イオン『トップバリュ』31品目値下げも「だまされてはいけない」

イオンが9月25日より、プライベートブランド(PB)「トップバリュ」の31商品を値下げしし、ネット上では企業努力を称賛する声が相次いでいるが、トップバリュをよく購入する利用者には違った印象を与えているようで、不満の声も漏れ聞こえてくるという。
「値下げが実施されたのは全国のイオンやイオンスタイルなど全国約1万店舗で、『リサイクルロングトイレットペーパー』や『サラッとこくうまサラダ油』『コクとキレのしょうゆヌードル』など生活必需品の中で特に要望の多かった31商品を厳選して、2〜15%価格が引き下げられました。イオンによると、小麦や食用油など一部の原材料価格が安定し始めたことに加え、企業努力を推し進めたことで値下げが実現したと説明しています」(社会部記者)
しかし《値下げに騙されてはいけない》といった声も上がっているようで、経済ジャーナリストは
「イオンは今年からトップバリュをリブランディングするとして、全アイテムの50%に相当する約2500品目を新発売、もしくはリニューアルしているのですが、例えば1本85円だった『バーリアル』は『バーリアルグラン』にリニューアルされて118円になるなど、多くの商品が実質的に値上げされています。また、リブランディング以外の商品も価格据え置き宣言終了後はたびたび値上げが行われていて、9月にもいくつかの商品が値上げされているのですが、それについては店頭表示のみで公式サイトや公式X(旧Twitter)でのお知らせもなく、値下げする時だけ大々的に告知していることを不満に思っている利用者も少なくないようなのです」
と語っていると「アサ芸ビズ」が報じている。
編集者:いまトピ編集部