2023/9/30 19:25
芸能界から追放、降板で女優引退騒動…同棲相手の俳優が「俺の女だから…」大暴言

かねてからテレビ関係者の間で「嫁いびりをする小姑役を演じさせたら日本で5本の指に入る名優」として高い評価を得ていたのが、ドラマ「渡る世間は鬼ばかり」(TBS系)に出演していた沢田雅美だ。
ところが1995年4月、そんな沢田をめぐって「芸能界から追放」「女優引退」「行方不明」等々、なんとも物騒なタイトルの記事が、新聞や雑誌で一斉に報じられることになったのだ。
発端は同年1月16日深夜、沢田が育ての親でもあり、「渡鬼」プロデューサーでもある石井ふく子氏への電話だった。3月の明治座、5月と6月の芸術座、9月の名鉄ホールでの舞台降板を申し入れ、その際に「女優を辞めてもいい」と発言。さらに途中で電話を代わった同棲相手の俳優(現在の夫)が酒に酔った勢いで、大暴言を吐いたというのだ。それが、
「おい、テメエ、大プロデューサーさんよ~ッ!雅美は俺の女だから、仕事ができなくなっても俺が食わせるからいいんだッ」
というものだったらしい。
石井氏は山岡久乃をはじめ、池内淳子、長山藍子、泉ピン子ら女優軍団を率いる石井ファミリーのドン。しかも14歳でデビューした沢田は、彼女を母親のように慕ってきただけに、たちまち大騒動に発展することになったと、アサ芸プラスが報じた。
編集者:いまトピ編集部