レゴで名画!その元ネタはこちら。

2022/1/17 21:55 Tak(タケ) Tak(タケ)

【1】

サンドロ・ボッティチェッリ「ヴィーナスの誕生」(1485年頃、ウフィツィ美術館)

中央に海より誕生した女神ヴィーナス、画面左にゼピュロス(西風)、右に季節の女神であるホーラのひとりが花模様の服を差し出しています。

レゴでもそれらが忠実に配置され、しかも『恥じらいのヴィーナス』のポーズもバッチリです!


【2】

ヨハネス・フェルメール「牛乳を注ぐ女」(1657年 - 58年頃、アムステルダム国立美術館)

現存作品数が非常に少ないフェルメールの中でも傑作の呼び声の高い「ミルクメイド」を人物は勿論のこと、手前のテーブル上のものや窓際にかけられたバスケットなどももれなくコピーされています。

静かに注がれるミルクの流れも申し分なし!フェルメールファンの心をくすぐるポイントしっかり捉えています。

【3】

ジャン=フランソワ・ミレー「晩鐘」(1857年-59年、オルセー美術館)

遠くの教会から聴こえてくる晩鐘に仕事の手を止め、真摯に祈りを捧げる農民夫婦。

二人を人形に置き換えただけでなく、その敬虔な心根までも再現している傑作と呼べる作品です。絵画に「何」が描かれているのかをLee Ki-young氏は汲んでいることが分かります。

【4】

エドゥアール・マネ「オランピア」(1863年、オルセー美術館)

この絵を発表した当時マネ自身、パリにいられなくなるほどの大炎上を巻き起こしたスキャンダラスな作品。

ベットに横たわる娼婦に黒人の召使と黒猫。ポイントは鑑賞者に向けられた挑発的ともとれる女性の視線です。

【5】

ピエール=オーギュスト・ルノワール「舟遊びをする人々の昼食」(1880-81年 、フィリップス・コレクション)

ルノワールの絵画は光に満ち溢れ、人々がまさに生を謳歌している多幸感に満ち溢れており、観ている者も自然とハッピーな気持ちにさせます。

多くのルノワール作品からこの一枚を敢えて選んだことに拍手。テーブル上の黒猫ちゃんもしっかりと再現されています。何よりもレゴ人形たちが笑顔いっぱいですね。

最近では動画!も投稿しているので是非彼のInstagramチェックしてみて下さい。



レゴ (LEGO) アーキテクチャー バッキンガム宮殿 21029

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