! 2023年は4月2日(日)まで、店頭に注目の文具が並んだり、ワークショップが開催されたりしております。


私が住む京都の四条通にある店舗では、好きなマスキングテープやはがきサイズの紙を袋に詰めて購入できる「紙とマステのビュッフェ」など、楽しい催しが開かれています。

どうして文具を見ていると、あれこれ欲しくなってしまうのでしょうね……。「このレターセットで手紙を書きたい!」「このシールで日記をデコレーションしたい!」と衝動買いしたこと、ありませんか? 私はあります。手紙も日記も書かないのにね。



2月28日までは文具全品ポイント10倍(一部の商品は20倍!)のキャンペーンが開催されており、文具が大好きな私もいろいろ買ってきました。なかでも紹介したいのが、パイロットの「iro-utsushi<いろうつし>」です。

ガラスペンなどと同じ「つけペン」なので、ボトルに入ったインキにペン先を浸しては書き、浸しては書き……という、レトロな筆記具です。書く手を止めてインクにペン先を浸すという、ゆとりのある時間に惹かれました。

パイロット公式の動画をご覧いただくと、つけペンを使うイメージと「なぜ“いろうつし”なのか」がよくわかると思います。



万年筆のペン先だからか、書き味がなめらかでサラサラと文字を書けました(もともとパイロットの万年筆が大好きなので嬉しい!)。

■つけペンの良いところ


私物の万年筆とiro-utsushi

私はずっと万年筆を愛用してきたので、つけペンを使うのは初めてなのですが、これを機につけペン派になるかもしれません……。

つけペンの素敵なところだな、と思うのが、「色を替えやすい」こと。万年筆でインキを替える場合、ペン先とコンバーターを洗ってよく乾燥させなければなりませんが、iro-utsushiは水で洗って水分を拭き取ればインキを替えられます。上の動画のように、次々に色を替えることができるんですね。


私物のインクで書いてみた!

近頃は大小さまざまなメーカーさんがユニークな色のインキを販売しており、万年筆ユーザーの私は「欲しいけど持て余すなあ……」と指をくわえるだけでした。でもインキを手軽に替えられるつけペンなら……我慢する必要はないですね!?

美術館のショップでは「フェルメール・ブルー」など画家の色彩にちなんだインキが置いてあったりするのですが、今までは悩んだ末に買えずにいました。これからは躊躇しないで買えるのが嬉しいです!


インキに漬ける深さの比較

また、ボトルに残った少ないインキを使えるのも、つけペンの嬉しいところです。万年筆だと、コンバーターで吸い上げるために首までの深さが必要になります。しかし、つけペンなら先端の1cm弱が浸かれば十分です。

■つけペンの注意点



万年筆ではないので、カートリッジやコンバーターは使えません。インキをペン軸の中に溜め込む機能は無く、かすれる前にボトルに浸す必要があります。

ボトルが必須なので、持ち運びには向かない筆記具です。その分、色を選ぶ楽しみがあるので、自宅での文具ライフを充実させてくれるアイテムだな~と思います。

■iro-utsushiで暮らしを彩りませんか?


同社のインキ「iroshizuku」シリーズは書きながら色の濃度の変化を楽しめます!

私が購入した軸が樹脂製のタイプは、税込770円とリーズナブル。つけペンを試してみたい方におすすめです。軸が木製で高級感のある税込1,980円のタイプもあるので、お好みで!

また、ペン先の太さは2種類。M(中字)とF(細字)があり、私はMを購入しました。使いやすいのでFも買おうかな……。

ちなみに2月28日までなら、iro-utsushiを購入するとハンズクラブポイントが20倍付与されます。この記事が載るころには終わっているかもしれず、ごめんなさい……。

スムーズな書き味に加え、手軽に色を替えられるiro-utsushi。お絵描きしたり文字を書いたりするのが楽しくなるアイテムなので、ぜひ使ったみてほしいです。

ハンズ 文具祭り2023 ウェブサイト⇒https://hands.net/season/bungumatsuri/index.html

パイロット iro-utsushiの詳細⇒https://www.pilot.co.jp/products/pen/fountain/tsuke_pen/iroutsushi/