その甘さ、殺人級…甘すぎて虫歯がうずく世界の激甘お菓子選手権

2014/9/16 11:00 フレネシ フレネシ




こんにちは、フレネシです。

突然ですが、みなさんがこれまでに口にしたもので、一番甘いと感じたものはなんでしょうか? 私の場合は、オーストラリアのトルコ食材屋さんで口にした、トルコのお菓子「バクラヴァ」です。

シロップ漬けのパイ菓子「バクラヴァ」は、めまいがするほどの甘さでしたが、パイ生地の食感とあいまって、不思議と癖になる美味しさでした。

さて、海外には、たびたびそうした日本人の「甘い」の常識をはるかに超えた激甘スイーツが当たり前に受け入れられていたりしますが、そんな世界の激甘お菓子をご紹介したいと思います。



●どれが一番甘い?世界一甘いお菓子選手権

■ グラブジャムン(インド)


しょうゆで味付けした玉こんにゃくでしょうか? いいえ、違います。ミルクから作ったボールをギーで揚げ、激甘のシロップに浸したインドのお菓子。「世界一甘いお菓子」と言われています。



■ ジュレビ(インド)


インド版かりんとう。小麦粉を細い金具で搾り出し、揚げてシロップに浸したお菓子。一口かじるとシロップがブシャーと飛び出すそうです。



■ ソーンパプディ(インド)


激甘王国、インドの甘いお菓子はまだまだあります。こちらはソーンパプディ。繊維質の正体はわたあめ。口の中でふわっと溶ける不思議な食感。ミルク&カルダモン味。



■ バクラヴァ(トルコ)


こう見えて、めちゃくちゃ甘いです。でも、癖になる美味しさ。パイ生地にナッツをはさんで焼き上げ、シロップに浸したお菓子。



■ ロクム(トルコ)


外国のお土産にもらったチョコレートの中に、香水の味のする甘いゼリー入っていること、ありますよね? あの中身がこれです。ご存じ『ナルニア国物語』に出てきた「ターキッシュ・ディライト」のこと。ゆべしのようなもっちり食感。



■ パステル・デ・トレス・レチェス(南米各国)


メキシコ生まれの3種のミルクを使ったリッチなお菓子。エバミルク、コンデンスミルク、生クリームを使用します。



■ ブリガデイロ(ブラジル)


ブラジル代表、激甘スイーツは、ほぼコンデンスミルクでできているという「ブリガデイロ」。



■ メープルファッジ(イギリス)


イギリス代表は、メープルファッジ。砂糖、バター、練乳を煮詰めた砂糖菓子。パッケージのカロリー表示を見るのは禁物です。



■ キャドバリー クリームエッグ(イギリス)


もう一つ、イギリスから。イースターの人気菓子、キャドバリーのクリームエッグは、エッグチョコの中に激甘の濃厚なとろとろクリームが詰まっています。



■ ピーカンパイ(アメリカ)


アメリカ南部発祥のピーカンパイ。この甘さはコーンシロップの甘さなのだとか。ナッツの香ばしさを余裕で打ち消す分量の糖分がぎゅっと詰まっています。



■ ナナイモバー(カナダ)


カナダ代表、ナナイモ市生まれのナナイモバー。一番下はココナッツクッキー、真ん中はカスタードクリーム、その上にチョコレートガナッシュをのせた、休む暇なく甘さが襲ってくる怒涛の三重奏。



● 日本だって負けてない!外国人もびっくりな激甘お菓子

さて、甘いお菓子といえば、海外だけではなく、日本にもたくさんあるようです。

■ よいとまけ(北海道)


北海道の甘いお菓子といえばこれ、「よいとまけ」。日本一食べづらいお菓子として有名です。ハスカップジャムがまわりにべっとりとついています。



■ 真味糖(長野)


長野県松本市の代表的なお菓子。『ケンミンSHOW』では、これが激甘お菓子No.1に選ばれたそうです。



■ カスドース(長崎)


長崎は平戸の老舗「蔦屋」で販売されている「カスドース」は、カステラをフレンチトーストにしてお砂糖をまぶしたような味わい。



■ 鶏卵素麺(長崎)


湯がいちゃだめ! そうめんと言っても、原料は卵黄と砂糖のみのとんでもなく甘い南蛮渡来のお菓子。長崎には激甘なお菓子が多いようですね。


■ 生姜糖(三重)


伊勢の日持ちのするお土産といえばこれ、二光堂の生姜糖。生姜汁と砂糖、水飴でできています。砂糖の塊なので、言うまでもなく激甘です。生姜のスパイシーな香りが後を引く美味しさ。



いかがでしたか?

これらの激甘なお菓子、口に合う、合わないはさておき、旅行などで訪れた際には、話の種にお土産として買っていくのもいいかもしれませんね。