2023/10/1 13:49

【公開】日清食品『どん兵衛』CM起用へ

どんぎつねAmazon

お笑いコンビ・金属バットが28日、日清食品「どん兵衛」の公式X(旧Twitter)に登場。どん兵衛のキャラクターである「どんぎつね」に扮してきつねダンスを踊る動画が公開されている。

金属バットといえば、昨年『M-1グランプリ』(テレビ朝日系)のラストイヤーに臨み、ワイルドカードで敗者復活戦に残ったものの敗退。念願の決勝進出を果たせずに挑戦を終えていた。

だが、その裏で毎回話題になっていたのが、友保隼平の「どん兵衛」大量持ち帰り行為。時には箱ごと持ち帰る姿を『M-1』の舞台裏カメラにたびたび捉えられたほか、友保自身も自らのXアカウントで、その“犯行”を自慢げに披露していたこともあった。

その甲斐もあってか、どん兵衛の公式に補足された金属バット。今年も予選が始まり『M-1』が盛り上がってきたタイミングでのCM起用となったようだ。


友保は、おそらくどん兵衛のCMを獲得するつもりでそれを持ち帰っていたわけではないだろう。18年から5年連続で準決勝に跳ね返され、そのたびにブラッシュアップされていった漫才の本ネタからは、彼らが『M-1』にかける意気込みがビンビンに伝わってきた。

胸を裂くような悔しさの中で、友保は「どん兵衛持ち帰りネタ」をこすり続けた。カメラが回っていれば、楽屋だろうがどこだろうが、芸人としてお笑いをやり続けた。その結果が、今回のCM起用につながったということだ。


お笑いに限らず、芸能事務所にとって所属タレントのCM起用は大きな収入源。というより、収益構造としてはCMを獲るためにタレント活動をさせているといったほうが実像に近いだろう。当然、出演するタレントに支払われるギャラも、テレビや営業ギャラとは桁違いのものになる。

日清食品のようなナショナルクライアントによるCM起用とは、若手芸人にとって本来、『M-1』優勝のその先にあるものだったはずだと日刊サイゾーが報じた。

金属バット「どん兵衛」CM起用の快挙! 『M-1』舞台裏カメラの功罪とは|日刊サイゾー 金属バット「どん兵衛」CM起用の快挙! 『M-1』舞台裏カメラの功罪とは|日刊サイゾー

編集者:いまトピ編集部