展示風景より

フィギュアや食玩、カプセルトイ……誰もが一度は集めてみたことがあるのでは？

フィギュアがずらりと並び、コレクター心がくすぐられる『海洋堂フィギュアミュージアム ミライザ大阪城』が、2022年12月12日（月）にオープンしました。なんと大阪城の天守閣からすぐ近くという好立地！　大阪観光の予定に組み込みたいミュージアムです。


展示風景

海洋堂は、精巧かつ躍動感のあるフィギュアで国内外から注目を集める大阪の企業。ミュージアムでは、特撮やアニメのキャラクター、生物やアートをモチーフにした作品など、同社が40年以上にわたり制作した3,000点以上が常設展示されています。


仏像立体図録シリーズ

ゴジラや新世紀エヴァンゲリオンなど日本を代表する作品のフィギュアはもちろん、いまトピアート部の皆さんのハートに刺さりそうな作品も多数ありました。「仏像立体図録シリーズ」とか……yamaさんのコレクションにありそう！　と思ってしまいました。


アルフォンス・ミュシャ　フィギュアミュージアム

私が特に気になったのは、ミュシャの絵をモチーフにした小さな作品です。絵画は平面なので、まず立体になっていることが面白いなと思いました。絵画のイメージを引き出す3D化がされており、制作者の絵を読み解く力とそれを表現する力を感じます。


『新世紀エヴァンゲリオン』のジオラマ展示

特に見応えがあったのがジオラマの展示です。それぞれのフィギュアの魅力を引き出すシーンが再現されており、自宅でもこんな風に飾れたらいいのに～！　とオタク心がきゅんきゅん反応しました。『新世紀エヴァンゲリオン』のジオラマ、最高では……？


展示風景

「フィギュアを通して日本のポップカルチャーの魅力を発信する」というメインコンセプトのもと、当ミュージアムには特撮やアニメ、美少女、生き物、文化財、アートなど、あらゆる領域のフィギュアが展示されています。


るーみっくわーるど

「小さいものを愛でる・集める」という行為自体に人間の普遍的な美意識を感じている筆者は、フィギュアは昭和以降の日本文化を象徴するものとして、いずれ重要な文化現象になると信じています。フィギュアの歴史に大事な一歩を刻む『海洋堂フィギュアミュージアム ミライザ大阪城』を、ぜひ訪れてみてくださいね。


ケロロ軍曹