【レポート】TWICE初来日!K-Cultureのお祭り「KCON 2016 JAPAN」に行ってきた

2016/4/15 21:30 西門香央里 西門香央里


■新人からベテランまで魅せてくれた「KCON 2016 Japan × M COUNTDOWN」

「KCON 2016 Japan × M COUNTDOWN」はMnetで毎週木曜日に放映されている「M COUNTDOWN」の収録も兼ねたコンサート。9日、10日両日合わせて数多くの韓国のアーティスト、グループが参加しました。

今回のステージは、メインステージから、花道が伸びたセンターステージと、さらに右斜めに花道が伸びた先に小さなサブステージ、そして離れ小島のようなサブステージの4つのステージで展開。M COUNTDOWNらしい華やかなステージ演出が繰り広げられることになります。本編前にはコンベンション参加アーティスト、グループたちによるプレショーが繰り広げられ、本番までのテンションを上げてくれました。

▼大きな会場を埋め尽くす観客たち


いよいよ、会場が暗転し本編を告げるアナウンスが流れます。会場は様々なカラーのペンライトがキラキラと光ります。ステージにスペシャルMCの超新星のユナクハン・スンヨンが登場。「韓流の始まりは日本のファンです」とスンヨンが挨拶。KARAとして韓流のブームを作り出してきたスンヨンだからこその挨拶ですね。そして本編の始まりです。

▼スペシャルMCの超新星ユナクとハン・スンヨン


トップバッターを飾るのは、TWICE。韓国のヒットチャートを賑わせたデビュー曲、「Like OHH-AHH」で会場を盛り上げます。日本でのTWICEのパフォーマンスがようやく実現し、大きな歓声が。ミナが「日本でパフォーマンスができてとても嬉しいです」と挨拶をすると、さらに大きな歓声で盛り上がりました。もう一曲「もう一度して」を披露。2曲という短い時間でしたが、会場のファンにはTWICEと言う新人女性グループのインパクトを大きく残したのではないでしょうか。

▼トップバッターで会場を盛り上げたTWICE


2番手に登場したのは、KangNam。キャラクターが注目されがちな彼ですが、「CHOCOLATE」では甘い声を披露。いつもと違うKangManの姿を見せてくれました。曲が終わると、ファンから「ヤスオー!」と言うコールが(本名は「滑川康男」)。「ヤスオ頑張ります!」と答えるKangNam。5月25日にリリースするというソロデビュー曲「Ready to fly (日本語ver)」を初披露。新しいKangNamの姿が見えました。

▼「ヤスオ頑張ります!」とファンの歓声に答えたKangNam


次にセンターステージに登場したのは、ドラムセットやキーボードを配置したバンドのステージセット。2PMやTWICEと同じ事務所に所属するバンド、DAY6の登場です。10日の出演者の中で唯一のバンドで、全員がボーカルを取るというのが特徴。「Letting go」とデビュー曲「Congratulations」でバンドらしいサウンドを披露してくれました。MCでは頑張って覚えてきたであろう、たどたどしい日本語も披露してくれましたよ。

▼バンドらしいサウンドを披露してくれたDAY6


DAY6が終わると、観客席に2PMのテギョンとウヨンが登場。2人が次のパフォーマンスの紹介をします。

今回は「ガールズラッシュ」と銘打って、女性出演者によるスペシャルパフォーマンスを披露。最初に登場したのはTWICE。得意のダンスをキレキレに踊ります。そして、急遽参加が発表になった AOAのジミンがステージに現れます。ホットパンツにピンヒールでパフォーマンスする姿は、セクシー度満点です。太ももに巻かれたベルトが、さらにセクシーさを倍増させます。

▼ジミン( AOA)はセクシーなラップを披露


そして、ライダースでカッコよく決めたHeizeがステージに登場。力強いラップを披露するHeizeは、かわいらしくセクシーなジミンとは対照的ですが、このアンバランスが絶妙にパフォーマンスを盛り上げていきます。韓国では多くの女性ラッパーが活躍中。Heizeは女性ラッパーたちを集めたサバイバル番組「UNPRETTY RAP STAR 2」に出演して話題に。二人のラップパフォーマンスは会場をさらにアツくしてくれました。

▼ジミンとHeizeの対照的なイメージの二人のスペシャルパフォーマンス


スペシャルパフォーマンスの後、Heizeは初披露になるという新曲「帰ってこないよ」を披露。力強いラップパフォーマンスとは打って変わって、しっとりとしたジャジーな曲です。「UNPRETTY RAP STAR 2」ではセミファイナルまで残ったというラップの実力を持つHeizeですが、カッコイイ姿とはまた違う彼女の魅力を感じられる新曲でした。

▼Heizeは新曲「帰ってこないよ」を初披露


続いて、前回のKCONにも参加したBOYFRIENDが登場。日本で長く活動してきた彼ららしく、安定したパフォーマンスを見せてくれます。今回は「BOUNCE 」「君という女 」「Be my shine (日本語ver)」を披露。「Be my shine」ではメンバーより観客に一緒にやってほしい振りを伝授。会場をいっぱいに盛り上げてくれました。

▼BOYFRIENDは昨年の1回目に続くKCON出演に


コンサートも中盤に差し掛かってきたところで、K-POP界の大御所の登場です。最長寿アイドルグループ、SHINHWAよりチョンジンがソロでパフォーマンスを見せてくれました。30代を超えた現役アイドルは韓国では珍しい存在ですが、大人の魅力をビシビシと感じさせます。他のアイドルたちにはない色気と空気感を纏うステージは圧巻です。日本でも個人の公式ファンクラブができたということで、チョンジンの大人の魅力にハマる人も多いのかもしれないですね。

▼大人の魅力を見せつけてくれたチョンジン(SHINHWA)


続いて、日本での活動が目覚しいBlockBの登場。「ワルガキ」と言う印象が強い彼らですが、1曲目はバラード調の「A Few Years Later」。この日は新曲「TOY」を初披露し、ヒップホップのイメージが強い彼らとは違う姿を見せてくれました。

▼「ワルガキ」アイドルBlockBは合計4曲を披露


MCも日本語で進めていく姿は、日本での活動を頻繁に行っているBlockBの努力を感じられます。3曲目から彼らの真骨頂とも言えるナンバーを立て続けにパフォーマンス。「HER (日本語 ver)」「Very Good (日本語 ver) 」ではファン以外の観客も一緒になってジャンプして盛り上がり、BlockBらしい勢いを残していきました。

▼会場を盛り上げてくれらBlockBのパフォーマンス


そして、最後のトリの登場です。大きなモニターにはGOT7の姿が。彼らの映像に従って会場の観客たちが次のグループを呼び込みます。そしてメインステージにこの日のコンサートを締めくくる、2PMの登場です。まるで単独コンサートのように沸き立つファンの歓声に、彼らの人気をひしひしと感じます。

▼メインステージに2PMが現れると、会場の熱気は最高潮に!


「My House」「GO CRAZY」と立て続けに披露。MCでは当たり前のように日本語で進行していきます。テギョンが「僕の名前は〜?」と聞くと、会場からは「テギョーン!」という掛け合いも「当たり前」のようにあり、日本で土台を築いてきたグループの強みを感じました。パフォーマンスもふざけるところではふざけて、締めるところではきちんと締めるといったところは、ベテランといった感じの余裕があり、そして自分たちのファン以外の観客を自分たちのペースに巻き込んでいくところは、さすがといった感じです。

▼K-POP界を支えてきたベテランの余裕を感じる2PM


「Higher」で2PMのパフォーマンスが終わり?かと思ったら、最後にスペシャルなコラボーレーションが実現しました。彼らの事務所の後輩であるTWICEが加わっての、2PMの代表曲「Hands up」のコラボレーションステージ。サビの部分の「Put your hands up!」を観客たちとジャンプをしながら最高潮に。KCONの最後にふさわしいファイナルを迎えることができました。

▼2PMとTWICEによる「Hands up」で最高潮に!


エンディングでは出演者全員がステージに登場し、観客達へご挨拶。これで今年のKCONの全スケジュールが終了しました。

▼エンディングでは全出演者がステージに






新人からベテランまでが揃った「KCON 2016 Japan × M COUNTDOWN」。先日、日韓同時放送でコンサートの様子が放映されましたが、見逃した方やレポートを見て気になった方は、再放送があるので、ページ下の放映スケジュールをぜひチェックしてくださいね。アツいコンサートの雰囲気をテレビで楽しんでください。

コンサートからアイドルたちに直接触れ合えるコンベンションまで、多彩なイベントを用意してくれたKCONは一日中楽しめるまさにK-CULTUREのフェスティバルでした。今年は行けなかった皆さんもぜひ次回は参加してみてくださいね。とても楽しい日を過ごせると思いますよ。

それでは、また!アンニョ~ン♪

写真提供:(C)CJ E&M Corporation, all rights reserved

■KCON 2016 Japan×M COUNTDOWNセットリスト(4月10日)

<プレショー>
1. 会いたい(JP Ver)/TRITOPS*
2. どう説明できますか?/BILY ACOUSTIE
3. 騒がしかった時代に/BILY ACOUSTIE
4. High Hills(JP Ver.)/CLC
5. しるし/CODE-V

<本編>
スペシャルMC : ハン・スンヨン、ソリョン(AOA)、ユナク(超新星)
1. Intro+Like OOH-AHH/TWICE
2. もう一度して/TWICE
3. CHOCOLATE /KangNam
4. Ready to fly (日本語ver) /KangNam
5. Letting go/DAY6
6. Congratulations/DAY6
7. スペシャルパフォーマンス/ジミン(AOA) + Heize
8. 帰ってこないよ/Heize
9. BOUNCE /BOYFRIEND
10. 君という女 /BOYFRIEND
11. Be my shine (日本語ver) /BOYFRIEND
12. INTRO Dance + WOW WOW WOW/チョンジン(SHINHWA)
13. Hey ya!/チョンジン(SHINHWA)
14. A Few Years Later/Block B
15. TOY /Block B
16. HER (日本語 ver)/Block B
17. Very Good (日本語 ver) /Block B
18. My House /2PM
19. GO CRAZY /2PM
20. Higher /2PM
21. Hands up/2PM with TWICE

■Mnet Japan 『KCON 2016 Japan × M COUNTDOWN』 放送情報
再放送:
(字幕なし) 4月16日(土)午後6:00-
(字幕あり)4月17日(日)深夜11:15-、4月19日(火)午前11:00-、5/1(日)10:00~12:00、5/9(月)25:00~27:00
詳細ページ:http://jp.mnet.com/program/main.m?program_id=1648


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(西門香央里)

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