【金峯山寺】修験道の総本山!日本最大の秘仏が公開中
こんにちはCHIEです。
先日、奈良県の吉野へ行ってきました。
今回の目的は
金峯山寺の秘仏のご本尊
金剛蔵王権現のご開帳。
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■日本最大級の秘仏
金峯山寺の御本尊は日本最大の秘仏で、金剛蔵王大権現3体からなっています。
3体からなる本尊は、いずれも身の丈6~7メートル、鮮やかな青色をした仏像は忿怒したお姿見をされています。
普段は公開されておらず、令和4年3月26日(土)~令和4年5月8日までの期間限定で拝観することができます。
特別拝観料は大人1,600円・中高生1,200円・小学生800円です。
貴重な御本尊をお目にかかれるのは今だけ!
■行き方
私は今回京都まで新幹線で行き、京都から車で行ったのですが、電車でも比較的アクセスがしやすいです。
京都から近鉄特急で「吉野駅」まで約1時間40分ほど。(橿原神宮前乗り換え)
そして近鉄吉野線吉野駅よりロープウェイ5分、吉野山駅より徒歩10分で着きます。
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私が行った時は桜の開花時期と御開帳のタイミングが重なったからか、平日にも関わらず多くの参拝者で賑わっていました。
■修験道の総本山「金峯山寺」
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金峯山寺は、飛鳥時代の伝説の呪術者「役行者(えんのぎょうじゃ) によって開かれたとされています。
役行者は修験道の開祖。
そして全国各地にある修験山の総本山は、ここ金峯山寺なのです。
檜皮葺きの大屋根は、高さ34m、四方36メートルにも及び、木造古建築では日本最大の大きさ。
蔵王堂と仁王門は、国宝に指定されています。
平成16年7月には世界遺産に登録され、吉野山のシンボル的存在堂々たる修験道の総本山です。
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今から1300年ほど前、大峯山山上ケ岳の山頂で1000日の修行を積んだ役行者のもとに現れた権現仏のお姿を桜の木に刻んだのが、ご本尊の由来とされています。
御本尊の3体は釈迦如来、千手観音、弥勒菩薩が権現の仮のお姿になったもので、過去・現在・未来の三世にわたって人々を救済するという意味が込められています。
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残念ながら内部は撮影することができなかったのですが、巨大な厨子の扉が開かれ、参拝者は御本尊の足元まで進んで手を合わせることができました。
蔵王堂内に入った場所の真正面からはかなり姿勢を低くして見上げないとお顔ほど大きかったです。
近くで見る御本尊のスケールに圧倒されて、また悪を切り立つような逞しいお顔と力強いお姿から生きる力を感じました。
今回お目にかかることができて本当に良かったです!!
■吉野水分神社
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金峯山寺まで来たら、一度行ってみたかった神社が近くにあります。
吉野ケーブルバスの終点、奥千本口から登りの参道を10分ほどにある「吉野水分神社(よしのみくまり神社)」です。
ここは水の神様が祀られていて、子宝にもご利益があることで知られている神社です。
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社殿は豊臣秀頼が再建したもので、本殿、拝殿、弊殿、楼門、回廊からなる桃山時代の大変美しい建築です。
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古い神社で、神秘的な雰囲気があってとても良かったです!
金峯山寺を訪れた際には、こちらもぜひおすすめです。
今回初めての金峯山寺参拝でしたが、私にとって念願の参拝でした。
改めて行けて良かったな、と感じたお寺です。
秘仏の御本尊の特別公開は5月8日まで!
皆さんもこの機会にぜひ行かれてみてください。
【金峯山寺】
HP:https://www.kinpusen.or.jp/
住所:奈良県吉野郡吉野町大字吉野山2498
(スピリチュアル占い師 CHIE)