安西水丸さんの絵に囲まれて!?パキスタン料理の絶品カレーが食べられる店。

2022/2/27 18:20 KIN KIN



パキスタン料理を食べに来てみたら……あれ、お店に飾ってあるこの絵、どこかで見たことある?!



さて、パキスタン料理って食べたことありますか?インドと中東の間に位置するパキスタンはその両方の料理の特徴を持っています。スパイスの効いた料理も多く、その中でもパキスタンカレーは種類も多く、それだけファンも多い食べ物!



東京の西荻窪にあり、創業15年というパキスタン料理屋さんが「ラヒ パンジャービー・キッチン」。なんとカレー好きイラストレーター 安西水丸さんが通ったという事でも有名なお店なんです。



安西水丸さんといえば、去年、世田谷文学館で展覧会が開催されていました。安西水丸さんの展覧会、楽しい展覧会でした……(すでに会期終了している展覧会です)。



先ほどの「ラヒ パンジャービー・キッチン」ですが、路地裏にある建物の2階、それほど大きくないお店ですが、この街に、そして人々に愛されているお店です。細く急な階段を登っていきます。



雰囲気のある内装。様々な絵や雑貨が飾られています。カウンター席もあり、一人でも気軽に食事に来れますね。私はランチメニューを食べに何度かいきましたが全てが美味しかった!



パキスタン・パンジャーブ地方の夕日の色をイメージしたという内装の色。あちこちに見える安西さんの絵。そして他の方の絵もあり、この雑多でありながらもなごめる雰囲気で食べる絶品パキスタン料理!



砂肝のカレー(写真の手前)は、砂肝ってこんなに柔らかくなるの?!という感動を味わえます。砂肝ってコリコリ歯応えがある固さをイメージしますよね?こちらの料理はとにかく煮込まれていて柔らかいのです。また、マトン(写真の右側)もスパイスに合うのでおすすめ。



ドロッとしたペースト状のものは「ハリーム」(写真の左下側)。肉や豆やスパイスが煮込まれて味わい深くペースト状になったもの。それに生姜やレモンなどで味を変化させます。チキンカレー(写真の上側)は一番オーソドックスなカレーかと思ったら、最高の逸品でした。



マトンパヤ(羊のすね肉)のスープ・カレー(写真の手前)もパキスタン料理ならではのメニュー。奥はマトンカレー。そして炒め玉ねぎと一緒に炊いたというブラウンライスが油が多めのパキスタンカレーに合うのです。

ラヒ パンジャービー・キッチン
http://rahi.jp/contents/index_h.html
東京都杉並区西荻南 3-15-17 2F

※現在、2022年3月6日まで臨時休業様です。再開後もランチ営業の曜日(1月に行った時はランチは土日のみでした)や営業時間を絞っているかもしれませんので、お店のツイッター等で最新の情報を確認して行ってみてください。



ちなみに冒頭の写真のイラスト、雑誌popeyeの表紙になっています。安西水丸さんの絵に囲まれてパキスタン料理を食べる、そんな気持ちの贅沢、良いですよね。ぜひ一度はパキスタン料理、試してみてください。