【動画あり】中毒になる懐かしのCM7選

2014/6/20 15:58 服部淳 服部淳





どうも、服部です。 昨今はDVD・ハードディスク録画機の影響で、すっかりコマーシャルを飛ばすようになってしまいましたが、その昔は結構なCMウォッチャーでもありました。

そんな僕が、独断で「中毒になる懐かしのCM」を選んでみました。出身地や年代によって、賛否はバラバラでしょうが、楽しんでいただければ幸いです。



●サッポロ「◯福茶(まるふくちゃ)」

まずは、2003年ごろ発売された「◯福茶(まるふくちゃ)」のCM。日本語の歌じゃないのに「二酸化マンガン、酸化マンガン、豊満チェチェ」って聞える-、とCMソングが話題になりました。

もとはアフリカのガーナ民謡の「チェッチェッコリ」という曲で、CMソングは「ゆみ&ゆか」というユニットが歌っていたそうです。

歌とダンスのインパクトが強すぎて商品の印象はさっぱりで、僕も動画を見直すまで何のCMだか忘れていました。その後、この商品は姿を消しています。



●サンヨー食品「とっぱちからくさやんつきラーメン」

まさに、商品名のインパクトだけで貫いたという感じが素敵なCMでした。

Wikipediaによると、「1987年当初九州限定で発売し一時期全国販売するも、再度九州限定になる」だそうで、九州以外ではまさに幻のラーメンとなりました。ちなみに商品名は福岡の方言で「すぐにやみつきになるラーメン」を意味するとのこと。

嬉しいことに、2008年にはカップ麺が、2013年にはサンヨー食品の創業60周年記念ということで袋麺の復刻版が発売されています。





●サカイ引越センター


サカイ引越センターを全国的に知らしめたのが、1993年に制作されたこのCMでしょう。個人的には、エレベーターの雑な閉まり方が好きでした。

メガネに髭のおっちゃんは、徳井優さんという俳優さんで、当時33~34歳。白髪を入れているためか、40、50代くらいの方だと思っていました。



●佐藤食品「サトウのごはん」

電車の中で頭の上にお茶碗を載せ、「玄関開けたら、2分でごはん」とひたすら連呼している集団が、なんともシュールなCMでした。1991年ごろに放送されてました。中央にいる美女は、小泉薫(現:小泉かおる)さんというモデルさん。すごくタイプでした。

その後、1996年の同商品のCMでは「玄関開けたら、サトウのごはん」というフレーズに変わっていて、以降、この「2分でご飯」という表現は使われなくなったようです。「電子レンジに入れたら、2分でご飯だろ」的な、くだらないクレームでも入ったのでしょうか。「玄関開けたら、サトウのごはん」って、もはや玄関関係ないですよね。



●奈良健康ランド

僕は東京出身なんですが、これだけ関西ローカルのCMです。京都の知人宅に1泊した時に見たCMを、その後一生覚えることになるとは思いもしませんでした。

1度見た(聞いた)だけでもかなり印象的なCMなんですが、見ていた深夜番組が「奈良健康ランド」1社提供だったのか、コマーシャルタイムになるたびに、このCMが複数回繰り返し流されていたんです。まさに洗脳。しばらくは、頭にこびりついて離れませんでした。



●湖池屋「ドンタコス」

印象に残るCMといって外せないのが、現在も売られている「ドンタコス」の1994年発売当初のCMです。販売元の「湖池屋」初の海外ロケCMだったのだそうです。

が、このユル~いダンス(?)。後半から登場するオジサンなんて、まともに振り付けできてないし。



●【番外編】NTTドコモ「ドコモのポケベル」

ラストは、かわいい女の子が「ルールルルルルルール」と変な歌を口ずさんでるCMだなと思っていたところ、カメラが引くと、なんと実家の最寄り駅前にある公園の滑り台じゃん、とビックリした思い出のCMです。

お分かりだと思いますが、女の子は1996年当時(15~16歳)の広末涼子さんで、このCMがきっかけで一躍有名になったそうです。

その後、公園の入り口には「広末公園」と落書きがされていましたが、現在では道路新設のためこの公園は道路向かいに移転され(落書きは消失、滑り台は健在)、このCMの完全再現は不可能となってしまいました。

ですが、このCMが放送されてから16年後、カジヒデキさんの「ビーチボーイのジャームッシュ / B&W MARBLE CHOCOLATE」という曲のPVで、広末涼子さんが同じ滑り台の同じ場所に座っているシーンが冒頭に使われているではないですか(動画はこちら)。前述のとおり、公園は移転しているので景色は若干違いますが、昔を思い出してホッコリとしました。

(服部淳)