51歳になった裕木奈江が今もかわいい YouTubeも開設し癒やし系の声でファンを魅了(2/2)

2021/11/18 19:00 しんまる子 しんまる子



裕木は1970年生まれの51歳。1992年、国民的ドラマ『北の国から92巣立ち』で純の恋人役として登場し、素朴な美貌と儚げな存在感で一斉を風靡。ドラマ『ポケベルが鳴らなくて』に主演し、高い演技力ゆえに「不倫をする女性」という役柄と本人が混同されてバッシングされたことも。1999年にアメリカ移住してからは、国外でも女優として活躍している。



2004年から1年間、ギリシャで英語と演劇を学んだ彼女は、2017年、鬼才デビッド・リンチ監督によるテレビシリーズ『ツイン・ピークス:リミテッド・イベント・シリーズ』に出演。「謎の女性Naido」という難しい役をみごと演じきり、国際派女優として再び日本でも注目を浴びることに。



今年の11月にSNSにアップした「白猫とたわむれる動画」では、若い頃と変わらぬかわいらしさと透明感も話題に。コメント欄には「なえさん、相変わらずお綺麗」「なえさんはいつまでも美しいなあ」などといった絶賛の声も。



「守ってあげたくなる」ような繊細な美しさが「ぶりっこ」「あざとい」といった批判を生んだこともあった彼女だが、言葉も文化も異なる新天地に乗り込み勉強しながら活路を見出し、キャリアを積む姿は逞しく魅力的。



11月10日には、ツイッターに2014年に亡くなった高倉健さんをしのぶコメントも投稿。「今日は高倉さんを思い出す日。 時の流れは川の流れのようで、こうしている間も私たちはどんどん流されているわけですが、それでも生きている間はちょっと逆らって泳いだり、彼方岸に向かってみたり、と、意思を持って流されたいものですね。」と語り、懐かしい共演CMの動画をシェアしている。



昨今では自身のYouTubeチャンネルも開設しており、noteも更新。YouTubeでは、あえて顔出しはせずラジオのようにリスナーからの質問に答える癒やし系のコンテンツで、独自の世界観を表現している。



裕木奈江はもちろん、松田聖子やさとう珠緒、最近では田中みな実や紗栄子など、20代に「あざとい」「ぶりっこ」とバッシングにあった人物は、総じて強くたくましい大人の女性に成長している。若い頃は恵まれた容姿と強いエネルギー、バイタリティーが過剰な色気として写り、同性に警戒されやすい美女にかぎって年を重ねて「嫉妬」が集まりにくくなった頃から、一転同性に支持される傾向も。裕木奈江も例にもれず、「国内の流行」から一歩引いた場所でキャリアを積む様子や、YouTubeも含むSNSの飄々とした存在感で、新たなファン層を獲得している。

(しんまる子)



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