閑静な南青山にある「ヨックモックミュージアム」。

あのシガールをはじめとするお菓子を作っている「ヨックモック」の現会長が、2020年10月25日に開館した美術館です。実はこちら、充実したパブロ・ピカソのセラミックコレクションを擁することでも知られています。

同館ならではの「菓子とアート」などといった、独自の教育プログラムやイベントも魅力。ということは、ミュージアムカフェにも力が入っているのでは……？　と期待してしまいますよね。




ヨックモックミュージアムには、ピカソが精力的にセラミック制作に取り組んだ町の名前にちなんで名づけられた「カフェ ヴァローリス」があります。

開放的な空間でスイーツを楽しめることでも人気のこちらのカフェ、なんと2022年12月1日（木）より待望の軽食メニュー、２種類のクラブハウスサンドイッチが仲間入りします！



まず１つ目が「スモークサーモンとクリームチーズのクラブハウスサンド」。
スモークしたサーモンと濃厚なクリームチーズをクラブハウスサンド風にアレンジされています。

ピカソは魚が大好きで、南仏で過ごした頃の写真には魚を食べている姿が多く残っているのだそう。現在開催中の「ピカソのセラミックーモダンに触れる」展でも、魚をモチーフにしたセラミック作品がいくつか登場しています。
中庭の緑を眺めながら、香ばしく焼いたパンをスモークやハーブの香りとともにいただきたい一品。


２つ目は「大山鶏とベーコンのクラブハウスサンド」です。
しっとり柔らかく焼き上げた大山鶏を挟んだサンドイッチは、カリっと香ばしいパンと、ジューシーな具材の組み合わせが魅力。クラブハウスサンドイッチは魚や肉、野菜が織りなすボリューミーで栄養バランスが良い点も特徴ですから、軽食とはいえしっかり満足できそうですよね。

クラブハウスサンドイッチはいずれも1,200円（税込）。
なお、上記どちらかのクラブハウスサンドに、コーヒーまたは紅茶１杯がついた「クラブハウスサンドセット」（税込 1,800円、コーヒー、紅茶以外のドリンクは100円増し）も用意されています。



「カフェ　ヴァローリス」では、ほかにもミュージアムカフェならではの体験型カフェメニューを味わうことができます。


ドリンクと焼き菓子が付いたアートを楽しめるクラフトキット「art for café」（税込 1,650円）は、鑑賞後のクリエイティブ欲が高まったときにぴったりのメニューです！



また、ラテアートの一つの技法であるエッチングを体験できる「art for latte」（税込 1,200円）も。
一度はラテアートをやってみたいと思っている方も多いのでは？　こちらはすでに整えられた本格的なカフェラテにピックを使用して自由にデザインや文字が描くことができ、その後は美味しくいただけるという、至れり尽くせりのメニューとなっています。
※メニュー監修：幸谷仁志（日本バリスタ協会Level3)


展覧会を鑑賞したあと、特別な気持ちをさらに盛り上げてくれるのがミュージアムカフェの存在です。なによりもしっかり鑑賞するとお腹が空いてしまうもの。軽食メニューは、そんな時の強い味方になりそうです。


前述のとおり、現在ヨックモックミュージアムでは、「ピカソのセラミックーモダンに触れる」展が開催中です。
カフェのみの利用もできますが、ぜひピカソの作品とセットで楽しんでみてください！