結婚の渋谷飛鳥や復帰した小田茜 国民的美少女は30代、40代でもすごかった(2/2)
渋谷飛鳥は1988年7月13日の33歳。2002年に「第8回全日本国民的美少女コンテスト」でグランプリとマルチメディア賞をダブル受賞。モデル・女優として活動し、ドラマ『渡る世間は鬼ばかり』(TBS系)ではえなりかずきの彼女役を演じ、可憐な美貌でファンを増やしていた。
整った顔立ちと安定した演技で地道な活動を続けていた渋谷だが、彼女と同様「第8回全日本国民的美少女コンテスト」を受けて予選で敗退した剛力彩芽の大ブレイクと比べるとやや控えめな印象も。
剛力彩芽は、一般人と並ぶとやはり顔も骨格もスタイルも素晴らしいものの、「小さく精巧に整っている」黄金比の範囲内で、目鼻立ちに愛嬌があり個性派。一方渋谷は、「無個性に思えるほど整った顔立ち」でインパクトに欠ける印象も。しかし、剛力ほどの大ブレイクではないものの、舞台・映画など地道にキャリアを積み重ねており、「アンチのいない美人女優」という印象も。
同ジャンルで、「パーフェクトな美少女すぎて、個性派美少女ほどのブレイクはしなかった」例としては、最近活動を再開した小田茜も同様。43歳になった近影でも、「楳図かずおの美少女画」のような不穏な美しさが。加工いらずの蝋人形的美しさは、少女時代は個性に欠けるが、40歳を過ぎると逆に魔力を感じる不思議なオーラも。
動画で見ても、デフォルメされた昭和の少女漫画のような美貌は健在。43歳でここまで「フランス人形」的美貌を保っていると、逆にミステリアス。かつて壇蜜が自身を「女のパロディ」と称したことがあるが、小田茜の過剰なまでの美貌は「美人女優のパロディ」風で、ホラーやコメディでの活躍の可能性も。
マネキンのようなパーフェクト美女は、老若男女にとってメジャーな「国民的存在」にはなりにくい。しかし、逆に「美貌の割に知名度が控えめ」という属性が嫉妬を跳ね返しやすく、「アンチのいない実力派」としてのびのびと活躍する道も。美魔女と呼ばれる年代になると、過剰なまでの美貌も個性となり、新境地開拓も期待できそうだ。
(しんまる子)