美術館や博物館などが多くある街、上野。現在、パンダの双子でとても盛り上がっていますね。私にとっては美術展を良く見に行く街なのですが、古くから営業している喫茶店が数多く残っている街でもあります。



展覧会を見た後（前でも）、昔ながらの内装を残す喫茶店で一息入れるのも上野の楽しみの一つ。喫茶ファンにも有名な憩いのレトロゴージャス純喫茶。上野の純喫茶四天王！とも言える上野東口方面の外せない4店をご紹介します。※営業時間、喫煙有無等は最新の情報と異なることもあります。

【Coffee Shop ギャラン】

まずは駅から一番近い「Coffee Shop ギャラン」。創業は1977年（昭和52年）、上野駅からすぐのところにあり、朝8時から23時までの長い営業時間で使い勝手がとても良いお店。





キラキラした看板を見ながら2階に登ったところにあるお店、内装はオールドテイストでアメリカンなイメージ。ここは上野界隈喫茶店の華麗なる貴族です。

【珈琲 王城】

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続いては「珈琲 王城」。上野東口のマルイの裏手にあります。1975年（昭和50年）に現在の場所に移転。純喫茶にしては珍しく全席禁煙。それででしょうか、若い人も多く来ています。





豪華な天井や照明の下で頂くナポリタン、パフェ、クリームソーダなど。魅力的なメニューばかりです。ここは上野界隈喫茶店のキングですね。

【喫茶 古城】

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次も城の名が付く喫茶店「喫茶 古城」。なんと1963年（昭和38年）のオープン、58歳のお店です。繁華街からは少し離れ、浅草方面に行ったところにあります。

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お店のある地下に降りていくと目に入ってくるステンドグラスやシャンデリア、大理石の壁、豪華な調度品や装飾。とてもゴージャスでまさに昭和の喫茶店という様子。ここには上野界隈喫茶店の歴史があります。

【純喫茶 丘】

そして最後に紹介するのが「純喫茶 丘」。上野駅と御徒町駅の間にあります。1964年（昭和39年）のオープンと今回紹介している喫茶店の中で2番目に古いお店。屋外にある店名の書体が素敵です。





地下にあるお店への階段を降りる時からワクワクするシャンデリア。なんと地下2階まであり。上野界隈喫茶店の正統派とはここのお店の事。




また、純喫茶に興味があるなら是非読んでほしいのがこちらの本。


『純喫茶へ、1000軒』難波里奈(著)

純喫茶コレクションで有名な難波里奈さんの本。現代の喫茶店の伝道師とも言える難波さんが廻った全国の喫茶店、なんと1000軒も掲載。2015年発行の本なのですでに閉店しているお店もありますがどこかに行くときの喫茶店探しに参考になる本です。



上野には他にも古くからやっている喫茶店、カフェ、甘味処なども多くあり、どこに行っても満足するお店ばかり。まずはこの上野4大喫茶店、ぜひ押さえておいてほしいと思います。