現在ネットで人によって違う色に見えるドレスの画像が盛り上がりを見せています。
あなたは「青と黒」のドレスか「白と金」のドレス、どちらに見えますか？

どーやったら青と黒以外にみえんだよwwwwww

— ろ (@x13x_roxas) 2015, 2月 27

白と金なのに！ 白と金なのにいぃぃ！

— セイ (@monputisei) 2015, 2月 27

青と黒にしか見えんけどうちの家族みんな白と黄色って言う！！！！どーなっとんこれ（笑）

— 祐 (@okayu0629) 2015, 2月 27

って！？あれ！？何かジョンヒョンさんのツイに乗ってる写真みたら白金に見えてこれ元画像加工して白金っぽく見せてるだろwwwwって思ったのにもう一度見直したら青黒に見えた...え、何これ怖い、どういうこと

— ヤマト氏 (@Bambrion) 2015, 2月 27

今朝青黒にしか見えなくて、白金って言ってる奴頭いかれてるだろって思ってたけど今逆になっててつらい

— にきたん (@__Nikitan) 2015, 2月 27

私はどうしても「青黒」にしか見えず、本当かどうか疑って周囲の人間に確認したところ「白と金以外に見えない」という人間もおり衝撃を受けました。

これはいったいどうなってこんなことになっているのか。

調べてみた結果、画像を見た瞬間に以下の２つのパターンとして画像を認識するようで、それによって見える色が違うようです。


【1】「後ろから強い光を浴びて服全体が影になっている画像を見ている」と認識すると白と金のドレス

【2】「全体が白飛びしている画像をみている」と認識すると青と黒のドレス

検証用にホワイトバランスをイジってみた画像を見ながらだとわかりやすいと思います。

「見る環境によって青と黒か、白と金に見えるらしい不思議な画像」を ホワイトバランス調整してみた ①元の ②白と金 ③青と黒 pic.twitter.com/nwHE4Bnd7Q

— どMなキョン･真打 (@dom_kyon) 2015, 2月 27

【1】逆光派は明るく補正して画像②の白金ドレスに

【2】白飛び派は暗く補正して画像③の青黒ドレスに

それぞれ脳内補正をかけて認識するようです。


この画像を見るとどういう状況か一発で理解できるかと

例のワンピースの件は白金に見えたから色弱とかでなくつまりこう pic.twitter.com/Jl979KobvH

— うそ (@U_s0) 2015, 2月 27

理論がわかると自由に両方の色を行き来できて面白いですね。

（見えない人はいくら理屈がわかっても逆の色には見えないようですが）



このような錯視画像ネタは昔からあり、特に有名なのがこの画像

このチェッカーの中にあるAとBの升目の色は正反対の色に見えますが、実は同じ色です。錯視という目の錯覚で真逆の色に見えるんだそうです pic.twitter.com/GOZNTV08Va

— アンブー (@anboomusic) 2014, 12月 4

AとBの部分が実は同じ色というもの。

もちろん信じられない人は画像ツールを使って検証しています。

錯視の画像でAとBが同じ色だって信じられなかったからスポイトで色拾って線描いたらたまげた。グラデーションとか全く使ってないのにな。 pic.twitter.com/FhDjABRqEC

— 十六夜飛鳥 as goemon (@pumpkin0623) 2014, 7月 9

実写動画で再現しているものも

マサチューセッツ工科大の視覚科学の教授が1995年に発表した『チェッカーシャドウ錯視』がマジで意味不明な件。※画像のAとBが実は同じ色らしい。。 で、解説がこっちhttp://t.co/YWrs0Nl3 動画見ても信じられん… http://t.co/rtY7Mr0T

— kosa (@kosa0116) 2012, 8月 7

灰色のタイルが移動中に色が変わっていくかのように見える様子は何度見ても混乱します。

定期的に上がる錯視ネタですが、毎回人体の不思議さに驚かされるばかりです。



●おまけ

ちなみに最初のドレスですが、　英紙Daily Mailによると、実際に販売されているドレスは「青と黒」で「白と金」のドレスはないようです。



（いまトピ編集部）