『アッコにおまかせ!』ジャニーズ問題のときだけ…

ジャニーズ事務所に対するテレビ業界の対応が厳しくなっている。
9月27日、NHK・山名啓雄メディア総局長は同局の定例会見の中で、ジャニーズ所属グループの『紅白歌合戦』出場について、「現状ではゼロになる」と説明。また同局の担当者も、ジャニーズタレントの今後の起用について「新規の出演依頼は当面行わない」と明言した。
一方で、ジャニー氏を擁護し、ネット上で炎上しているタレントもいる。
デヴィ夫人は今年7月18日、自身のX(当時Twitter)で「ジャニー氏が亡くなってから、我も我もと被害を訴える人が出てきた。死人に鞭打ちではないか」(原文ママ、以下同)などと投稿。
さらに、当時『サンデーLIVE!!』(テレビ朝日系)でメインキャスターを務めていた東山紀之社長が、被害者サイドに立ってコメントしたことにも触れ、「恩を仇で返すとはこのことではないか」とつづった。これを受け、ネット上では、デヴィ夫人を批判する声が噴出した。
また、『アッコにおまかせ!』(TBS系)を冠番組に持つ和田アキ子も“弱腰”だ。
「ジャニーズ問題のときだけ、『言葉が甘い』と捉える視聴者は少なくないよう。最近でこそ、なんとなく批判めいたことを口にしていますが、基本的には『私たちが何か意見を言うことではないと思う』『こうしたほうがいい、ああしたほうがいいって部外者の私たちが言うべきことではないと思う』と、一貫して静観する姿勢を見せています」(テレビ業界関係者)
そもそも、和田とジャニー氏は「長年の麻雀仲間だった」(同)といい、同氏が他界した際の『アッコにおまかせ!』では、かつてはジャニーズの合宿所にも特別に出入りしていたことを明かしていた。
「同氏と付き合いのあった和田こそ、真実を知る芸能人の一人だと思いますが、社名を変えるか変えないかについてのコメントも、『私たち外部がどうしたらいいとか(言うの)はお門違い。会社がそういう指針を出してやっているから、会社内部に任せるしかない』と、牙を抜かれたようなものでした」(同)
ジャニーズ事務所の一連の問題は解決するまで長期化すると思われるが、和田は“口出ししない”姿勢を貫くのだろうかとサイゾーウーマンが報じた。
編集者:いまトピ編集部