『ガッカリな朝ドラ』視聴者はついていけない…「ヒロインに感情移入できない」酷評

10月2日から、戦後の歌手で「ブギの女王」といわれた笠置シヅ子の半生を描いた2023年後期のNHK連続テレビ小説『ブギウギ』がスタートした。
ヒロイン・花田鈴子役には俳優・水谷豊と歌手・伊藤蘭の娘・趣里がオーディションで選ばれたが、近年の朝ドラではあらかじめヒロインが決定していることも多く、東京制作では18年度前期『半分、青い。』の永野芽郁以来、7年ぶりのオーディションとなったという。
趣里は4回目の挑戦で2471人の中からついにヒロインの座をゲットし、「心がブギウギ、ワクワクしてもらえるように全身全霊で頑張っていきたい」と意気込んでいたが、なぜかファンの間では不安視する声が広がっているといい、どうやら、かなり評判の悪かった「半分、青い。」の永野がオーディションで選ばれたため、趣里にも嫌なイメージが重なっているようだとのこと。
9月26日には『週刊女性PRIME』が『「登場人物すべてに感情移入できない」〝ガッカリな朝ドラ〟ランキング』を発表しており、永野が主演した「半分、青い。」は堂々の3位にランクイン。
記事では「ヒロインの夢の迷走が一番のガッカリ要因」と指摘しており、当初、漫画家を目指していたヒロインが、最初の挫折であっけなく夢をあきらめて結婚。その後、離婚して、最後は扇風機を開発するというトンデモストーリーに「視聴者はついていけなかった」と結んでいたという。
これについて芸能ライターは
「もともと、朝ドラのヒロインは新人の登竜門とされており、オーディションで選ばれた初々しい新人がドラマとともに成長するのも楽しみのひとつでした。ところが、近年は事務所の力で最初からヒロインが決まっていたり、オーディションといいながらも趣里のような二世俳優が選ばれるなど、選考方法自体が形骸化していると言っても過言ではありません」
と語る。
ランキングの1位には22年放送の黒島結菜主演『ちむどんどん』、2位には12年放送の夏菜主演『純と愛』が入っており、どちらもあまりにも視聴者がヒロインに感情移入できないとして、伝説的なガッカリドラマと酷評されているが、『ブギウギ』が趣里の〝黒歴史〟にならないことを祈りたいと「週刊実話WEB」が報じている。
編集者:いまトピ編集部