ウラバラスが8話で復活!ドラマ「ウロボロス」がいよいよ大詰め

2015/3/2 19:00 柚月裕実 柚月裕実


ウロボロス―警察ヲ裁クハ我ニアリ― 2巻

生田斗真と小栗旬が出演するTBS系ドラマ『ウロボロス ~この愛こそ、正義。』(毎週金曜日22:00~)が佳境に入り、金曜の飲み会を蹴って家路を急ぐ人も少なくないはず。

■ドラマの新しい楽しみがつまったウラバラス

毎度、二転三転してもまだ先が読めないというストーリー展開にハラハラさせられっぱなしだが、もう一つの楽しみが「ウラバラス」。

ウラバラスとはドラマの5話と6話で実施された副音声企画。ドラマの放送中に副音声で実施されたもので、主演の生田と小栗、ムロツヨシが撮影秘話などを語って大反響をよんだ。

その「ウラバラス」が、3月6日放送の第8話でも実施されることが決定! しかも今回は橘都美子役の吉田羊も登場と、3月2日の発表直後のTwitterでは「ウラバラス」がトレンド入り。

「ウラバラス復活とかくそ嬉しい」
「本編以上に楽しみ」
と、心待ちにするファンも多いようだ。人気の理由はドラマからかけ離れてしまう爆笑トークもその一つ。オムライスにかけるケチャップのかけ方が気に入らないなど、だいぶ脱線気味だ。

プライベートでも仲が良いという生田と小栗のコンビにムロが加わり、まるで友人宅でテレビを見ているようなゆるい雰囲気。野球中継でも緊張が走る主音声よりも、副音声独特の和やかな雰囲気が良かったりもするわけで、ドラマでも新しい楽しみ方を教えてもらった気がしている。銃声音に流血と過激なシーンが多いストーリー展開と、ゆるい会話とのギャップが病みつきに。


■8話までのあらすじをざっくりと…

ストーリーは3月6日の放送で8話を迎えるが、ざっくりとあらすじを追ってみよう。
龍崎イクオ(生田斗真)と段野竜哉(小栗旬)が、幼い頃に住んでいた児童養護施設「まほろば」で、子どもたちの面倒をみていた結子先生(広末涼子)が目の前で殺されてしまった。幼いながらにも復讐を誓った二人は、イクオが刑事に竜哉が極道の道へと進み、タッグを組んで不可解な事件の全貌を暴き、復讐を目論むというもの。

イクオをまほろばに連れてきたのも、結子先生が銃で打たれて倒れたときに目撃したのも金時計の男。手がかりはそれだけ。ショックのあまり、その前後の記憶を失ってしまったイクオだが、事件を紐解くにつれて少しずつ記憶を取り戻していく。

7話では大好きだった結子先生が、必死に謝りながらも実はイクオに銃を向けていた記憶が蘇ってしまう。この回から登場したフリーライター那智聡介(綾野剛)の登場で再び混乱へ。那智はイクオとコンビを組む刑事の美月(上野樹里)を拉致する。事件が事件を呼ぶ『ウロボロス』。結末がまったく見えない……。

(柚月裕実)