視覚障害のある人が白杖を高く掲げているときは○○○のシグナル→ネット民「知りませんでした」

2021/8/24 23:40 ヤタロー ヤタロー


内閣府のWebサイトにある「障害者に関係するマークの一例」には、「白杖SOSシグナル」普及啓発シンボルマークというものが掲載されています。これは、視覚障害者が外出時に周囲の助力を求める必要がある場合に、白杖を頭上50cm程度に掲げることで助けを求める意思表示を行い、周りの人から手助けをしてもらうための手段なのだそうです。


Twitterでは、こんなツイートが注目されています。




投稿者さんによると、新橋駅で視覚障害のある男性が人波の中で立ち尽くし、白杖を高く掲げていたそう。これは“SOSシグナル”なので勇気を出して声をかけると「点字ブロックの場所が分からない」と話してくれたので案内したそうです。投稿者さんは「このSOSはあまり浸透しておらず使う人が多くないらしい。知る人が増えて当たり前になったらいいな」とツイートしています。


この投稿を見たTwitterユーザーからは、こんな声があがっています。

















この「SOSシグナル」って認知度はかなり低いようですね。調べてみたところ、このシグナルは40年ほど前から存在していたそうです。ただ、視覚障害者の間でもあまり知られていないうえ、視覚障害者は白杖を地面から離すことへの抵抗感がある人も多いようです。

また、白杖を高く掲げていないときは大丈夫だと思われてしまう可能性もあるため、あまり広まっていないのだとか。とはいえ、もしも白杖を高く掲げている人を見かけたときはひと声かけたほうが良さそうですね。


(いまトピ編集部:ヤタロー)