座敷童からアマビエまで!妖怪たちが六本木の空を闊歩する「水木しげるの妖怪 百鬼夜行展」

2022/6/30 21:00 Tak(タケ) Tak(タケ)

代表作「ゲゲゲの鬼太郎」「日本妖怪大全」「河童の三平」「悪魔くん」などを世に送り出した妖怪画の第一人者、水木しげる。

彼の生誕100周年を記念した「水木しげるの妖怪 百鬼夜行展」がこの夏、六本木ヒルズで開催されます。


水木しげるの百鬼夜行

展覧会公式サイト:
https://mizuki-yokai-ex.roppongihills.com/

「ゲゲゲの鬼太郎」にもメインキャラクターとして登場した人気の妖怪「塗壁(ぬりかべ)」や、古くなって粗末に扱われた草履が化けた「化け草履」、狸が化けて人を驚かすという「大かむろ」などなど。

水木しげるが世に定着させた妖怪100体が六本木ヒルズにこの夏大集合!


「二口女」(C)水木プロダクション

妖怪研究家でもある水木しげるが描いたこれらの妖怪画は、奇妙でおかしく、ときに怖く、愛くるしく描かれ、多くの人に愛されています。

「塗壁(ぬりかべ)」(C)水木プロダクション

「水木しげるの妖怪 百鬼夜行展」では、水木しげるが描いた数々の妖怪画のほか、水木自身が所有していた妖怪に関する貴重な文献を初公開。

水木しげるの描いた日本の妖怪たちがどのように生まれてきたかを紐解きます。


「大かむろ」(C)水木プロダクション

江戸時代の絵師・鳥山石燕の「画図百鬼夜行」、昭和初期の民俗学者・柳田國男の「妖怪談義」など、水木自身が所蔵する妖怪関係資料も初公開。

民族学的にも見逃せない展示内容で今からワクワクしちゃいます。


「大入道」(C)水木プロダクション


「べとべとさん」(C)水木プロダクション

そして百鬼夜行の名にふさわしく、水木しげるの妖怪画を100点以上に渡って一挙公開となります。

妖怪研究に没頭し、現代の日本人に「妖怪」という文化を根付かせた水木しげるはどのように妖怪と向き合い、描いてきたのでしょう。


「児啼爺(こなきじじい)」(C)水木プロダクション

今年の夏は、「水木しげるの妖怪 百鬼夜行展」で妖怪を身近に感じましょう!!

【 水木しげる プロフィール】
1922年3月8日生まれ。鳥取県境港市で育つ。
太平洋戦争時、激戦地であるラバウルに出征、爆撃を受け左腕を失う。
代表作「ゲゲゲの鬼太郎」「日本妖怪大全」「河童の三平」「悪魔くん」など。
2015年11月30日 没。


「アマビエ」(C)水木プロダクション


「水木しげるの妖怪 百鬼夜行展~お化けたちはこうして生まれた~」

【会期】2022年7月8日(金)~9月4日(日)※会期中無休
【会場】東京シティビュー
(東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー52階)
【開館時間】10:00~22:00(最終入館 21:00)
【主催】東京シティビュー、NHK、NHKプロモーション
【企画協力】水木プロダクション
【協賛】凸版印刷、ハウス食品グループ
【協力】鳥取県、調布市、調布市観光協会
【後援】J-WAVE、六本木商店街振興組合、麻布十番商店街振興組合

展覧会公式サイト:
https://mizuki-yokai-ex.roppongihills.com/




『水木しげるの妖怪えほん』