元「Berryz工房」熊井友理奈が181cmの長身フル活用 東コレにも出演する本格ショーモデルに(2/2)

2022/4/28 18:56 しんまる子 しんまる子



熊井友理奈は1993年8月3日、神奈川県生まれの28歳。2004年3月に、Berryz工房としてデビュー。アジアソングフェスティバル新人賞受賞、紅白歌合戦に出場するなど国内外で人気を博すも、2015年3月には無期限の活動停止。『王様のブランチ』(TBS系)でリポーターに挑戦し、ファッションモデルとしても多くの仕事をこなしている。



かねてより、179cmという「アイドルらしからぬ」長身で注目を集めていた熊井。2015年には身長181cmに「伸びてました」とも報告し、海外のスーパーモデルレベルの背の高さに驚きの声も。



同年には、ファッションに特化した一流モデルを多数擁する館岡事務所に所属し、活動も本格化。モデルの仕事での名義の「YURINA」に変更しており、芸能事務所でモデル活動をする形ではなく、硬派なモデル事務所に所属していることからも、職人的に「ファッションモデル」を極める決意が読み取れる。



2016年春夏コレクションより『JETSET SOLO PLUS』のメインビジュアルとして起用され話題に。 『2016Yumi Katsura Grand Collection in Tokyo』でランウェイデビューを飾り、2019年には、TAE ASHIDAのショーで東京コレクションにも参加して、モデルとしても活躍の場を広げている。



ハイファッションのショーで着用する服は、基本的に175cm以上のモデルに合うように作られていることが多く、国際派モデルとして活躍する冨永愛も、179cm。しかし日本では、ファッションモデル・コレクションモデルに特化したモデル事務所でも175cm超えのモデルの数は多くない。そんな「厳しい基準」も軽々クリアする熊井は、ランウェイでも堂々たるウォーキングを見せている。



身長こそはパリコレモデル級だが、全体のバランスは不思議なほど「アイドル系」。もちろん、コレクションモデルとして通用するレベルに小顔で足が長いが、ハイファッションモデルに多い近寄りがたい妖精感・スタイリッシュさではなく、日本男児に好かれやすい「かわいらしい」雰囲気も維持している。



日本のファッション雑誌のモデルの多くは160cmから175cmの間の身長。『ViVi』モデルの藤井サチは170cmとスタイル抜群だが、熊井と並ぶと「普通の女の子」といった雰囲気に。



身長144.8 cmの矢口真里とのツーショットは、衝撃的なまでの凹凸ぶり。大人と子供ほど違うのに、2人共「ちゃんとかわいい」という不思議な現象が確認できる。



坂道グループやハロプロなどのメンバーで、160cm超えの「やや長身」のアイドルがティーン誌の専属やモグラ女子などの「モデル業」に進出する中、身長の基準という意味ではレベル違いに敷居の高い「コレクションモデル業界」に足を踏み入れた熊井。181cmという長身で美女、知名度・実績もあり、「舞台で見せる」経験も豊富。日本のブランドの海外のショーなどでは、重宝される貴重な存在と言えそうだ。

(しんまる子)



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