2022年夏の「土用」気をつけたほうがいいこと
こんにちはCHIEです!
7月に入り、いよいよ夏が始まりましたね!
毎年夏になるとよく耳にするのが「土用の丑の日」。
意味を知らなくても、“なんとなく鰻を食べると良い日”というイメージがあると思います。
「土用の丑の日」とはそもそもどんな日なのか?
この機会にご紹介したいと思います
■夏だけじゃない、年に4回訪れる「土用」
土用とは、年に4回訪れる、立春・立夏・立秋・立冬の直前の約18日間を指します。
季節の変わり目であるこの期間は”土の気”が盛んになる期間といわれており、元々は「土旺用事(どおうようじ)」と呼ばれていました。
この「土旺用事」の旺と事が省略され、「土用」となったといわれています。
■土用はどんな期間?
2022年の夏の土用は
7月20日~8月6日です。
土用はそれぞれ季節の変わり目に当たるため、体調を崩しやすい時期でもあります。
ゆえに無理をしないように昔から注意されてきました。
暑さで体力がなくなり、夏バテしやすい時期なので、精が付くうなぎや、疲労回復効果のある梅干しや瓜、うどんなどを食べると良いとされています。
“土用の丑の日には鰻を食べる習慣”はここから来ています。
■土用期間にやってはいけないこと
また、土用には古くからの思想で避けられていたことがあります。
それが「土仕事」です。
土用期間中は土を司る神様が支配する期間のため、土用期間中は土を動かずことは良くないとされています。
土を動かすことで土の神様が嫌がり、災いを起こすと言われています。
具体的には
・草むしり
・畑仕事
・家を建てること
・引っ越し
・工事
などの、土地に関係することは避けたほうが良いとされています。
他にも入籍や、転職、新規契約、新しい場所への旅行もあまり好ましくありません。
ただし土用に入る前から始めた作業を土用中も続行するのは問題ありません。
気をつけるのは、土用中に新しく作業を始めないことです。
■土用期間には「間日」がある
土用にはしてはいけないことがありますが、約18日も続くと色々と困ってしまうことがありそうですよね。
しかし、土用期間中にも土を動かしたり、新しいことをしても大丈夫な日があります。
それを「間日(かんじつ)」といいます。
間日は土を司る神様が一時的に天上に行く日で、土を離れるため土を動かしても良いとされています。
今年の夏の土用期間中の「間日」は
7月25日、7月26日、7月30日、8月6日
この日でしたら新しい作業をするにも心配はいりません。
■土用期間に大切なこと
土用は季節の変わり目で体調を崩しやすいので、ゆっくり養生するのが最も良いとされています。
土用が明けるまでの期間は、あちこち動かず、家でできることに集中することをおすすめします。
マイペースに無理せず過ごし、この間に予定をまとめたり、今後のプランを考え、運気の土台を作る期間と考えてください。
“自分をしっかりと固めること”が土用期間に大切なことです。
いかがでしたか?
土用は恐れるものではなく、無理をしないための“休憩期間”です。
体調を崩しやすかったり、精神的に不安定になったりしやすい時期なので、あまり自分を追い込まないように、先人たちの知恵を信じ、静かにゆっくり過ごすのも良いのではないでしょうか。
参考にしていただけたら幸いです。
(スピリチュアル占い師 CHIE)