「マツコ&有吉の怒り新党」の「新・3大気軽には飲めないお茶」は本当に気軽に飲めない?
こんにちは。satominです。
テレビ朝日の「マツコ&有吉の怒り新党」の新・3大○○シリーズはその独特な着眼点に毎回爆笑していますが、
7月2日(水)の回は、「新・3大気軽には飲めないお茶」でした!
気軽には飲めないシリーズ第2弾として、お茶が取り上げられていました。
有識者として思月園の高宇さんが出演されていました。
どんな3大になるのかなと楽しみにしていたところ。。。
◆「新・3大気軽には飲めないお茶」【1】農林水産大臣賞受賞「日本で一番高価な茶」
日本で一番高価なお茶として、手揉み茶で有名な埼玉の「茶工房 比留間園」さん登場!
わかりやすいところで言うと、「テレビチャンピオン」のお茶通選手権出場や、TBSドラマ『夫婦道』の監修もされていた方です。
「新・3大気軽には飲めないお茶」の1つとして、
全国手揉み茶品評会農林水産大臣賞受賞の「日本で一番高価な茶 日本一の手もみ茶2013」が選ばれていました。
なんと、3グラム1袋で5,400円!!
中級の煎茶が100グラムで600円と比べると約300倍と破格のお値段です。
それもそのはず、第21回全国手もみ茶品評会で農林水産大臣賞を受賞した日本一の手揉み茶です。
審査に使用されなかった300gだけが販売されるという超限定品。
茶師が2日間かけて作り上げる手揉み茶で、そのお茶の葉は針のように鋭くとがっていてまさに芸術品です。
しかも、比留間さん独自の淹れ方「八重奏」で8種類の味と香りを体験できます。
そう、まさに“体験”です。
比留間さんのお茶を、直々に淹れていただいて飲んだことがありますが、言葉では説明できない体験でした。
今回もスタジオで出演者の方々に実際に飲んでもらったら、実感から来るコメントが聞けてよかったのになーと思いました。
有吉さんやマツコ・デラックスさんがなんて表現するのか、とても興味があります。
◆「新・3大気軽には飲めないお茶」【2】徳島県「幻の山茶」
2つめは、徳島県の平松製茶工場の「幻の山のお茶」でした。
国選定重要伝統的建造群保存地区 落合集落で、緑豊かな山に囲まれた環境で、無肥料無農薬で育った在来種の茶です。
在来種の煎茶は、一般的に煎茶になる品種「やぶきた」とは違う、在来種の独特の香りが高いお茶です。
「やぶきた」の味がわかっていると、「おぉーっ。」となるんじゃないかと・・。
ベースがないと中々わかりにくいかもしれませんが。
販売用に管理している茶樹ではなく、
野生に生えている茶樹から製茶しているだけなので、
ほんの少しの量で、市場にも出回らないわけです。
ご自宅やご近所用で消費して終わっているお茶なんですね。
でも、日本には昔からこういった農家の庭先や生垣の茶樹を
自宅用のお茶にしていた農家さんは多かったそうで、
それを番茶と呼んでいたとか。昔ながらのお茶ともいえますね。
◆「新・3大気軽には飲めないお茶」【3】お坊さんの気分次第で飲めるかもしれないお茶
最後のお茶は「雲天庵」眞茶坊さん (まちゃぼうさん)」でした。
全国津々浦々、トラックの移動式茶室で丁寧にお茶を淹れてくれるそうです。
茶室を作り、茶菓子を作り、身を清め、花を摘み、茶を点てる、と茶を淹れるのに4時間もかかるという。。。
はじめ聞いたとき、漫画の『茶柱倶楽部』のようだなと思ったのですが、
知り合いによると割りと前から営業されているそうで、漫画より前からなのかもしれません。
主に鴨川で営業されているらしいので、関西のお茶関係の方には有名なのでしょうか?
たしかに、「ゼロから三時間以上かけて準備する移動式茶会」のオチが凄いです。
新・3大気軽には飲めないお茶面白かった。ある程度予想がつく『値段が高い』『ある地方で極少量のみ生産され、市場に出回らない』からの『ゼロから三時間以上かけて準備する移動式茶会』のオチが凄い。理由が三者三様バラエティに富んでいるのもいい。
— ChirO_oy5656 (@ChirO_oy5656) 2014, 7月 2
見ていると飲みたくなりますね。
あーー怒り新党、新・3大気軽には飲めないお茶ーーやばすぎる、飲みたい!!
— ico (@wagai313) 2014, 7月 2
しかし、深夜番組なのに、よくお茶のことを取り上げてくれたなぁと。
スタッフにお茶好きがいるのでしょうか。
◆Shop Data:
茶工房 比留間園
http://gokuchanin.com/
・住所: 埼玉県入間市上谷ヶ貫616