『出前館』配達員が…衝撃映像が大炎上「報酬を1件400円に減額」

フードデリバリー大手『出前館』の配達員による衝撃動画が、SNS上で大炎上しているという。
「この動画は9月12日に出前館の宅配で『スシロー』のすしを頼んだ東京・昭島市の客が撮影したもの。宅配バイクが到着したことに気付いて見ていると、配達員が荷台で崩れたすしを〝素手〟で触ったり、ネタを持ち上げて形を整えていたのです」(全国紙記者)
数分後、配達員は何事もなかったかのように出前を届けにきたが、この行いをただすと「すみません、でも消毒したので」と返答。その対応が同社を含めて不十分だったことから動画がSNSに投稿・拡散されてしまったとのこと。
「配達員がこうした行動に出た理由は、商品を自腹で弁償することを避けたかったからともみられている。後日、出前館は謝罪と返金、配達員に対する厳重処置を行ったとのメールを顧客に送ったが、後の祭りだったというわけです」(同)
出前館をめぐるトラブルはこれだけではないようで、昨年12月には60代の男性配達員が宅配先の女性宅ポストに「ひとめぼれしました」と書いた電話番号入りのメモを投函。気味の悪い迷惑行為が話題となったが、背景には業界が抱える問題が横たわっているといい、大手フードデリバリー社員は
「ここにきて出前館をはじめとするフードデリバリー業界も、他の業界と同じく人手不足に拍車がかかっている。それが原因で業務委託契約者である配達員らにマナーや法令順守まで周知させることが難しく、事件が続いているのです」
と語る。
出前館は今年8月に配達員の報酬制度を改定し、エリア、時間帯、天候などでインセンティブが発生するものの、基本報酬を全国一律1件400円に減額。配達員離れが起きる可能性も指摘されていると「週刊実話WEB」が報じている。
編集者:いまトピ編集部